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もか さんの投稿された作品が177件見つかりました。

 
  • 天国からしたい事(2)

    私は天使の顔を見た。意外とカワイイかも(*^_^*)天使は面倒臭そうにため息をついて、言った。「理解出来た?貴方は死んだのよ。だから、これから上に行く為の手続きするから。」「えっ?まだここは天国じゃないんすか?」「天国よ。言うならここは天国の受付窓口ね。」「はぁ…」「じゃあ、これ契約書だから、よく読んで記入して。」そう言われて、書類を渡された。その書類には身体の事、今までの行いについて、対人関係
    レオン さん作 [414]
  • 天国からしたい事(1)

    嫌な事は後回しにしてた。「明日やればいい」それが私の口癖。まだまだ人生は長いからいつでもやれる。何て呑気に過ごしてた。けど…人生、いつ終ってしまうか分らないもの。私だって、例外じゃない。自転車で通勤中だった。左折してきたトラックに巻込まれて、私の人生は呆気なく終った。気が付くと、真っ白な服を来て頭にわっかを乗せた、絵に描いた様な天使?が一人。「ここは……何処?」「天国。」「はぁ?まさかぁ〜笑」天
    レオン さん作 [436]
  • 肉を食べてはいけない村?

    蜘蛛の子を散した様に、その影は逃げて行った。男達はブルブルと震えながら、火を起して、横たわる男を照した。「うっ」男は無残にも、腹をかっさばかれて、生き絶えていた。「生臭様だ。やっぱり山へ来るんじゃなかった…。」男達は得体の知れない化け物を恐れ、今すぐに山を降りる事にした。暗い山道を歩く。カサッと木の葉が揺れる度にビクッと体が固った。やっとの思いで、村まで降りた。「山上村」立て木に書かれた文字
    レオン さん作 [656]
  • 肉を食べてはいけない村?

    男が死んだ後、村人達は山へ入る事を恐れた。何故なら「生臭様」と言われる得体の知れない化け物がいるからだ。それでも、飢えは容赦なく村人達に襲ってくる。そこで仕方なく、村の男集が集まり、山へ食料を採りに行く事になった。腰に鉄砲やナタを携えて、万全の装備で山へ入る。しばらく歩くと、一匹の兎が目の前に現れた。男達はすかさず、鉄砲で兎を捕らえた。「よし、もっと奥へ入ってみよう。」始めて獣を捕らえた喜びで、
    レオン さん作 [672]
  • 肉を食べてはいけない村?

    今から80年以上も前の事。その小さな村は今年の夏の台風で川が氾濫して、田んぼの稲が全滅した。人々は、嘆き悲しんだ。それでも人々には、無事に残った畑があった。米には負けるが、ヒエやアワの雑穀や南瓜や人参の野菜が育てば、餓える事はない。しかし、不幸な事に今年は"やませ"が吹いて例年に無い程寒い日が続いたので、畑の作物は育つ事が無かった。人々は困り果てた。しばらくの間は、蓄えてあった物を少しずつ食べた
    レオン さん作 [771]
  • まぁ我慢して下さい

    此所で得られる"安定"なんて物は「人生において必要ない物だ」と思って職を捨て家を捨て何かに憑かれた様に街を飛び出したのは19歳まだ子供だったから知らなかった事が一つ人生において"安定"している事がどれ程「恵まれた事」だったか…鞄一つで夢の国TOKYOへWelcomeと待構えてたのは高い物価と餓えと悪人と肉体労働一月で一片悪魔の国TOKYO鼻水垂らして彷徨う中野駅餓えを凌いだコンビニ50円パン悪
    レオン さん作 [394]
  • 優しさだけじゃ駄目なんだよ…

    あのね、一つ教えてあげる貴方の優しさは私を駄目にするの何でかな?約束ドタキャンしたのに「いいよ。また今度ね」って。何でかな?他の男と遊んだのに「いいよ。許すよ」って。私がどんな酷い事しても貴方は「いいよ」って許すね私がどんなに困らせても貴方は毅然と振る舞うよねそんなの何か愛がないよ…ワガママな私がそう言って貴方に別れを告げても貴方は「ごめんね」って…何でかな?本当は貴方に怒って欲しかったんだ
    レオン さん作 [394]
  • タイムカプセル

    大人になれば"強くなれる"と思ってたあの頃思い描いた未来の自分からはだいぶかけ離れて今ある自分は何?なんて問掛けるタイムカプセルに入ってた大人になった自分への手紙夢や理想のつづられたピンクの便箋は色褪せてそれと同じ様に今の自分も輝きを無くしてるあのね、現実はそう上手く行かないのそうやって言い訳して全てを諦めた…色んな事から逃げた…大人になればなる程に色んな事を知れば知る程にどんどん臆病になった
    レオン さん作 [400]
  • 緑の丘 (10)

    あれから、晃司の着信が何度もあったけど、私は電話に出なかった。布団に潜って、一晩中泣いた。いつの間にか朝になっていて、何も結論の出ないまま、私の中で小さな命が育っていく。私は学校をさぼった。何をすべきか…。私は母親が仕事へ出掛けたのを見計らって、リビングの棚の引き出しから保険証と一万円を手に、病院へ向った。朝の産婦人科には、定期検診を受けに来た妊婦や赤ちゃんを抱いた母親達が長椅子に腰掛けてい
    レオン さん作 [468]
  • 緑の丘 (9)

    家に帰ると、母親が新しい恋人と楽しそうに話しをしていた。「あら、お帰り。今日何食べ…」母親が全て言う前に、私は自分の部屋へ入った。「妊娠した」何て母親に言ったら、どうなるか分かってる。ましてや、レイプされて出来た子なんて…。日頃から情緒不安定な人だから、きっと喚き散して、私をこの家から追い出すだろう…。まぁ、それもいいかも知れない。あの男とこの屋根の下に一緒に居るよりかは…。明かりも付けずに、私
    レオン さん作 [491]
 
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