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麻呂さんの投稿された作品が616件見つかりました。

 
  • 奈央と出会えたから。<26>

    『父親』はあたしの上で腰を振っていたー。『痛い‥痛いよ。お父さんやめて!!‥やめて―ー‐!!』あたしは泣き叫んだー。そんなあたしを無視して、あたしの上で腰を振りながら、『父親』はこう言ったー。『お前の母さんと再婚したのはなーー。』『最初からお前が目当てだったからだよ!!』その『父親』の言葉を聞いた時ー。あたしの背筋に衝撃が走ったー。“オマエガメアテダッタカラダヨ”その日、あたしは『父親』から性的
    麻呂 さん作 [974]
  • 奈央と出会えたから。<25>

    ある日、あたしが学校から帰ってくると家には誰も居なかった。『お母さん?!買い物にでも言ったのかな‥。』あたしは、いつもの様に自分の部屋でルームウェアに着替えていた。すると突然ガチャッと部屋のドアが開き、『父親』が入って来たー。パンティとブラジャー姿のあたしを見ると、『父親』は不気味に薄ら笑いを浮かべてこう言ったの。『奈央‥。俺はこの時を待っていたんだよ‥。』『なぁに?お父さん。部屋を開ける時はノ
    麻呂 さん作 [982]
  • 奈央と出会えたから。<24>

    それに、あたしがこの『父親』に懐かないと、母にも悪いと思ったから。母が好きになった人なのだから、きっと良い人なのだ。今日からこの『父親』の事を『お父さん』て呼んでみよう。あたしはその日、この『父親』の事を初めて『お父さん』て呼んだの。『やぁ‥奈央。初めて僕の事をお父さんて呼んでくれたね。僕はとても嬉しいよ。』『父親』は目に涙を浮かべて喜んだ。今思えば、あの涙はこの『父親』の迫真の演技に過ぎなかっ
    麻呂 さん作 [1,555]
  • 奈央と出会えたから。<23>

    奈央は一言そう頷くと、ぽつり‥ぽつりと話し始めたー。 * * * *あたしの実の父親は、あたしが物心付く前に病気で亡くなったのー。母はその後直ぐに再婚したんだけど、その時あたしは小学校一年生になってた。『奈央。この人が新しいお父さんよ。』『奈央ちゃんて言うのかぁ‥。よろしくね。』『ほら奈央!!挨拶しなさい!!』『いや。奈央のお父さんは天国へ行ったんでしょ?お母さん言ってたもん。奈央のお父さ
    麻呂 さん作 [1,035]
  • 奈央と出会えたから。<22>

    『あたしには誰にも言えない過去があるの。』奈央は凛とした眼差しで俺を正面から見据えながらそう言った。俺は思いもよらない奈央の言葉に驚き、奈央の顔を、ただ見つめる事しか出来ずにいたー。二人きりの部屋の空気が一瞬にして凍り付くのを感じた。先に口を開いたのは奈央だったー。『‥智くん‥。今からあたしが話す事、最初から最後までちゃんと聞いてくれますか?あたしの過去の話。興味無いかも知れないけど、その辺の昼
    麻呂 さん作 [919]
  • 奈央と出会えたから。<21>

    『い、い、い、いやあああああーー。』奈央は絶叫していた。両手で自分の頭を押さえつけ、小さな体を丸めながら震えているー。俺は、今此処にいる奈央に一体何が起こったのか理解出来ず、ただ呆然と立ち尽くしているだけだったー。奈央は何かに怯えている様だった。得体の知れない何かにー。ソレが一体何なのか、俺には知る由もなかったー。『奈央‥大丈夫だよ‥。何も怖がらなくていいから‥。』俺はそう言って、小さくうずくま
    麻呂 さん作 [958]
  • 奈央と出会えたから。?

    そんな目で見られると‥‥。見られると‥。頼む‥そんな目で見ないでくれ‥。俺は欲望と理性の間で戦っていた‥。俺の胸の鼓動が、奈央に聞こえているんじゃないかと思った‥。奈央は俺の胸の中に顔を埋めていた‥。俺はそんな奈央を振り払う事も出来ずにいた‥。『‥‥智くん‥。あたしの事嫌い?』そう言って顔を上げた奈央は、両手を俺の首の後ろに回した‥。奈央の顔は至近距離に迫っていた‥。俺の理性は欲望に負けそうだっ
    麻呂 さん作 [1,032]
  • 奈央と出会えたから。?

    〜訂正とお詫び〜第14話の中の智也と奈央の会話の中で『孫にも衣装』と言う言葉が出て来ますが、正しくは『馬子にも衣装』です。間違えてしまってゴメンナサイ。〜〜〜〜〜〜〜〜〜奈央と出会えたから。?『冗談キツイよ木下さん。』頭を掻きながら俺は言った。『‥奈央でいいよ。』テーブルの上を片付けていた彼女が一瞬手を止め、にっこり笑ってそう言った。『じゃあ、俺の事呼ぶ時は智也でいいよ。』俺はちょっと照れくさか
    麻呂 さん作 [933]
  • 奈央と出会えたから。?

    『ハハハハハハ‥。木下さん最高!!でもね、このドリア、美味いよ。美味い。俺、グラタンとかドリア大好きなんだよね。このホワイトソース系が。』彼女に失礼かなとは思ったが、おかしくて、堪えきれずに笑ってしまった。『‥‥‥。』『木下さん、もしかして天然ボケですかぁ〜?!』俺はちょっと悪ノリしてしまった。良く小学生位の男子が、自分の好きな女の子をわざとからかって苛めてしまう心理に似ていた。『‥‥‥。』彼女
    麻呂 さん作 [921]
  • 奈央と出会えたから。?

    『出来ましたよ。熱いから気をつけてね。』彼女の立っているキッチンの方に目を向けた俺は思わず、『うぉっ‥。』‥と口走ってしまった。何故なら彼女が鍋掴みをはめた両手で支えて持って来た物はー。どっしりとした大きな耐熱ボールだったからだ。マジっすかぁ〜。俺は心の中で叫んだ。『松田君、栄養失調だから、うんと沢山食べてね。』彼女はにっこり微笑んで、俺の前にグラタンを置いた。どう見たって普通の3倍の量はあるよ
    麻呂 さん作 [916]
 
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