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麻呂さんの投稿された作品が616件見つかりました。

 
  • カヤノコイXイブサンタ?

    『あれ?!カヤノじゃん?!』こんな、ばったりと出会えてしまうとは思わなかった。さっき別れたばかりの男、草島が、その横に清純そうな可愛らしい彼女を連れて、わたし達の前を通り過ぎて行こうとしていた。『カヤノ。もしかしてコイツ?!お前の気になる相手ってのは。』通りすがりに吐き捨てる様に言われた言葉。その声はもちろん、わたしの隣に立つ颯太にも聞こえている。『あんたに関係ないでしょ?!それに、初対面なのに
    麻呂 さん作 [423]
  • カヤノコイXイブサンタ?

    颯太を怒らせてしまった。だって、今時いないよ。こんな純粋なコ。しかも、サンタクロースの存在を、未だに信じてるなんて。『颯太‥ごめんね。わたし、ちょっとふざけ過ぎちゃったね。颯太があまりにも真剣に話すから、可愛いなって思って‥‥‥。』颯太は、少しの間だまってうつむいていた。わたし、颯太を傷つけちゃったかも。『ねぇ‥‥カヤノ。』『なぁに?!‥‥颯太。』『僕達、今日1日は恋人同士だよね?!』『うん。』
    麻呂 さん作 [411]
  • カヤノコイXイブサンタ?

    『カヤノ見て。メッセージツリーがあるよ。』『ホントだ。わたし達も書こうよ。』食事を終えてから、クリスマス・イブの夜を、ゆっくりと満喫していたわたし達。『ねぇねぇ、颯太は何て書いたの?!』『えっ?!カヤノこそ‥何て書いたの?!』『よぉし。じゃあ、お互い見せ合っこしようよ。』『え〜っ?!マジで?!僕まだ書き終わってないよっっ。』『早く書けよ!!』久しぶりだった。こんなに心の底から笑ったのは。颯太とい
    麻呂 さん作 [409]
  • カヤノコイXイブサンタ?

    『‥て事は、お姉さん22?!へぇ〜。ハタチくらいかと思った。でもさ、5コくらい、そんな変わらないじゃん。』『変わるよ!!それで、わたし君の事何て呼べばいい?!』『颯太でいいよ。』『じゃあ、わたしの事は、カヤノって呼んで。』今夜は、とても不思議な夜だ。草島に別れ話をされた後に、溢れてきた涙が、自分でも意外だったのと、そして、君とこうして巡り合えた事も――『カヤノ。今何したい?!映画でも見に行く?!
    麻呂 さん作 [427]
  • カヤノコイXイブサンタ?

    『マジで?!やったぁ!!ラッキー!!』すごく素直なコ。今時、貴重な存在かも。『あはは。』『なんで笑うの?!僕、なんか面白い事言ったかな?!』『ううん。何も。』わたし、今日は何か変だ。過去に何度か、こういう風に男のコにナンパされた事は、あったけれど、実際にデートした事なんて1度もなかったのに。『じゃあさ、こうしようよ。今日だけ、僕とお姉さんは恋人同士‥‥ってのはどう?!』『あはは。いいんじゃない?
    麻呂 さん作 [405]
  • カヤノコイXイブサンタ?

    それから、さっき、あのコに話しかけられた場所に戻ったけれど、すでにあのコはいなかった。なんだ。べつに心配なんてするんじゃなかった。からかわれたんだ、わたし。ナンパされるなんて久々だったから、舞い上がっていたのかもね。ばかばかしい。帰ろ。そんなわたしの姿を、どこから見つけ出してくれたのか、気がつくと、あのコが目の前に、微笑んで立っていた。『お姉さん。やっぱり僕とデートしてくれる気になった?!』にっ
    麻呂 さん作 [427]
  • カヤノコイXイブサンタ?

    そこに立っていたのは1人の男のコ。背は、身長162?のわたしより少し高めなくらいで、いかにも、やんちゃ盛りといった風貌の高校生にしては少し童顔に見えるのは、そのクリッとした大きな瞳のせいだろう。『あんたバカじゃないの?!さっきから何でついてくんのよ?!』不覚にもわたし、一瞬このコに見とれてた。『だって、お姉さん泣いてたから。』『そんなのあんたに関係ないでしょ?!』『そうだけど‥。』『もうついて来
    麻呂 さん作 [403]
  • カヤノコイXイブサンタ?

    ジングルベルジングルベル――嫌だ‥‥涙止まらない‥‥‥。カッコ悪っっ‥‥‥。今日は、クリスマス・イブ――街は、クリスマスのイルミネーションでキラキラ輝いていて――そして、その幻想的な世界の中を、たくさんのカップルが幸せそうに寄り添い、歩いていた。こんな日に泣きながら女のコが1人で歩いてたら恥ずかしいじゃん。わたしは、足早に街を駆け抜けてしまおうと、家路を急いでいた。『お姉さん‥‥ひとり?!』背後
    麻呂 さん作 [420]
  • カヤノコイXイブサンタ

    『別れよう?!俺達。』たった一言で、一瞬にして気分を落ち込ませてしまう衝撃の別れ話。そう、わたし、茅野めぐみ22歳。職業は普通のOL。見た目はいたって普通で、ナチュラルメイクにゆるふわパーマのダークブラウン。たった今、5年間付き合った恋人の、草島 尚輝にふられたばかりだった。 『いいよ。別れてあげる。なんかロマンチックねぇ。クリスマス・イブに別れ話なんてさ。』うすうすは感じていたから。あなたに好
    麻呂 さん作 [444]
  • 奈央と出会えたから。<299>

    玄関から正門前を見ると、バイクが2台停まっているのが見えた。ドキッッ――たぶん、1台は聖人のだから、もう1台は、京谷さんのってコトよね?!そして、その2台のバイクの横に視線を移したあたしは、聖人と、聖人より少し高めの長身の男性が立っているコトに気付いた。ミズホさんは、聖人と、その長身の男性に向かい合って立ち、青山さんと成沢さんについてのコトの経緯を説明しているかと思われ、そのミズホさんの斜め後方
    麻呂 さん作 [577]
 
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