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あゆみ さんの投稿された作品が15件見つかりました。
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第1歩に向けて…
最初はね、忘れようって思った。大好きだったあの人を…。前に進まなきゃって。なくなっちゃう気がした。私がいるって証が。あなたは言った。俺がいなくなったらちゃんと別な人を好きになれって。でも難しいよ。苦しいよ。あなたのぬくもりが、手がすぐ近くにある気がして。手をのばすけど届かないよ。ちゃんと言ってくれなきゃわからないよ。独りぼっちな気がしちゃうよ。やっと触れたあなたは冷たくて、眠っちゃったの?この指
あゆみ さん作 [183] -
最高の恋?
あなたは覚えていますか?あなたに片想いしてたこと。今でも思い出すと温かい気持ちになります!3コ上のあなたに出逢ったのは高1の時でしたね。すごく大人だったあなたにどんどん魅かれていきました。でも「3コ下なんだ!おまえと一緒の中学とか高校は行けないんだな!若いな〜」というあなたの言葉に何度早く大人になりたい!と思ったか…。そして、何度「ほんと素直でいい子だな」という言葉にドキドキしたか…。一緒にご飯
あゆみ さん作 [178] -
陽だまりの居場所 3
及川先生は驚きもせず優しく話を聴いてくれた。それから抱き締めて「無理しなくていいんだよ。泣きたい時は泣いてすっきりしろっ!今日は胸を貸してやろう!おやじで悪いな!」と言われ、あきなは子どもみたいに思いっきり泣いた。いつもの先生とは違った。「よしっ!こんだけ泣いたんだからもうこれ以上泣くことはないな!お前もちゃんと向き合ってお母さんの幸せも考えてやらないとな!お前の親なんだから結構悩んで打ち明けた
あゆみ さん作 [107] -
陽だまりの居場所 2
また補習に向かっていた。しかし、その日のあきなの気分は曇りどころかどしゃぶりだった…。 家で母とケンカしたのだ。母から朝、再婚しようかと思っている人がいると打ち明けられた。あきなにとって小4の時に事故で亡くなった父親の存在は大きく、どうして!?というショックが大きく母を攻めてしまった。及川先生はいつもの笑顔で迎えてくれた。いつも楽しい冗談混じりのトークに花を咲かせる余裕はあきなになかった
あゆみ さん作 [102] -
陽だまりの居場所 1
きっと私の父が幼い頃いなくなってしまったせいだろうか…私は20歳年上のカレの背中を眺めていた。 あきなは18歳の高校3年生で将来は保育士になりたいという夢を持つごく普通の高校生だ。 担任の及川先生は38歳できれいな奥さんと2人の子どもを大切にする英語教師である。あきなは他のどの科目も成績は普通以上であったが、英語だけは苦手であった。大学受験を目指し、夏休みから本気で英語の勉強を始めた。及川先生
あゆみ さん作 [162] -
サマーホリデー?
付き合って3ヵ月、楽しかった夏はとっくに終わり冬の匂いがしていた。りなは辛い決断をした。「かいとを好きな気持ちは今も変わらない。でも、辛いんだよね。お別れしたい。」そうかいとに話しながら涙がとまらなかった。「辛い想いさせてごめん。りなと付き合えて幸せだったよ。ありがとう。またバイト仲間だな。友達以上の存在でいたいけど。」そう言ってかいとは強く抱き締めてくれた。2人が別れた噂はすぐバイト中に広まっ
あゆみ さん作 [190] -
サマーホリデー?
それから、さえとはバイトで会っても話してもらえなくなった。かいとは、バイトの終わりが一緒になると、りなが先にあがって5分後くらいに追い掛けて来てくれ、家まで送ってくれた。デートも重ね、2人で旅行も行った。気が付けば付き合って1ヵ月半が経った。もちろんさえとの距離は縮まることはなかった。バイトの仲間にはさえが「りなにかいとを盗られた」と言い触らされて2人が付き合っていることは、バイト中で噂になって
あゆみ さん作 [146] -
サマーホリデー?
付き合い始めて3日目にいつも通り、さえにバイト後のご飯に誘われた。りなは裏切ってしまった後ろめたさでいっぱいであまり会話がはずまなかった。「誰にも知られてないんだから…」何度となく、りなは心の中で自分に言いきかせていた。しかし、突然さえの口から「最近彼氏できたでしょ?しかも、その相手ってかいとじゃない?本当にのこと言って!」的を得すぎたその言葉にりなは声がでなかった。「…ごめん。自分の気持ちに嘘
あゆみ さん作 [160] -
サマーホリデー?
『大丈夫!?伝えようか悩んだんだ。』『大丈夫だよ!教えてくれてありがとね。』『…りながショックな時なのにごめん。でも伝えたくて…。相談を聴いているうちにりなのこと好きになった!俺と付き合わない?』『え…でも…。』『さえのことなら、前も言ったけど俺は好きになれない。だからさえのことなしで俺とのこと考えてくれないかな?』突然の告白にとまどいを隠せないまま、考えてみるとだけ伝えて電話を切った。「ど〜し
あゆみ さん作 [145] -
サマーホリデー?
りなは必死にさえの想いを隠した。そして、ゆうすけとかいとが明後日2人で遊ぶからそこでゆうすけの恋愛について聴いてくれ、電話をくれる約束になっていた。「どーしよ…。さえがかいとを映画に誘ったりしてたなんて知らなかったけど、かいとが友達としてしか見てないなんて知らなかった。さえに伝えた方がいいのかな?」次の日の学校でまみに相談した。「絶対ダメでしょ!!何があってもさえ先輩に言っちゃダメだよ!」それか
あゆみ さん作 [140]
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