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ヤルンヴィドの番犬 さんの投稿された作品が180件見つかりました。

 
  • フィンブルの冬

    突き刺すような風。剣のような雪。狼のように荒れ狂う命。フィンブルの冬は黄昏の前触れ。決して暖かくなる事のない、永遠に似た冬。風の冬、剣の冬、狼の冬からなるそれは、理念も理性も理想も理解も冷たく奪い去っていく。心に温もりを失った命たちが、理由もなく殺し合い、親子も、兄弟姉妹も、師と弟子も、恋人同士も、夫婦も、全ての関係が崩壊する。殺し合う。三度続いて訪れる絶望の冬は、一体どこへ来るのか。この大地?
    ヤルンヴィドの番犬 さん作 [423]
  •  『クライアナノナカ』    の真相

    まず最初に、私自身の保護のために、自分の名前ではなく、ハンドルネームで投稿している事をご容赦頂きたい。突然だが、これを見ている方々は、世間で言う所の『怪奇現象』を信じるだろうか。信じる方には悪いが、私は正直余り信じてはいない。こういうものは、多くは人の心や、不安が造り出すと思っているからだ。だから、私はそれを暴き、そうである事を白日の下に晒すために、世間で言う『三流ゴシップ誌』で、オカルトコーナ
    ヤルンヴィドの番犬 さん作 [495]
  • ダーインスレイヴという邪剣

    さぁ、我を抜くがいい。理性という名の鞘から我を解き放つがいい。さすれば、お前に立ちはだかる様々な困難や障害など屠ってくれよう。邪魔者も、害を成す者も軟弱な『愛』も全てをつちくれにしてくれよう。そう、我こそが力。ひと振りすれば、命の灯など消し飛ぼう。強い力こそがお前を、より強くするものだ。我は、肉を裂き、血を浴びるために存在する。肉を裂き、血を浴びる事こそ我が欲望。さぁ、我に浴びせよ。破壊した証た
    ヤルンヴィドの番犬 さん作 [402]
  • 殺『神』事件と人の生

    神が殺された。被害者は、光の神。犯『神』は分かっている。トリックスターと呼ばれる神だ。光の神の弟神である盲目の神を彼がそそのかし殺させたのだ。凶器はヤドリギの槍。ヤドリギだけが、光の神を殺せる唯一の存在だったからだ。本当は、全てのモノは彼を殺せないはずだった。過保護な彼の母親が、その祝福を与えようとしていたからだ。だが、手違いがあり、ヤドリギだけはその祝福から外れた。そこを利用したのだ。分からな
    ヤルンヴィドの番犬 さん作 [425]
  • ナグルファルという渡し船

    さぁ皆の者 爪を切れ長く伸びた その爪を命はいつか 消えていくそれは明日やも知れぬのだ長く伸びた死者の爪を冥府で欲する者がいる死者の爪を剥がしては船を造る者がいるやがてその船出来たなら怨み持つ死者引き連れて地上へ向けて 舵を取る恨みと憎しみ引き連れて冥府を越えてやってくる明日死ぬやも知れぬのになにゆえ人は爪を伸ばす悪魔のように伸びた爪欲する者が冥府に居るのに明日死ぬやも知れぬ事忘れ去ってしまった
    ヤルンヴィドの番犬 さん作 [378]
  • ティルヴィングという魔剣

    そもそも、その剣は人間の忌み嫌われる感情をきっかけに鍛えられた。恫喝と暴力。虐げられた小さな人は、恫喝と暴力に屈し、憎悪と悪意でもって剣を鍛えた。どんな英雄でも、どんな悪党でも、どんな暴君でも、その剣の前では紙に等しい。また、その剣は持ち主の願いを三度叶えるが、必ず呪われた祝福をもたらす。圧倒的な力と、それに伴う自らの命へのリスク。それでも、人はその力を欲する。例え呪われた力でも、大きな力に人は
    ヤルンヴィドの番犬 さん作 [370]
  •   クライアナノナカ     の真相      〜取扱説明書〜

    皆さん、お疲れ様です。しれっと帰ってきましたディナーです。賛否両論あると思います。ディナーとしても、皆さんを不快にさせたくありません。ですので、今後は作品投稿と、そこへいただいたコメントへのお返しだけにさせて頂きます。ご了承下さい。さて本題。久々にサイトを見て驚きました。前に四回載せて頂いたクライアナノナカに、全部『!』が付いていたのです。…感無量です。三人目なんて酷いのに(笑)ついつい七人目ま
    ディナー さん作 [471]
  • 命を支える樹

    空が落ちたら世界は終わる。空が落ちたら命は絶える。だから、そうならないよう支えるものがある。それは一体何だろう。目に見えないそれを探る時、目に見えない何かなのだろうと推測する。それは『愛』であったり『希望』であったり『夢』かも知れないし『心』かも知れない。もしかしたら、自分以外の『誰か』という可能性もある。ともあれ、その見えざる何かが、空と大地を支える樹となっているのだ。しかし、それには様々な障
    ヤルンヴィドの番犬 さん作 [400]
  • 地上のロカセナ

    命は争う。時に肉体を、時に心を傷つけあう。皆の言葉の凶器の矢面に立たされる者。皆、口々にその者を罵り、謗る。だが、その者とて黙ってはいない。一つの口で、無数の口々と斬り合うのだ。さながら、それは修羅場か醜態か。確かに、その者には明らかな非があった。だが、それだけだろうか?その者を罵る周りには、完全に非がなかったのだろうか。その者にしか、非はないのだろうか。では、その者をそこまで追いやり、追い詰め
    ヤルンヴィドの番犬 さん作 [405]
  • …クライアナノナカ………………七人目…………

    ゲームが好き。働くのは嫌い。ネットが好き。動くのは嫌い。だから、部屋から余り出ない。飯は親が勝手に持ってくる。トイレは2階にもあるし。だから不便しない。働かなくても問題はない。今ハマっているゲームは、サイ○ント○ルだ。特に地下水道エリアがいい。ゲーム内でも特に暗くて、間違ったルートを進むと壁一面が錆と血脈で赤黒くなっていく。あの恐怖感がたまらないから、部屋は真っ暗にしている。こないだ、久々に下に
    ディナー さん作 [722]
 
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