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リョウ さんの投稿された作品が13件見つかりました。
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死ぬ間際に見える
小さい頃からそうだった。僕は死ぬ間際の人間を見ると何故かその人の頭上にトカゲが見える。何故だろうか。町中を歩いていると時々、頭の上にトカゲを載せた人を見る。その人とすれちがった後、数十秒すると後ろから車の急ブレーキ音が聞こえてきたりする。今はもう為れた。そのような人を見ても、「この人はもうすぐ死ぬのか」としか思わない。今朝もいつものように起きる。起きて僕は一番最初にテレビを点ける。ニュースがやっ
リョウ さん作 [408] -
(12)潜入
「何だったのよ、さっきのは?」「唐辛子とハバネロの粉末ミックスだ。どんなやつも涙が止まらないぞ。」「そうだったの?」「あーっ、もう限界・・・」どれくらい走っただろうか?流石に限界だ。「そうね、結構走ったし。」立ったままであるが束の間の休息。「一度見つかると逃げるのが大変だからなぁ・・・」恐らく既に全ての兵士に噂が回っているであろう。『タッ、タッ、タッ・・・』「ヤバイ、誰か来た!」とりあえず一番近
リョウ さん作 [536] -
(11)潜入
『まあ、例の物は頼んだぞ。』「わかりました・・・」会話を終えてアリスに無線を返す。「お前、本当に大丈夫なのか?」「何言ってるのよ。ここに来るまで8人殺してるのよ。」確に今ここにいる時点で素人ではない事はわかるのだが・・・(ん?)何だ?何か変な感じがする。「どうしたの?」「いや・・・、別に・・・」その時、『ポンッ、コロコロ・・・』(あっ!ヤバ・・・)大きな爆発が起きてから数秒後。兵士がやってきた。
リョウ さん作 [541] -
?潜入
「グリスさん!説明して下さいよ!」一体何なんだ!?訳が解らない!『わかったから怒るな。そこにいる女はお前の味方だ。』(味方か・・・)そう思いながら横目でアリスを見る。「本当に大丈夫なんですか?」確に仲間は一人でも多い方が良い。但し今回の仕事は訳が違う。今回は見つからずに依頼の物を奪って逃げるというものだ。勿論人数が多い程見つかりやすいし、先程からの喋り口調を聞くと最近の若い女性(?)のようだ。『
リョウ さん作 [446] -
潜入?
全く意味が解らずポカンとするレイズ。「いや、全く意味が・・・」まさか味方のフリして安心した所を・・・「え?ちょっと何よ!」レイズは女に銃を向けていた。「ふざけるな!味方のフリしたって騙されるほどバカじゃない!」これで少しは女も動揺するかと思ったが・・・「ヘッ?」今度は女がポカンとしている。「まあ、そう思われてもおかしくないわね。」と、言いながら女は無線のような物を取り出す。「どうしても信じられな
リョウ さん作 [414] -
?潜入
(流石に無傷は無理か・・・)レイズは銃を持つ右腕で左手を押さえていた。腕からは少量の血が出ていた。今レイズがいるのは基地の通路。辛うじて柱で身を隠しているが、誰かが通路を通れば確実に見つかってしまうだろう。(とにかく動かないと・・・)その時・・・『タッ、タッ、タッ・・・』誰かの走る足音が聞こえて来た。すかさずレイズは柱に身を隠す。(誰だ?この足音は兵ではないし・・・)段々と音が大きくなってくる。
リョウ さん作 [502] -
?潜入
(そうか、もう五年もするか・・・)「あの・・・、タウロス様?」「ん?あぁ、何だ?」「どうしたのですか?難しい顔をされて・・・」「いや、別に何も。それより!奴はこの基地内の何処かにいるはずだ!探し出せ!!」「了解しました!」命令を聞き部下に伝えに行くスペリードを見ながらタウロスは、「遂に来たか、レイズ。今度こそ逃がさんぞ。」そう、呟いていた。続く・・・
リョウ さん作 [567] -
?潜入
「確に本物のようだな」その時、『バンッ!』わずか一秒の出来事。天井から武装した男が六人降りてきた。と、言うより飛び降りたと言う方が合っている。「やはりタダでは返して頂けない、か・・・」一人呟く男。何故ここまで冷静なのか。「さあ、おとなしく捕まっていただこうかな」「でもねぇ・・・、これを依頼主に届けないといけないのでねぇ。」その瞬間男はしゃがみこみ、低空キック。一人つまづきかけたが全員後ろにジャン
リョウ さん作 [501] -
?潜入
「うるさい!いいからよこせ!」流石にタウロスは諦め、社長机(の様な物)の引き出しを開けて、引き出しの底の部分を持ち上げた。すると、画面とスイッチが付いていた。タウロスはその画面に人差し指をあてた。すると画面に『UNLOCK』の字がでた。タウロスはそれを見て横のスイッチを押す。すると部屋の横の壁の一部分が裏返り、箱の様な物がついていた。それを見るなり突入した男は箱を手に取り中を確認。箱の中にはUS
リョウ さん作 [540] -
?潜入
男は走っていた。一流企業のオフィスの様な所を。しかし、彼はその場ととても不釣り合いだった。地味な服の様な物を着て、明らかにマシンガンと思われる物を持ち、走っていた。そして、大きな木製の扉の前で止まり、ノックもせずに入った。いや、突入と言った方が正しいだろうか。中にはいかにも社長の様な40過ぎの男がいた。「お前か、タウロスは?」突入した男が言った。「いかにも、私だ。しかし、ノックぐらいしたらどうだ
リョウ さん作 [643]
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