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枝 さんの投稿された作品が3件見つかりました。
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無題
石の外階段を上っていくと小さな中庭に出た人の手が入っていない様子で木々はすき放題に枝葉を伸ばしているし雑草やら何やら生い茂っているそこで彼女は眠っていた「眠り姫」にしては とうが立っているなけれど吹き上げてくる風に黒い睫毛も黒い髪も日焼けした肌も無防備にさらして気持ち良さそうに眠っている姿は野生の獣の様で美しい「ライオンが昼寝しているようだ」獣を起こさないように彼女の傍らにそっと腰を下ろした。こ
枝 さん作 [349] -
死への考察
自分が死ぬという事実を考えると気が狂いそうになるこの世で最も確かな事は生き物はみな死ぬという事誰にでも平等に訪れる死を理屈ではわかっていてもどうしても受け入れられないなんて傲慢な自我なの自分が死ぬという事は自分の存在が無くなる事で今 こうして考えている自分が無くなる事で生まれ変わるとかどうでもいい今の私がいなくなる事が嫌なのだ情景に感動した記憶恋愛の記憶家族の記憶そうした記憶に対しての私の思考や
Beno さん作 [455] -
空中楽園
ちょっとした気晴らしのつもりで 彼は飛行船に乗り込み 世界に名高い'歓楽街'へ向かっていた。その'歓楽街'は砂漠の真ん中にオアシスの様に浮かんでいる筈だ。もっとも 今や大陸のかなりの面積を砂漠が占めているけれども。海と言われる水部分の面積は増しているに 陸地は砂漠化が進んでいる。末期症状…という単語が浮かんで あまりに芸がなさすぎると彼は苦笑した。彼はある都市に学会に出席するために滞在していたが
Beno さん作 [352]
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