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亜恋 さんの投稿された作品が15件見つかりました。
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先輩とアタシ 5
アタシは、火照る顔を隠しながら直斗を見た。直斗の顔も、アタシみたいに赤かった。どうしてだろう。嬉しかった。直斗は、照れながら「普通そんなに素直に答える?」そう言った。アタシは、口をぷくっと膨らませて言った。「女の子達は、ベタベタしすぎなの!直斗に、ベタベタしてムカつく。」直斗は、少し黙っていた。「直斗?」「葵衣。僕のこと好き?」アタシは、直斗の問いに迷わず答えた。「うん。大好き!」「じゃあ、葵衣
葵衣 さん作 [200] -
先輩とアタシ 4
直斗と少し喋った後、いいタイミングで先生の話が終わった。中学校初日の入学式は、なんの問題もなく直斗という友達ができて終わった。アタシが中学生になって、中学校生活に慣れ始めた頃気付いたことがある。直斗はモテる。可愛らしい顔立ちに、たまに見せるかっこいい表情が女の子からの人気を得るんだろう。たまに直斗に、ベタベタする女の子がムカつく。そんな毎日の中で、ある日直斗が、アタシに言った。「葵衣。機嫌悪い!
葵衣 さん作 [202] -
先輩とアタシ 3
教科書を配布された後、プリントを配られた。入部希望届けだった。アタシは、バスケが大好き!だけど、この中学校には女子バスがないみたいで…このときほど男子になりたいと、思ったことはない。ふと横の席を見ると、あの男の子がバスケ部希望と書いていた。アタシは、また見すぎてしまった。男の子が、こっちを見て話しかけてきた。「何部入るの?」話しかけられると思ってなかったからアタシはビックリして答えるのに時間が、
葵衣 さん作 [190] -
先輩とアタシ 2
アタシは、新しい席に座り辺りを見渡した。横の席は、空いたまま。後ろの席は、女の子が座っていた。ロングでストレートの、綺麗な黒髪の女の子だった。先生が来る5分前、横の席に誰かが座った。横を見ると、可愛らしい男の子が座っていた。アタシが見すぎだったのかな…男の子がこっちを見て、ニコっと笑った。ガラッ教室の前のドアが開いて、先生が入ってきた。いろいろ説明を聞いて、体育館へと向かった。入学式。校長先生の
葵衣 さん作 [280] -
先輩とアタシ
中学生。アタシにとって、いい恋を沢山する。でも、違うんだよね。いい恋をするためには、つらい恋を経験しないといけないんだ。いい恋は、簡単には手に入らない。一番そばにいてほしいと思う人も、簡単には手に入らない。やっと気付いた。アナタに出会って。ねぇアナタにとってアタシは、なんですか?アタシはずっとアナタにとって、ただの後輩でしたか?アタシの名前は、柚木葵衣。この春、中学生になる。新しい制服。新しい学
葵衣 さん作 [227]
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