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麻呂さんの投稿された作品が616件見つかりました。

 
  • 僕は君の未来を永遠(トワ)に。<48>

    《よかった!!連絡ありがとう!!お見舞いは後日、行こうと思う。》僕が彼女にメールを返信すると、彼女も直ぐに、こう返して来た。《あたしもお見舞いは、少し後にしようと思ってる。行く時は一緒に行きましょう。所で今日は何か予定ある?!会いたいんだけど。》予想外な彼女のメールに、僕は正直、驚いたけれど、ユキちゃんの手術が無事に成功した事によるお祝いをしよう!!みたいな気分で、多分、僕も彼女も気分はとてもハ
    麻呂 さん作 [429]
  • 僕は君の未来を永遠(トワ)に。<47>

    『暑ぃ〜っっ!!今年は異常気象だな。』北海道の夏は三十度を超える日なんて、あまり無いんだから。汗が次から次へと吹き出して来る。僕は、スーツの内ポケットからハンカチを取り出し、汗を拭いた。しかし、こんな滅多に無い真夏日でも、ネクタイを締めて、スーツ姿でいなければならないサラリーマンて、かなりツライ。よく考えて見ると、ウチの会社の浄水器って、高いだけ高くて、本当はただのボッタクリじゃないのか。僕の仕
    麻呂 さん作 [437]
  • 奈央と出会えたから。<184>

    『どうして聖人君も連れて来なかったの?あなたの彼氏でしょう?母さん、高橋君とミズホちゃんがいたから、聖人君に聞きたい事とかあったけれど、あまり話せなかったのよ。』『うん。あたしもそう思ったけど、お母さんも仕事から帰って来たばかりで、疲れてると思ったから。』『何言ってんの。今度、またゆっくりお話がしたいわ。』母は笑いながら、そう言ってくれたんだ。『お母さん。』『なぁに?!奈央。』『あたし、聖人のコ
    麻呂 さん作 [644]
  • 奈央と出会えたから。<183>

    『あまり遅くなったら、母さん心配するぜ。』『うん。』聖人は、あたしを家の前まで送ってくれた。結局、もう一度今来た道を引き返す事になっちゃった。家の前まで来た時、聖人はもう一度優しくキスをしてくれた。『じゃあな。お母さんによろしく。』そう言うと、聖人は小走りに去って行った。聖人の姿が見えなくなると、あたしも家の中へ入った。『お母さん。』さっき帰って来たばかりの母は、テーブルの上にブッシュ・ド・ノエ
    麻呂 さん作 [644]
  • 奈央と出会えたから。<182>

    『ねぇ‥聖人‥‥。』『ん‥?』『実はあたしもプレゼント用意してるんだ。』『マジで?!』聖人があたしの顔を覗き込む。『はいっっ!!これ。あたしからのプレゼントだよっっ!!』家を出るトキ、こっそり紙袋に隠して持って来たんだ。ちゃんと自分でクリスマス仕様のラッピングにしたんだよ。不器用ながらに――頑張ったんだから――『奈央からのプレゼント?!本当に?!めっちゃ嬉しいな!!』聖人は、凄く嬉しそうに、その
    麻呂 さん作 [651]
  • 奈央と出会えたから。<181>

    『奈央‥‥。手出して。』聖人は、あたしに優しくそう呟いた。『なぁに???聖人。』あたしは素直に手を差し出した。『クリスマスプレゼント。』次の瞬間、あたしの手の中には赤い包装紙で可愛くラッピングされた小さな箱が乗っていた。『嬉しい!!ありがとう聖人。開けてみていい?!』あたしはその小さな小箱のラッピングを綺麗に剥がした。小さな小箱の中に入っていた物は――『わぁ‥お洒落なペンダント。』『俺とペアだぜ
    麻呂 さん作 [681]
  • 奈央と出会えたから。<180>

    『お母さん、あたしみんなをそこまで送ってくる。』『あっ、奈央。これ、あ〇とうのお菓子よ。皆さんにお土産として差し上げて。』『うん。分かった。』そして、みんなジャケットやコートを着始め、帰る支度をしていた。あたしも、お気に入りのミディアム丈の白いコートを羽織り、みんなに渡すお菓子を持って準備万端。『どうもお邪魔しました!!よいクリスマスを!!』聖人がそう一声掛けると、サトル君とミズホさんもそれに続
    麻呂 さん作 [653]
  • 奈央と出会えたから。<179>

    お母さんだ!!カチャリ――『あら。みなさんいらっしゃい。』リビングのドアを開けた母は、両手いっぱいに何処かのお菓子屋さんの、クリスマス用のラッピングをしたお菓子をたくさん持っていた。お母さんてば、サンタクロースじゃないんだから!!!そして、その荷物をテーブルの上にさりげなく置くと、にっこりあたし達に向かって微笑んだ。あたしは、母がそろそろ帰って来る予感こそしていたものの、思わずこう尋ねたんだ。『
    麻呂 さん作 [600]
  • 奈央と出会えたから。<178>

    『サトル君!!』キッチンからその様子に気付いたあたしは、思わず叫んだ。『おい。大丈夫か?!サトル?!奈央。水持って来い!!』一番近くにいた聖人が、サトル君の側に駆け寄る。『サトル!!死んじゃいやあ〜〜!!』ミズホさんが半ベソをかいている。『しっ。大丈夫だから。』聖人はサトル君の背後に回り、様子を伺っている。『ゲホッ‥ゲホッ‥‥‥み、水‥‥!!』サトル君が水をくれと聖人に訴える。『ほらよ、水。全く
    麻呂 さん作 [587]
  • 奈央と出会えたから。<177>

    * * * * * *夜も更けて――そろそろクリスマスパーティーもお開きかなって時間がやって来た。聖人とミズホさんとあたしは三人掛けのソファーに座り、それぞれくつろいでいた。サトル君は、パーティーも後半に近付いてから、目覚めたから、出遅れてしまい、オードブルやお寿司にチキン、ピザにケーキをむさぼりつく様に食べていた。『もう9時かぁ。そろそろお開きにする???』不意に、テレビのクリスマス特番を見て
    麻呂 さん作 [589]
 
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