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shun さんの投稿された作品が4件見つかりました。
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向日葵?
時間は11時24分。映画の上映時間までまだ30分ほどあったので、僕らは近くのカフェで時間を潰す事になり、映画館を出た。その瞬間…今まで気持ち良い程の青空は一変し、土砂降りの大雨。交差点の反対側のコンビニで傘を買おうと人混みをかきわける。彼女が僕を見失いかけた時、僕の左手は彼女の右手を しっかり掴んでいた。初めて彼女に触れた…大雨に打たれ、僕らは びしょ濡れで寒いはずなのに、彼女の温もりなのか、全
shun さん作 [195] -
向日葵?
‐2日後‐いつの日からか、待ち遠しくなっていた。スポーツクラブの日。もちろん そこには、みんなの目を集めるアナタが『アイ』が居るから。いつもの様に時間は過ぎていくのに、僕の心は この間の最後の言葉が、どうも引っ掛かる。誰だろ?…誰だろ?頭の中は、それしか無かった。トレーニングを終え、1人、また1人と帰り始める。ふと気が付くと、いつの間にか この空間には僕と彼女しか居なかった。「ねぇアイちゃん?」
shun さん作 [123] -
向日葵?
「ジュンちゃん まだ起きてる?」僕は、すぐにメールを返信。「うん。どうしたの?」「ちょっと電話してもいいかな?」と彼女。それから間もなく彼女から1本の電話が…「もしもし?ジュンちゃん?夜遅くにごめんね。」「全然大丈夫だよっ。何かあったの?」「ううん。特に用事は無いんだけどね。私ね…好きな人が居るんだけど、その人はどう思ってるのか分からなくて怖いの…。」僕は、ショックだった。恋心を抱いている女性か
shun さん作 [214] -
向日葵
「もうジュンちゃんの事なんて信じられないよ…」そう言い残して、君が姿を消したのは 付き合い始めて4年が経った先週の事でした。4年前…まだ夏が始まろうとしている 7月の初め、地元の小さな祭りに僕たちは『トモダチ』としての最後のデートに来ていた。僕は前々から、この日に彼女に告白をしようと決めていたのだ。僕と彼女が出逢ったのは、今から5年前 当時まだ高校生だった僕は5歳年上の彼女『アイ』に出逢った。き
shun さん作 [228]
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