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十日十月さんの投稿された作品が328件見つかりました。
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デッド オア...?
「じゃあ、次のとこ行かなきゃなので!また会おうね!」信の妹が元気な笑顔を浮かべ、私に手を振る。「うん、どこかで…!」私も笑い、手を振り返した。「じゃな」短く言って、信が車に乗り込もうとする。「…信」「何…?」私は咄嗟に引き止めてしまった。信が振り返る。その表情は、いつもと変わらない、信だった。…君は知らなかったろうね?今も知らないだろうね?そしてこれからも…知りはしないだろうね?(言えない、言え
兼古 朝知 さん作 [340] -
頼る
人を頼りすぎるのは駄目だって解ってますけど...もうちょっともうちょっとだけ貴方を頼りにしてもいいですか…?
兼古 朝知 さん作 [339] -
ダイアリィ?
朝知でございま〜す(サ●エさん風)。え〜と、これが掲載されるのがいつになるかわかりませんが(明後日かなぁ…?)、本日11/15の出来事を記そうと思いまッす?今日は部活の新人戦でした!!私は弱小ですので、結果は知れたことですが、それ以上に私にとっての重大な出来事が!!なんとなんと、初恋のあのヒトと、偶然にも再会?びっくりし過ぎて、言葉を失ってしまいました… (汗)。ああ蘇るあの頃の記憶。恋っていう
兼古 朝知 さん作 [329] -
生きてほしい
君は君でしかないんだから「命を断つ」と言わないで死んで悲しむヒトは いま確かに君の目の前に胸に突きつけた小刀はもう必要ない使わない抱きしめたいよ強く 強く生きてほしいよ僕と共に
兼古 朝知 さん作 [525] -
デッド オア...?
==「…何で?」家に帰り着いた私は、ぽかんと口を開けた。玄関先にある車は…間違いなく、信の家の車。ふらふらと、そこに歩いていくと…。「よぅ」仏頂面で、信が立っていた。後ろには、信の両親と妹もいた。家族の前だからだろう。信はムスッとした表情だ。「反抗期だねー」私がいたずらっぽく笑って言うと、信は更にムッスリとして言った。「…ぅるせー」ところで何の用だろう?最後の挨拶回りでもしているんだろうか?「…
兼古 朝知 さん作 [316] -
最後ノ一人
人間 問い詰めれば結局一番可愛いのは自分我が身を真っ先に守ろうとするでも もし私の心の奥底がそうだとしても私は最後の最後まで吠えていたいそう言う人間が私で最後ノ一人になったとしても「キミがイチバンなんだ!!」
兼古 朝知 さん作 [338] -
Be afraid
慣れない環境見知らぬ人々独りが怖くて独り は 独り を探して独り は ふたり になって類は友を呼ぶまさしく そう独りは同じ独りを探す独りは皆 独りを怖がる話しかけるのが怖くてあしらわれるのが怖くて皆 同じだと解っているのに皆 独りが怖いと知っているのにどうしても好きこのんで独りになっているように見えて話しかけるのに勇気が出なくて独りは怖いよ誰か一緒にいてよそう訴えたくても声は出せないでいて苦しく
兼古 朝知 さん作 [345] -
忘却
空き地だったところに大きな駐車場ができた最初は ブツブツ言ってたけど今は 言わないそれが新しくできたものを受け入れたんじゃなくていつしか そこの元が何だったのか忘れただけ人の記憶なんて曖昧だから...消えたものから順に記憶からも消されてく忘れたくないって思うのに忘れたいなんて思うはずもないのに何でかな忘れたくないって思ってたはずの君の笑顔さえ最近 掠れてきてるんだ何で 何で忘れちゃうんだろう
兼古 朝知 さん作 [442] -
信じるよ
あぁどうしよう自分を信じられなくなってしまったいつからだろう大切な記憶のど真ん中さえ疑い始めたのは...長い長い不信の中で何かを頼りたくなって何かにすがりたくなって廃れた心がこう言った「目の前にいる ホラあいつを信じちゃみないかい?」独りの時間が長すぎて疲れはててしまった誰でもいいさたとえあなたでも信じてみるよ
兼古 朝知 さん作 [337] -
決めたのに
あぁ もう笑わないでよ私に笑いかけないでよ諦めるって決めたのにまた 好きになっちゃうじゃんか…
兼古 朝知 さん作 [337]