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ラク さんの投稿された作品が54件見つかりました。
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今、恋してる… [2]
ここ数ヶ月で上達していたオレは、その投げ方が気になって仕方がなかった。そのうち自分の投球にも集中できなくなるほど気になっていた。でも、明らかに下手な投球を見てイライラするのとは違うものだった。集中を切らしたオレの2ゲーム目は最悪になり、結局オレがビリになってしまった。けれどビリになったことは全くショックではなく、オレが考えていたのは隣のレーンの彼女だけだった。だが、いつの間にか彼女達は帰ってしま
ラク さん作 [295] -
今、恋してる… [1]
第一章? 〜集中〜今オレは恋してる。亜美に…。大学に通い始めて早半年、キャンパスライフにも慣れ、サークルで知り合った友達と共に楽しい日々を送っている。カラオケで騒いだり、ボウリングで夜を過ごしたり。やりたいことは何でもしている。それでもひとつだけできないことがある。恋を成就させることだ。事の始まりは1ヶ月前。いつものように大学帰りに友達2人とボウリングに行き、ハイテンションで楽しんでいた。毎回
ラク さん作 [415] -
天
自分の前後左右何があるか?ワクワクドキドキそんなに悪くはない周りの雰囲気に飲まれたら終わりしっかり足を踏みしめて一歩一歩確実に諦めたら終わり努力は必ず報われるワクワクドキドキ敵もいつかは味方地球というひとつ屋根の下にいる空を見上げて…
ラク さん作 [152] -
もう一度…
「失恋から立ち直るには新しい恋をすることが一番」よく耳にする言葉だ…俺はちょうど一週間前、彼女にフラれた。他に好きな男ができたと聞かされた。俺は彼女を心の底から愛していた。そして彼女も俺のことを一途に愛してくれていると思っていた。その彼女に裏切られた…彼女の口から告げられた時、俺の頭の中は真っ白だった。ずっと信用していた人に裏切られた時のショック…完全に信用を失った…認めるしかなかった。「失恋か
ラク さん作 [291] -
宝物26
俺は真紀よりも一足先に食べ終わった。少し後に真紀も最後の一口まできちんと食べてくれた。本当に喜んでくれたみたいでよかった。「ごちそうさま!すごくおいしかった!優くん、今日は私にお金払わせて。こんなおいしいオムライス食べたんだし、私が払うのは当然だって」予想外の発言に少し戸惑ったが、すぐにそれを否定した。「いや、いいって。食事誘ったのは俺なんだから。俺がオムライス薦めたばかりに真紀の選択権奪っちゃ
ラク さん作 [132] -
宝物25
俺は悟った。彼女を作るっていうのは、単純にその女が好きということではなく、その女をずっと守ってあげたい。そういう風に思うことだったのか。真紀は今まで心の中に抑えていたものを全て発散させるかのように言った。「ねぇ優くん、私達、もう付き合ってるんだし、携帯くらい教えてもらってもいいよね?」俺は笑いながら答えた。「あぁ、もちろん。でも何かあった時は必ず俺に言ってくれよ!あんまり俺に心配かけさせるなよ!
ラク さん作 [152] -
宝物24
真紀は驚いた顔で俺のほうをじっと見て言った。「えっ、でも…、優くん、彼女いるんじゃないの?」俺は全く理解ができなかった。「えっ、どういうこと?」真紀はテーブルに置いてあった俺の携帯を指して言った。「そのストラップに貼ってあるプリクラ、彼女じゃないの?」俺はそれを見て笑った。真紀に拾ってもらったそのストラップには俺と綾が高校の時に一緒に撮ったプリクラが貼ってある。「あ〜、この写真か。これ、俺の幼馴
ラク さん作 [182] -
宝物23
「ここのオムライスうまいんだよ!今度来た時は真紀に食べてもらおうと思っててさ!」真紀はそれを聞くと、「じゃあ、私、オムライス食べてみよっかな!」と、即座に言った。俺は真紀を見て笑った。真紀も俺を見て笑った。この笑顔をいつも隣で見ていたい。常に笑顔にさせてあげたい。いつまでも守ってあげたい。俺はやって来た店員にオムライスを2つ頼んだ。店員は俺達の顔を見ると、にこっと笑って去っていった。店員が去って
ラク さん作 [156] -
宝物22
授業が終わると俺は誰よりも早く部屋を出て学食に向かった。早く真紀の顔が見たい。学食に着くと、真紀がもうすでに誰もいない学食の前で待っていた。こんなに早く走ってきたのに、一秒でも早く真紀に会いたいがために。それなのに真紀のほうが先に来てるなんて…俺は息を切らしながら言った。「ハァ…、ハァ…、ゴメン、待った?走ってきたんだけど…」真紀は笑って答えた。「ううん、全然待ってないよ。私も今来たとこ!」真紀
ラク さん作 [133] -
宝物21
俺は不思議に思いながら手を振った。何を「頑張れ」なんだ?真紀に会える、という期待を持ちながら、大学に着いた。俺の中で大学は完全に楽しい夢の世界に変わっていた。阿部の授業もよく聞けば楽しいじゃないか!昼になり、俺は期待を持ちながら学食に向かった。すると俺よりも前にすでに真紀が座っていた。俺は真っ先に真紀のもとに向かった。「ヤッホー、真紀。昨日はどうしたんだよ、すごく心配したんだぞ!」「あっ、優くん
ラク さん作 [124]