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麻呂さんの投稿された作品が616件見つかりました。

 
  • 奈央と出会えたから。<221>

    * * * * * *ユカは、あれからサチヨと一緒にいる事が無くなった。結構似た者同士の2人だから、1度仲がこじれたら、どちらかが折れない限り、ずっとこのままなのかも知れない。2人共、プライドが高そうだし。どちらかと言えば、今回はユカの方が分が悪い気がする。それは、相手が“お喋り”のサチヨだから。ユカは、あれから元気がない――クラスメイト達から言わせると、“自業自得だよ!!”なんて声も聞こえて来
    麻呂 さん作 [637]
  • 奈央と出会えたから。<221>の前に♪♪♪

    こんにちは。何時の間にか200話超えてしまいました。ひゃあ〜〜!!‥‥と言いますか、章ごとに分けろよ!!読みにくいじゃん!!って話ですよね!!そうすれば良かった。後悔してます(泣)このペースでは、年内に終わらせる事は不可能かと思います。一体何処までいっちゃうの?!この物語?!実は‥‥私にも分かりません(笑)誰か教えて。最近仕事が忙しくて、更新するのがキツイです(☆o☆)大して面白くないかも知れま
    麻呂 さん作 [573]
  • 奈央と出会えたから。<220>

    『篠原先生、ありがとうございました。ユカをお願いします。』『はい。分かったわよ。』そして――あたし達は、保健室を後にした――* * * * * *その日の帰り道は――2人にとって――また何時もの帰り道――『聖人。』『ん?!』『あたし‥‥聖人に言いたいコトがあるの。』『うん。』あっさり素直に返事をされると――なんだか調子が狂っちゃう――『あの‥‥。そ‥の‥‥。』『何だよ?!言えよ!!』『だから‥‥
    麻呂 さん作 [555]
  • 奈央と出会えたから。<219>

    『篠原先生。ユカが貧血で倒れちゃって‥‥。』あたしがそう言うと、篠原先生は、ユカをおぶっている聖人に気付いた。『まぁ。それで、北岡君が、秋田谷さんを此処までおぶって来てくれたの?!君、見掛けによらず優しいね?!』『‥‥んなんじゃねぇよ。病人を放っておく訳にいかねぇだろ?!』聖人は、ぶっきらぼうにそう言った。『フフフ‥‥。そう。そうよね!!じゃあ北岡君。ユカちゃんをそこのベッドへ寝かせてくれる?!
    麻呂 さん作 [572]
  • 奈央と出会えたから。<218>

    渋川は、言葉こそ丁寧に、慎重に選んで話していたケド、銀縁メガネの奥の目からは、相変わらず、“冷たさ”しか感じられなかった。恐らく、“悪かった”なんて、これっぽっちも思っていないに違いない。これも、将来“教頭”になる為だと思えば、簡単に演じられる演技よね。タツヤは、ただ黙って渋川の直ぐ後ろに立っていた。『渋川。出世するってのも、なかなか大変なもんだよな?!ま、せいぜい頑張ってくれ。未来の“教頭先生
    麻呂 さん作 [556]
  • 奈央と出会えたから。<217>

    『“奈央ちゃんマジック”?!なぁに?!それ?!』こんな緊迫しているトキに、そんな変な事を言う聖人が、あたしはよく分からなかった。『何でもねぇよっっ!!』そう言って、笑っている聖人の笑顔に、思わず胸がキュンとした――『聖人。ちゃんとユカをおぶってあげてね!!落とさないでよっっ!!』『おぅ。さっきから背中に、柔らけぇ感触がよ‥‥。』『ばっ‥‥ばかじゃないのっっ!!ユカは病人なのよ!!聖人ってば信じら
    麻呂 さん作 [583]
  • 奈央と出会えたから。<216>

    ユカは、その場に呆然と立ち尽くしていた――多分――ユカの耳に、クラスメイト達の声は聞こえていなかった――ただ、ボーっと立ち尽くしていたのは、ユカだけではなく――あたしも同じだった――信じられなかったんだ――ユカの口から出た言葉の数々が。勿論――それは、ユカ本人も思ってるコトだと思う。だって――それは、ここにさっきから立ち尽くしているユカ本人の姿が物語っていたから――『‥‥ユカ?!』あたしは、この
    麻呂 さん作 [535]
  • 奈央と出会えたから。<215>

    『あたし、奈央にして来たコトに後悔してるんだ。だから今、みんなのいる前で、自分の思ってるコト、全て打ち明けたんだ。あたしの身勝手な行動で、サチヨ‥‥あんたを振り回したのも悪いと思ってる。今更だけど‥‥‥。』ユカは、少し俯き加減でサチヨに言った。『ふざけないでよ!!1人でイイコぶんなっっ!!バカッ!!』バンッ―ー‐タタタタタッ―ー‐サチヨは、ユカの言葉に怒って教室を出て行ってしまった。“すげぇ。女
    麻呂 さん作 [559]
  • 奈央と出会えたから。<214>

    あたしが、クラスメイト達から嫌がらせを受ける様になった頃から、ユカはサチヨと仲良くしだしたんだケド、その、サチヨと普段仲の良い筈のユカが、次の瞬間――聖人とあたしが思いも寄らない言葉を――サチヨに対して言ったんだ――『サチヨ。あたし、何だか今になって、自分が奈央に対してしてきたコトに、後悔してるんだ。それに‥‥あんたのその、人の噂や中傷ばかりを掻き集めて、他人に言い触らしてるのを見ていると、最近
    麻呂 さん作 [540]
  • 奈央と出会えたから。<213>

    * * * * * *教室から出て行った渋川は、どうやら保健室に、タツヤの様子を見に行った様だ。『ねぇねぇ。タツヤだけどさ――』さっき渋川に言われ、保健室までタツヤに付き添ったサチヨが、ちょうど教室へ戻って来た。サチヨの話しぶりでは、タツヤのケガは、見た目の出血の多さ程、大した事は無いと分かった。よかった。それを聞いて、あたしは安心した。だって、もしタツヤの鼻が折れてたりなんかしたら――聖人の処
    麻呂 さん作 [587]
 
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