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Siki さんの投稿された作品が24件見つかりました。
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君の温もり 2
再び沈黙がおとづれた。 次に沈黙を破ったのは琴美だった。「どんな毎日でも、私は浩司を愛してる。でも今わ浩司が分からない」琴美は涙を我慢しながら俺にそういった。「……不安にさせてごめんだけど琴美、こんな俺でも感謝してるんだ!大変だったあの時も、苦しかったあの時も俺のそばにいてくれて!」俺は琴美を不安にさせていた事を知り涙が出た。「本当に?」「あぁ!俺が頑張れるのはいつだって琴美がそばにいてくれるか
Siki さん作 [537] -
君の温もり 1
琴美と同棲を始めて一年いつものように仕事を終え家に帰った。「ただいま」いつも出迎えてくれる琴美がいない。テーブルの上に一通の手紙があった。【愛してる。サヨウナラ】たったそれだけの文、俺はただ悲しむ訳でもなく理解した。一人食事を済まし、風呂に入り床に着く。いつもと変わらない行動。ただ琴美がいないだけ。朝目を覚まし朝食をとる。今日の休みは何をしようか考えていると涙が出た。【琴美がいない】【いつ頃から
Siki さん作 [654] -
一日彼女 〜絵美の目線〜
私の彼氏は優しい。こんな私を好きでいてくれるから彼氏の名前は歩、十九歳私の名前は絵美、十八歳私達の一日はこうして始まる。「はじめまして!貴方が歩君?」「そうだよ、絵美ちゃん」こうして私達の一日が始まる。何度この会話を繰り返したのか私はわからない。私は十八時間しか記憶が保てない。歩君の事も手帳が無ければ忘れたままになる。今日のデートも明日になれば忘れてしまう。それでも歩君は私に優しく微笑んでくれる
Siki さん作 [383] -
一日彼女 〜歩の目線〜
僕の彼女は少し変わっている。どんなに好きでも一日しか付き合えない。彼女の名前は絵美、十八歳僕の名前は歩、十九歳。絵美との一日はこうだ。「はじめまして!貴方が歩君?」「そうだよ、絵美ちゃん」最初はぎこちなく、こうして僕達の一日が始まる。「どこか行きたい所ある?絵美ちゃん」「ちょっと待ってね」と言うと絵美は一冊の手帳を取り出した。「今日は植物園に行きたいなぁ」そしてたわいもない話をしながら植物園に向
Siki さん作 [472] -
プロポーズ
今日は朝から飛び起き絵美に電話した。まだ少し眠たそうだ。「今日は六時にあのバーで待ち合わせしよ」「……ウン」ちゃんと聞いていたか少し不安があったけど俺は準備の為に朝から動き回った。そして家に帰りスーツを来て待ち合わせ場所に向かった。待つ事数分絵美が来た出会った場所だけあって昔話で盛り上がったそしてバー後にした。そして予約しているホテルに向かった。チェックインをし、最上階の部屋に向かった。部屋には
Siki さん作 [524] -
浮気
夕べから郁美と話してないそれはこんな理由でだ。「電話だよぉ?……まぁ良いや出てみよ」(もしもし)(女!)風呂から上がった俺に郁美は携帯を投げつけて、泣きじゃくり何も聞こうとしない。困った俺は郁美に「じゃぁ通話明細取り寄せて見れば良いじゃん」それでも郁美は気分が晴れない見たいだ。正直ちょっと可愛く思う。そして俺は郁美に「あれはただの友達だよ。」「晴輝はもっと若い方が良いんだ!年とると捨てられるよぉ
Siki さん作 [587] -
Love a Minute 3‐2
家につく頃には結衣も落ち着きを取り戻していた。部屋に戻りもぅ一度話を聞いた。信じられなかったが結衣は本気で私に好意を持っていて今の生活から逃げたいらしい。私は結衣に「止めた方が良い、俺は人に好かれるような人間じゃない。それに、逃げるのは精神的にも肉体的にも疲れるから」すると結衣は「止した方が良いと言われても好きになった物は仕方ないよ!それに海斗君は逃げてるんでしょ?私も連れていって…お願い」私は
Siki さん作 [327] -
Love a Minute 3‐1
仕事と住む所が決り生活にも馴れてきたある日、結衣から泣きながら連絡あった「助けて」私は心配になり会う場所を決めその場所に向かった。待つこと数分結衣が来てその姿を見て驚いた。怪我だらけだったからだ。「何があった?」最初話さなかったが無理やり聞き出すと彼氏にやられたらしい。正直に言うと私も女に手をあげる事はあるが、しかし此処までひどくはない。腕は折られたらしくギブスで固定してあり顔にはアザが目立つ。
Siki さん作 [397] -
Line
うなだれた午前3時ひどく寝付きが悪い日に彼女が俺の隣で幸せそうに寝ている思わず怖いことを考えてしまった。【もし明日こいつが死んだら】考えたくないでも必ず来てしまう人の死。二度と声も聞けない。こんな事を考えるのは親友……いや、兄弟のような奴が死んだからだ。今でも信じられなくて携帯のメモリーは消せないでいる。生きてた頃はくだらない理由でも連絡してた、でもあいつはいきなり死んだ。そんなことを考えている
Siki さん作 [382] -
記憶
ある日見知らぬホテルで目が覚めた。隣には見知らぬ男が血だらけで死んでいた「私が殺したの?」記憶がハッキリしない。何があったのか考えてみる。私の名前は赤月若葉。この男は石原祐樹私の彼氏だ。記憶を辿って行くと一人の人物を思い出した。それは赤月双葉私の姉だ。私は急ぎ姉に連絡を取ろうとしたが連絡先が分からない。困惑していると突然意識が途切れた。次に目が覚めると警察官が立っていた。事情を聞くと赤月双葉から
Siki さん作 [692]