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麻呂さんの投稿された作品が616件見つかりました。

 
  • 奈央と出会えたから。<334>

    ♪ ♪ ♪ ♪ ♪〜♪『あはっ。ユカからメールだ。』『まさか、カラオケ呼んでねーから拗ねてるんじゃねぇよな?!』『違うよ。だって、ユカは夏期講習に行ってるんだよ。』『マジで?!暇なのは俺達だけってコトか。』『暇じゃないよ!!聖人‥夏休みは、あたしと2人で勉強会しようねって言ったじゃん。今日のカラオケは息抜きだよ。』『ん〜。そうだったよなァ。ごめん!!』そっと携帯を開いてみる――《奈央。カラオケ楽
    麻呂 さん作 [453]
  • 奈央と出会えたから。<333>

    『ぶっ。ハハハハハッッ。は、腹痛ぇ〜。アイツらって、いつも、ああだよな?!』聖人ってば、涙を浮かべながら笑ってる。『あはは。きっと、それだけ仲がいいってコトだよね?!』『まぁな。』ほらねそっくりなサルが僕を指さしてるきっとどこか似ているんだ僕と君のように――(川村かおり“ZOO”より)
    麻呂 さん作 [523]
  • 奈央と出会えたから。<332>

    『じゃあ、あたしとサトルは、こっちだから。じゃあね、奈央ちゃん♪』ミズホさんが、にっこり微笑む。そして、その横に立つ、サトル君も。『聖人。今度、氷室のLIVE一緒に行こうゼ。』『おぅ。チケット、なかなか取れねぇケドな。』聖人が、タバコに火を点けながら答える。『あはっ。聖人の氷室は最高だったね♪声質似てるし。ねっ♪奈央ちゃん♪』巻き髪を指先に、くるくる巻き付けながら、ミズホさんは、ちらりとあたしの
    麻呂 さん作 [505]
  • 奈央と出会えたから。<331>

    『や、やめてぇ―!!』『サトル君、お、落ち着いて!!』『もう少しボリューム下げろ!!耳痛てぇ―ッッ!!』こんな調子で時間は刻々と過ぎて行き――この日は、結局3人で4時間歌っちゃった。サトル君の大暴走にはビックリだったケド、久しぶりに、ミズホさんとサトル君に会えたコトが、あたしは嬉しかった。そして、あなたの歌を聴けたコトも‥ね♪“わがままジュリエット”“JUSTY”ともに、BOOWY 4th AL
    麻呂 さん作 [572]
  • 奈央と出会えたから。<330>

    『‥‥しゃーねぇな。高いゼ?!』聖人は、そう言うと椅子から立ち上がり、ミズホさんから受け取ったばかりのマイクを、氷室スタイルに持ち直すと、“わがままジュリエット”を歌ってくれたんだ。無き顔でスマイルすりきれてシャイン踊るならレインピントはずれのわがままジュリエット『へぇ〜♪上手いじゃん?!聖人。ねぇ、奈央ちゃん?!』ミズホさんが、大きな瞳をキラキラさせながら、あたしに言った。『はい‥‥。あたしも
    麻呂 さん作 [626]
  • 奈央と出会えたから。<329>

    『キャ〜ッッ♪4人で集まるのって、何ヶ月ぶりだろうね♪なんか、ドキドキするぅ。』カラオケの曲名を検索する為の分厚い本を持ちながら、ミズホさんが言った。『奈央ちゃんにも本見せてやれよ、ミズホ。独占すんな。』サトル君があたしに気を遣ってくれるのが嬉しかった。『ミズホさんとサトル君、先に曲入れてください!!』あたしが、お2人にそう言った後に、ちらりと聖人を見ると――ヤバイ。目が合ってしまった☆『ちぇッ
    麻呂 さん作 [513]
  • 奈央と出会えたから。<328>

    * * * * * *1学期が終わり、夏休み――2年生の夏休みともなると、周りは、夏期講習などで勉強に費やす時間が多くなる時期。あたしと聖人は、塾通いをしていなかったから、この夏休みは、2人で一緒に勉強会をしようねって、約束したんだ。ケド、せっかくの夏休み。勉強ばかりしていても楽しくないから、この日は久しぶりに、ミズホさんとサトル君に会って、4人でカラオケに行ったんだ。あはっっ。もちろん、カラオ
    麻呂 さん作 [455]
  • 奈央と出会えたから。<327>

    『聖人。胸苦しくないの?!』ゆっくりと立ち上がった聖人に、あたしが聞くと、『これも、俺のパフォーマンス!!』聖人は、そう言って笑ったんだ。『はぁあ?!信じらんない。あたしら、すごい心配してんのに、そりゃないじゃん!!』ユカが少し、ふくれ気味にそう言ってたケド――『早く行こうゼ!!奈央姫。お姫様抱っこをして進ぜよう〜〜〜♪♪♪』『えっ!!ち‥ちょっと聖人ッ/////』『あははは!!聖人、奈央を責任
    麻呂 さん作 [586]
  • 奈央と出会えたから。<326>

    そのトキ、あたしは、すぐに聖人の異変に気付いた。胸を押さえて、その場にしゃがみ込んでしまったんだ。『聖人の様子が変!!ユカ、あたし聖人のトコ行ってくる。』『待って、奈央。あたしも行くよ!!』おそらく、捻挫をしたと思われる足を引きずりながらも、あたしは、ユカに手を貸してもらい、聖人のもとへ急いだ。『聖人!!大丈夫?!』とっさに掛けた声。聖人は、あたしの声に気付いた様子はなく、胸を押さえながら、うず
    麻呂 さん作 [512]
  • 奈央と出会えたから。<325>〜訂正版〜

    『奈央!!大丈夫?!立てる?!』『うん。大丈夫‥‥じゃないみたい。』『つかまって。保健室行こッ。』ユカに手を貸してもらいながら、何とか立ち上がるコトが出来たあたしは、ユカに支えられながら立ち、聖人の走る姿を見ていた。“すげっっ!!おいみんな見てみろよ!!北岡のヤツ。片っ端から抜きやがるゼ!!”“マジかよ、おい!!なまら早ぇじゃん!!アイツ、あんなに足速かったのか?!”“陸上部でもいねーよ、あんな
    麻呂 さん作 [637]
 
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