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ちゃき さんの投稿された作品が43件見つかりました。
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ひとつの真実
ひとつの真実を隠す為にひとつの嘘をついた嘘はひとり歩きし真実を覆い隠す重くのしかかって誰にも言えなくなりいつしかそれは秘密となる真実は自分だけしか解らないでもそれが1番安心するいつまでも他人には解らない伝えない曖昧なままそれでもいいと思ってる、
ちゃき さん作 [254] -
愛し君
僕が映りそうなほど大きくて潤んだ瞳濡れた唇を舌でなぞり滑らかな四肢を擦りつけてくるそんな君は猫抱きしめる度に喉を鳴らす、
ちゃき さん作 [266] -
スノウキス
目を閉じて空を見上げている冷たい空気が辺りを包む星なんて見ない愛する人がいつも見守っているなんて信じない唇に冷たいものが触れる私の体温にじわっと溶けてゆく目尻に冷たいものが触れる私の涙にじわっと溶けてゆく何度も何度もそっと私に触れるまるであの時のあなたのようにぼやけた目前に小さな白い粒が覆い被さってくる両腕を空に伸ばすいつまでもいつまでもここには雪が降り続ける、
ちゃき さん作 [290] -
あなたに捧ぐ詩
死にたいなんて言わないで下さいでも私もその気持ち少し解るんです誰にも理解してもらえない愛されていないって感じたときに自分の存在があってもなくてもいいような気がして誰かの迷惑になったり傷つけてしまうだけの存在ならば消えてしまいたかった誰かを責めた自分を責めたそんな自分がさらに嫌で孤独だった死にたくてでも生きたくて私は居場所と理解者を求め続けてここまで生きてきた大丈夫あなたが欲しいものはきっと見つか
ちゃき さん作 [276] -
再構築
あなたは最近泣きましたか?自分の表面がボロボロと剥がれ落ちて他人の言葉が胸に染み渡る経験がありますか?少し長く生きていると泣くことが恥ずかしいと感じるときもあるでも泣くことで感情が流れ出てきてあなたの心の器を軽くするのならばそれはあなたにとってのチャンスなのですあなたの心の器に少し余裕があいたならそこに自分の新しい感情と考えが入り込むそうやって自分自身を再構築できればまた一回り成長できるのです人
ちゃき さん作 [246] -
母との電話
ただ寂しくなって声が聞きたくなったから電話したのにお母さんも寂しいのよ色々辛いのよって私の話は半分も聞いちゃいない綺麗な言葉でまとめて最後には帰っておいでってお母さんの気持ちも何となく解るよでもね親に気を遣ってる自分が悲しいよ子供の私が聞き役になってさ相槌打ってるのそれができるようになって大人の自分は少しだけ誇らしくて子供の自分は寂しくて仕方がないんだ、
ちゃき さん作 [296] -
ジクソーパズル
海の絵のジクソーパズルエメラルドグリーンの海が煌めいて何処までも続く水平線に空には白い雲とカモメひとつひとつ試行錯誤しながら形作っていく途中で気付いたワンピース足りないと始めにボードに置いたワンピース無くしてしまった一カ所だけ穴の開いたジクソーパズルキミがいないと全てが完成しないよキミが居てくれたから海を泳ぎたいって初めて思えたんだよキミがワタシの全ての始まり、
ちゃき さん作 [270] -
過食
胃袋をいっぱいにすることで心の隙間を埋めようとする満たされるのは一時だけなのに人間って本能と精神で食べるんだヤメタイケドヤメラレナイそんな弱い生き物、
ちゃき さん作 [330] -
優しい温もり
手を伸ばしたら握り返してくれるそんな期待はなかった君は誰にも平等に優しい人だから踏み込みすぎると君は線を引くでも求めずにはいられなかったほんのりと香水とお酒の香る君はぎゅっと抱きしめてくれたここにいて良いよって教えてくれた哀れみでも同情でもいい優しい温もり今だけは私の腕の中、
ちゃき さん作 [305] -
金木犀
風に運ばれ甘い香漂う懐かしき記憶へと誘う去年の今頃金木犀と君の香に包まれて幸せだった確かに存在したのだと証明するのはこの香だけ線香の漂うこの部屋の片隅は甘い香掻き消す、
ちゃき さん作 [295]