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ゆき さんの投稿された作品が132件見つかりました。
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届かない手紙
ちょいワルなやんちゃな風貌だった彼。で、恋愛に関しては相当シャイだった彼。ケンカをすると、ちょっと本気で怯えちゃったくらい、時に怖かった彼。周りに誰かいるときは、つい格好つけてしまう彼。でも二人きりだと、うんと年上なのにめちゃくちゃ甘えん坊だった彼。ある日、普通に飲んでた時、さりげなく結婚の話をしていたね。あれが、シャイなあなたにとっては精一杯のプロポーズだったんだね。元気にしていますか?いろん
ゆき さん作 [386] -
愛すること
相手のことを1番に考えて行動すること。これが、愛するってことだと私に教えてくれた男性がいた。その人とは、約10年の付き合い…時期により友人から恋人未満までの間柄でした。でも結局、恋人になれることはなかった。告ったことが私にはあった。でも、友人関係は永遠だから、友人として大事にしていきたいと言われた。気付けば、相当お互いを理解し合い、最高な友人にはなれていた、よね。連絡はランダムにしかとらず、それ
ゆき さん作 [409] -
それは、新人類による罠でした
「1人で大丈夫?」結局出てしまった電話で、第一声で言われたセリフ。「平気だよ」咄嗟に答えたものの、状況を見透かされた気がして、かなり動揺してしまっている。色んな不安な気持ちが、一気に押し寄せてきた。「ホントに大丈夫ならいいけど…」強がりを見せる余裕はホントはない…「…ホントは平気じゃないよ」…弱音を吐いちゃった。「どこにいるの?」「…家」「家解んないから…商店街の角のコンビニにいる」「…わかった
ゆき さん作 [395] -
それは、新人類による罠でした
気持ちの変化で、家に帰りづらくなって来た。近頃めっきり帰って来ない彼。何日にもなってくると、お互いに顔を合わせづらい雰囲気で、避け合ってしまわざるを得なくなってきた。寝場所がないし、結局帰るのだけど、灯りがついてないとホッとするようになってしまった。今夜も冷えきった部屋で、もう修復の難しい関係を思いつつ、やっぱりお酒に逃げてしまう。ここでの生活を振り返り、気付くと涙が溢れだして来た。ふと、電話が
ゆき さん作 [331] -
友情のキス?!
私にとったら好きなひとでも、これが恋人でない場合、どんな間柄と言えば良いのだろう友人か?と聞かれたら、答えに困る…何故なら出会ってすぐに好きになったひとだからで、彼はどう思っているのだろうか…いつも上手にはぐらかされるだって彼女もいるみたいだし、そのクセ軽い男やいい加減な男は最低だと言った手前もあるのだろうでも、会う度にキスをする私から大体仕掛けてしまうけどあえて仕掛けさせて待っているフシがある
ゆき さん作 [408] -
それは、新人類による罠でした
はまった…。でも、もう引き返せない。私は、一回り下に恋をしたのだ。もうルールやら、社会性やらは意味をなさない。恋してしまったんだもの。大好きなんだもん。もう止められない…
ゆき さん作 [380] -
それは、新人類による罠でした
それから、表向きは普通の日常が過ぎて行った。実際は、仕事の後、さらに何度かご飯を食べる機会があった。「あー、どうしよう…」久しぶりに家で仕事終わりのビール飲みつつ呟いていた。雰囲気が伝わってしまうのか、近頃彼の帰りが遅い、帰って来ない日も出て来た。「今日は帰って来るのかな…」だんだん、顔合わせづらくなってくるなぁ。1人ビールの夜はふけていく…
ゆき さん作 [329] -
それは、新人類による罠でした
恋人気分で楽しい時間は過ぎていった。「ただいま…」真っ暗な部屋に一応声をかける。自分も自分だけど、どうやら彼も帰って来てない様子だと、似たようなものなのかもしれない。同棲解消も時間の問題だなぁ。これは、浮気…?いや、本気になりつつある思いはもうどうしようもない…よね??。年下くんの赤面した顔や、若々しいリアクションなど思い浮かべつつ眠りにつく。完璧に恋をしてしまったみたい…状況的にうまくやらない
ゆき さん作 [338] -
それは、新人類による罠でした
合流して肩を並べて歩き出した。同棲中の彼には、急に職場の人達と飲みに行くことになったとメールしておいた…あながち嘘ではないし。さてとお店に入り食事を始めた。お酒も入りテンション上がるなぁ。「ねぇ、これ美味しいよ。はぃ、あーんは?」「あっ、はいっっ」ちょっぴり赤面してるのか??あーんで赤面な子なんてたまらん(笑)年上ってか、オバさんモードはなるべく避けたい。いやー、楽しい夜に乾杯しまくりだぁ!
ゆき さん作 [354] -
それは、新人類による罠でした
つい会えると思うだけで出勤時間が早くなる。さてっと、飲みに行くのを実行せねば。「いつが空いてるの?」「お任せしますよ」「なら今夜は?」「大丈夫ですよ」やった!…終業時間が待ち遠しい。ようやく終わり、目線だけで何となくやりとりしし、少し早く出る私。お店の立ち並ぶ方向へ歩きかけていると…足音が聞こえて来た。やって来たようだ。楽しい夜の始まりだ。
ゆき さん作 [368]