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木村よし さんの投稿された作品が5件見つかりました。

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  • ばかちん。

    よく、わかんないんだ。なにが?お前のこと、どう思ってるのか。は?意味わかんないし。あーだからさー。うん。ぶっちゃけ、前みたいにお前のこと可愛いとか思わなくなったわけ。………。いや、怒んなって!…で?うん、たださ、最近お前バイトで忙しいじゃん?うん。一緒にいる時間、かなり少なくなったじゃん?うん。そしたらさ、お前と一緒にいる少ない時間の間、なんていうか、本当前みたいに興奮したりしないんだけど………
    木村よし さん作 [259]
  • オトモダチ?

    晴花は、その『友達』を美咲ちゃん、と呼びました。髪は長く伸ばしていて、服はいつも同じ、赤いワンピースを来ているのだそうです。しばらく様子を見ていましたが、あまりにその現象が長く続くので、気味が悪くなり、夫に相談して御祓いをしてもらうことになりました。一週間後の日曜日。朝から儀式のようなものが行われて、私たちは、ただ見守ることしかできませんでした。御祓いの間中、晴花はなんだかそわそわしていて、「ど
    木村よし さん作 [671]
  • オトモダチ?

    三年前の話をします。結婚して六年めの私は、四歳になる娘の晴花も元気に育ち、夫の仕事も軌道に乗り、理想の家族としか言いようのない、幸せな日々をおくっていました。そんな時、たまたま通り掛った道でオープンハウスをしていて、何気無く家族で中を見せてもらいました。そんな時、たまたま通り掛った道でオープンハウスをしていて、何気無く家族で中を見せてもらいました。そこは日当たりもよく、風通しも良かったので私たち
    木村よし さん作 [759]
  • ばいばい、浩介 ?

    「どうしたの?そんな走って…」「お前に、まだ言ってないこと、あったから」そう言って、浩介はゆっくりと頭を上げた。二人の視線が、絡まる。「好きだ」何限目かのチャイムが、静かに響いた。「お前のこと、ずっと好きだった」長い影がゆらりと動く。「浩…」「あ、返事はさ、また今度でいいから」言いながら、浩介は恥ずかしそうに頭を掻いた。「じゃ、またな」最後に浩介は、いつもみたいに明るく笑って。ゆっくりと、校舎の
    木村よし さん作 [286]
  • ばいばい、浩介 ?

    さよならを言いたくなくて。私は、嘘をつきました。「え、お前、転校するんの?!」浩介は、少し驚いたように、背もたれに預けていた体をがばりと起こした。「あ、うん」「マジかよぉ。全然知らなかったし。で、いつ引っ越すわけ?」「家を出るのは来週だけど…準備とかがあるから、学校は、今日が最後、かな」私は、なるべく雰囲気が暗くならないように気を付ける。「は?!今日最後?!」私の答えにがっくりと肩を落とす浩介。
    木村よし さん作 [327]
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