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お笑い大好き さんの投稿された作品が8件見つかりました。
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今はまだ…
一緒に働いていた人と離れる事になった。私はその人が好きで仕方なかった。職場では雰囲気的に凄く威圧感がある。仕事が終わった瞬間に漫画の話で皆と盛り上がったりしてた。ギャップが堪らなかった。送別会では、隣に座った。酔っていた勢いで肩に手を回されていた。そして彼は言った。『お前みたいな特徴のある奴とは滅多に会えないから、寂しいなぁ。』ねぇ、今私は何を思っているか、知ってる?私は貴方が好きだよ。ただの後
お笑い大好き さん作 [306] -
僕は星になる
小さい頃から一人。誰も信じられないから。裏切られてばかりで。だけど一人だけ、心から好きになった人がいた。僕はもうすぐ星になる。『末期ガン』という悪魔に追い掛けられながら。『僕』という存在は無くなるから、唯一、信じて愛した君が幸せになれるように願いながら、僕は星になるよ。
マイ さん作 [271] -
ずっと(2)
ねぇ、貴方は今いるお店で、今何しているのかな?メールも反ってこないし、電話も出てくれない。それほど貴方は忙しいのかな…。貴方の声が聞きたいよ。貴方の言葉がほしいよ。このまま、どんどん離れていっちゃうのかなぁ。そう考えちゃう程、今、全ての体の細胞が貴方を求めてる。貴方が唯一触れた、髪の毛を触りながら、ポツリとささやく貴方の名前。1年離れていても、鮮明に覚えている貴方の顔、声、指、体、いつも吸ってい
アユ さん作 [353] -
幸せ
歌っている時が、幸せ。音楽を聞いている時が、幸せ。歌が無くなったら、生きる意味がない自分。今、歌を取り上げられるかもしれない恐怖と戦っている。笑えない、泣けない、痛みも感じない。喜怒哀楽が無くなったような感じ。自分を否定されても何も感じない。でも、唯一、音楽にしがみついている事で正常を維持してるんだ。そんな自分に笑っちゃう。他に大切なものは無いのかってね…。何が1番幸せだったかな。音楽でよかった
アユ さん作 [328] -
少女の物語(3)
ある日、凜は彼の家に行ってお酒を飲みながら話していた。突然、彼に抱きしめられた。凜『…どうしたの?』彼『いや…なんでもないよ。ただ、抱きしめたくなっただけ。』その時の彼の顔は、明らかに曇っていた。しつこく聞くのは余り好きでは無かった凜は、あとは何も聞かなかった。その瞬間、部屋の呼び鈴がなった。彼が外を覗くと、奥さんと子供がいた。どうやら遊びに来たみたいだった。2人はやばいと思い、凜は靴と鞄を持っ
凜 さん作 [253] -
ずっと
マイは高卒入社で、今年二十歳になる。転勤が多い会社で、1年たたないうちに異動が決定していて、他県へ異動した。マイは、大卒入社で同じ店舗に配属されていた同期に好意を抱いていた。『ねぇねぇ、マイ達、もうちょっとで異動だね…。』大卒の彼もまた、異動が決定していた。「大丈夫だって!不安?」『うん、誰も知らないし、1人になっちゃうし…。』「俺やここの店舗のみんながいるよ、だから安心していいんだよ。」『…う
アユ さん作 [296] -
少女の物語(2)
凜は高校生になった。自分の心を隠す為にワザと明るく振る舞っていた。やっぱりストレスが溜まってしまった凜は、ハンドボール部に入部した。背は低いけど、キーパーをしていた。先生に1ヶ月志願してキーパーになった。初めての高総体。1つのコートを男女兼用で試合をしていた。そこで凜は、初めての恋をした。2才、年上の人だった。次回の県大会を最後に引退。凜は勇気を出して話し掛けた。凜『あの…』先輩『あ、1番背の低
凜 さん作 [268] -
少女の物語
この話は、ある少女の、まだ終わっていない物語−1凜『…お父さん?お父さん!?起きて!起きてよぉ…。朝はあんなに元気だったでしょ?』凜が小2の終了式の為に学校へ行った直後、父が倒れて昏睡状態になっていた。母『凜、お父さんね、今いる病院だと治らない病気なの。だから、治せる所に引っ越すからね…。』凜『…お父さんは死ぬんでしょ?治んないんでしょ?凜、知ってるよ?お父さん、峠が近いんでしょ?先生が、お母さ
凜 さん作 [265]
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