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na+o+ さんの投稿された作品が30件見つかりました。

 
  • 残り香2<31>

    僕は、言葉がでなかった何て言っていいかわからなかったからだ。ただ横たわった佐緒里の手をギュッと握った…。「佐緒里、大丈夫?」「ごめんね話聞いてくれて有難う。何か胸につっかえたのがスッとした」「何か早かったねってまだ夏休みだけど…。」佐緒里はわらっていた。「せっかくだから泳ご!」「うん」僕達は、つかの間の時間を楽しんだ。
    na+o+ さん作 [575]
  • 残り香2<30>

    僕はメモを拾い、佐緒里を追った。「砂浜いこうよ俺ちょっと休みたいし」「分かった、後1日あるしまっいいか」誰もいない砂浜凄く綺麗で、砂もサラサラで海も澄んでいた。僕達は波打ち際にすわった。僕はさっき佐緒里が捨てたメモを広げた。「佐緒里読んでないよ」「読まなくても分かる私入学したての時、剛吐と同じクラスで、一緒に学級委員だったんだ。一方的に私が好きになっちゃんだけどね…。剛吐人気あったし、そしたら剛
    na+o+ さん作 [633]
  • 残り香2<29>

    「歩夢ある程度荷物かたしたら、あるスポットに行くから着替えなよ」「うん」大きくもなく、小さくもない平屋の綺麗なたた住まいで別荘とはまた言い難い感じの家だった。「その前に、話しがあるんだ。」「何?」あのこれなんだけど‥。「なにそれ」「和馬から預かった。ゴメンその日そのままプールに入っちゃって‥。はい」「……………。」「あのさ、剛吐との関係って」「高1からちょっとだけつきあってたの」(えーー !)佐
    na+o+ さん作 [550]
  • 残り香2<28>

    「皮膚に突き刺すような暑い日で…佐緒里「歩夢、全部持って行こ!花火もバーベキューセットもさぁ〜」歩夢「運ぶの凄い大変だよ。」佐緒里「大丈夫運転してもらうから」僕達はある島に移行としてた。「さぁ、着いたよ」「って!砂浜?」「まあまあ後10分待って」僕は何がはじまるのか、わからなかったが、佐緒里が楽しそうにしているのが凄く嬉しかったし僕もワクワクしていた。ザザーン「歩夢、みて潮が引いてる!」「あっ、
    na+o+ さん作 [504]
  • 残り香2<27>

    「俺が、高校生の時の話少ししたよね…。それからなんだ。心療内科へ行き始めたのは」 「あの無理に話さなくてもいいですよ」「いや、俺が話したい気分なんだ。聞いてくれる?」「はい。」「俺高3の時に凄く好きな奴がいてね…」「まだ、ひきづってるんですか?」「……いや、どうかなもう大分たつし、区切りをつけないとねっ…。」「でも“あの出来事”の事は、話してくれませんよね」「あーあの出来事はね…」また熱い・熱い
    na+o+ さん作 [563]
  • 残り香2<26>

    「広瀬さん、病院長いですね…。」「………………。」「キッカケ、がねぇ、俺の荒療治なるんだけど、なかなかね…。」「広瀬さん、私と一緒にキッカケ(荒療治)作りましょう!」「ゴホッ!何か山崎って唐突でビックリするよ。」「だって広瀬さん、大学の頃に比べると凄く良くなってると思うし…私もっと広瀬さんの事知りたいですし、仕事の面でも凄く尊敬しています。広瀬さんの設計する家凄く好きです。なんか力になりたいんで
    na+o+ さん作 [615]
  • 残り香2<25>

    「つけてたのか?」「違いますぅ、病院知ってるから終わりそうな時間に出て来て待とうかなって」「そう」少し嬉しかった。「どこ行きます?」「山崎が 行きたい所でいいよ」「じゃぁまず、お茶でもしますか!」僕達は駅前のお洒落なカフェに入った。「アイスラテ2つ」くるまでの間僕は病院の事を少し話した。
    na+o+ さん作 [637]
  • 残り香2<24>

    「暖かいなぁ。また夏が来る、あの 夏 が。」僕は、少しため息をつきながら点滅している携帯に目をやった。「山崎・山崎。山崎って山崎ばっかだ」ふふっ僕は急に笑いが込み上げ所かまわずわらった。「山崎?俺でてくる?」「もうでてますよ!」「じゃぁどこで待ち合わせする?」「広瀬さん後ろ」「!!!!!」「お前、ビックリしたぁー」Pi
    na+o+ さん作 [465]
  • 残り香2<23>

    ピピピピッ カチッ「あーもう朝かぁ〜、さぁ、行くか。」“岸本心療内科”岸本学先生僕の主治医だもう6年の付き合いになる。先生には、失礼だが何か先生らしくないところが良かったのかも知れない。僕の“こころ”を一番知っている人だ。「広瀬さん、どうぞ」「二週間ぶりだねだね、どう?仕事の方は。」「はぁ、まぁ順調ですね」「そう。所で天気のいい日や夜はどう?もう、大分落ちついてるみたいだけど。」カルテをペラペラ
    na+o+ さん作 [460]
  • 残り香2<22>

    「ただいま、って誰もいないしな、まだ癖が抜けきれないな」あれから、母親は会社の同僚と再婚し別に暮らしている。今まで、散々僕の事で苦労や迷惑を掛けた分、やっぱり幸せになって欲しい…。「歩夢も一緒に…」って言ってくれたけど相手の事を考えると、少し複雑だったし、自立したかった気ままな、一人暮らしってやつだ。♪♪♪♪「はい、」「広瀬さん、明日何か予定あります?」「また山崎か、」「またって、どうゆう意味で
    na+o+ さん作 [457]
 
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