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十日十月さんの投稿された作品が328件見つかりました。
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【投稿企画】子供の自立のクリスマス
朝 枕元を確認するいつか友に言われた「『アレ』は親だよ」言われるまで気づきはしなかったでも言われても なお少しだけ期待したりしてやはり何も置かれていないのを見て自嘲気味に薄く笑う「『アレ』は子供にプレゼントを配るんだ私は大人って認められたのだ」そう解釈して『アレ』=サンタ でサンタ=親 で親=『アレ』 なんだ自分の自立を間近に感じるクリスマスの朝
兼古 朝知 さん作 [392] -
人夢
人の夢と書いて儚いと読むよねいつしかオマエが言った台詞それは それは悲しい目をしてなぁ どうしたんだ?誰がオマエの夢を壊した?誰がオマエを「そう」させた?笑ってたオマエはどこに行った?儚いオマエも悲しみを背負うオマエも全部 全部愛してやるから俺なら全部 愛せるからなぁだから 笑ってくれ俺オマエが笑ってくれたらそれでいい…人の夢と書いて儚いと読む…俺のその願いは儚いかもしれねぇだけど 本気だ本気な
兼古 朝知 さん作 [312] -
無理だ
無理だ不可能を\r可能にするなんて無理なものは初めから無理だと解っているのだそれを知らないふりをして挑戦などするな悪足掻きだ無理だ不可能を\r可能にするなんて翼を生やし空を飛ぶのも争いの消えたあたたかい未来も憧れの人との憧れの将来も限界があるのだそれでも夢を捨てきれないなら夢を見るのは夢の中だけにしろ夢なら何だってできるから無理だと言ったろう?何故まだ目を輝かせる?何故諦めない?そんな目をされて
兼古 朝知 さん作 [353] -
あの夏の日
この胸の痛みが消えない限り忘れずにいられるの君との思い出を今まで夢見続けてた青い理想は風に流して虚空に消した君といられるのならどんな形だっていいそう思っていたあの夏の日あの胸の痛みがいつの日か消えていて忘れてしまったの君との思い出をあの時まで夢見ていた甘い未来は消えたんじゃなくて自分で消したの君といられるのならどんな形だっていいそう思っていたあの夏の日君が笑ってくれるなら君といられるのならどんな
兼古 朝知 さん作 [371] -
どうか幸せに
最後に笑顔で見送って君の背中に こう言った「どうか どうか幸せに」木のざわめきよりちいさな声やっぱり君に届かなければいいと思う
兼古 朝知 さん作 [338] -
たまに
たまに 思う私は本当に必要な存在?他の人が生きていく上で邪魔になってない?少し邪険にされるだけで心がズキリと痛くなる私は人の顔色伺って生きてるんだいつもいつもほら今日もビクビクして暮らしているだろう?ほら今日も不安な気持ち消せないだろう?ほら今日も…見ているだけで何も始めないだろう?怖がりで嫌われたくなくて八方美人でねぇひとりにしないでねぇ邪険にしないで
兼古 朝知 さん作 [370] -
支える 支えられる
支えることに疲れて支えて貰いたくなってアタシは突然泣き出したいつもアタシが支えてきた君が驚いた顔をしてしゃがむアタシを見下ろしたたまには辛くなるんだよアタシだっていつもいつも強気でいられるワケじゃないんだよ泣きたいんだよすがりたいんだよねぇ お願いアタシを支えて…アタシがそう思ったとき君はアタシの前にしゃがみこんで言ったたまにはさ私を頼ってくれていいんだよごめんねいつも泣いてるのは私ばっかり…ご
兼古 朝知 さん作 [349] -
世界は意外と
世界は意外と狭い新しくできた知人の知人が古くからの親友だったり新任の若い教師が慣れ親しんだ恩師の教え子だったり世界は意外と広いそう遠くにはいない友といつまで経っても逢えなかったり近くにいる筈の想い人といつもすれ違って逢えないままになったり世界は狭くて世界は広くてこの世界の中一人しかいないようなそんな寂しさを感じて人と人は出逢うのでしょう?この狭くて広い世界で出逢えたことを無駄にはしないできっと
兼古 朝知 さん作 [360] -
記憶を辿る
記憶を辿りたいと思いますしかし思い出せぬのですだから残したいと思いますこの真っ青な日記帳に記憶を辿りたいと思います1ページ目3月4日 空欄2ページ目3月5日 空欄3ページ目3月6日 空欄4ページ目3月7日 空欄…飽き性ではありません書きたくない事ばかりだったのです裏切り 妬み 怨みそればかりなのですでも その中でも3月25日あの人と話した束の間の幸せ3月26日あの人とももうすぐで
兼古 朝知 さん作 [318] -
招き猫と千羽鶴
今日も 幸福招いてますあなたに届けばいいと思います私は 招き猫今日も 願い運んでますあなたに運べればいいと思います私は 千羽鶴
兼古 朝知 さん作 [317]