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夢月 さんの投稿された作品が17件見つかりました。

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  • 甘いワナ?

    彼とキスした日――それは本当に夢のような出来事だった。ずっと好きだった彼から名前で呼ばれ、恋人にするような優しいキスを受けた。彼が“間に合わせの恋人”ではなく、“本当の恋人”として想ってくれてるようで嬉しかった。――でも…――それは、本当に夢のようで夢は瞬く間に終わりを告げた。――夢の終わりそれは、辛く苦しい現実の始まりだった。最初は、私に対する優しさが感じられなくなっただけだった。それは、“冷
    夢月 さん作 [329]
  • 甘いワナ?

    僕は彼女と少し距離を置くことにした。彼女を嫌いになったとか、そんな理由からではない。むしろ、彼女を手放したくなかったから…このまま彼女の近くにいたら、また傷つけてしまいそうだった。彼女と距離を置いて、初めて気付いたことがあった。どうやら僕は最近、女子に人気があるようだ。ちらちらと様子をうかがう女子のグループも多かったし、彼女らの話題に上ることも少なくなかった。そのどれもが好意的なもので、聞いてい
    夢月 さん作 [174]
  • 甘いワナ?

    彼女とキスを交わした、あの時が懐かしい。彼女と交わしたキスは、俺のファーストキスだった。男にとって自分のファーストキスなんて、特に興味はない。ただ、あの瞬間が一番幸せだった…彼女の名前を呼ぶ声…彼女の潤んだ瞳…彼女の甘い吐息…彼女の唇の感触…彼女の――――…彼女の一つ一つが愛しく、彼女の一つ一つに欲望をかき乱された。壊れるほどに強く抱き締めたい――彼女には、こんなにも自分を想ったことはないだろう
    夢月 さん作 [326]
  • 甘いワナ?

    あの放課後、千里が呟いた言葉は、自分の胸だけにしまっておいた。何も聞かなかったかのように千里にも接した。少なくともそう接しようと思っていた。でも、心の中では彼女に裏切られたという想いがあって、知らず知らずに冷たく当たってしまうこともあった。彼女と付き合い始めた理由を思えば、自分に彼女を責める権利なんかないのに…俺が理不尽に冷たく当たってても、彼女はいつも「ごめんね…」なんて謝ってきた。――なんで
    夢月 さん作 [267]
  • 甘いワナ?

    谷澤くんとデートの約束をさせられてから、私は鬱々として、もの思いにふけっていた。彼の話にも生返事をしたり、ぼーっとしていて聞き返すこともあったりした。「―――――いいかな?」今もまた、彼の話を聞き逃してしまった。「……え?」「千里…って呼んでいいかな?」彼は少しぎこちなく、それに恥ずかしそうに笑って言った。「う、うん。」思いがけない彼の提案に、それ以上言えなかった。今まで名前で呼んでくれるのは、
    夢月 さん作 [184]
  • 甘いワナ?

    彼が今まで付き合ってきたのは、性格はともかく、綺麗な女の子たちばかりだった。それなのに…こんな地味で可愛くないと自分でも自覚しているような私に告白されるとは…けれど、告白されたからって、私は松田くんが好きだという気持ちは変わるわけなんてない。今まで谷澤くんを意識したことがなかったし…むしろ、苦手な方だった。だから、すぐに返事ができるはずだった…でも…頭をよぎったのは松田くんと―――\r―――藤本
    夢月 さん作 [275]
  • 甘いワナ?

    ドアの向こうにいたのは――谷澤くんだった…マンガのような展開になるはずないのに…そう思いながらも、松田くんじゃなかったことに少なからずがっかりしていた。けれど、谷澤くんが無言で図書室に入ってくると、そんなことで落胆してもいられなくなった。谷澤くんは助けにきてくれたの?それともこの人の仲間?そんな考えを巡らせている中、彼はおもむろに近づいてきた。そして、、突然、男に飛び掛かる。―――!?相手も驚い
    夢月 さん作 [208]
  • 甘いワナ?

    放課後―――\r図書室には誰もいなかった。もしかしたら、彼の冗談かもしれない。じゃないと、彼に呼ばれる理由が見つからない。私はそれ以上気にしないことにして、いつも通り松田くんの部活が終わるまで窓側の席で本を読み始めた。ガラガラッ図書室のドアが開いた。谷澤くんだろうか…そう思いながら目を向けると、そこには見知らぬ男子生徒がいた。茶髪にピアス、制服の前をはだけさせて、いかにもチャラチャラしていてガラ
    夢月 さん作 [280]
  • 甘いワナ?

    彼は同じ学年の『谷澤 圭悟(たにさわ けいご)』くんだ。ルックスが良くて、運動神経も良い。性格は良く言えば、明るくて、社交的。けれど、素行は良いとは言えなくて、悪い友達も多いし、女性関係で何度かトラブルを起こしていた。また、サッカー部に入っていて、キャプテンの杉(すぎ)くんに及ばないけれど、サッカー部でも一目置かれている存在だ。女性関係で問題があってもルックスやスタイルは良いし、経験で磨かれた女
    夢月 さん作 [225]
  • 甘いワナ?

    彼との時間は、今までの人生の中で一番幸せな時間だった。彼はすごく紳士的で優しかった。デートの時はいつも車道側を歩き、ドアは先に開けてエスコートしてくれる。人込みでは手を引いて導いてくれ、私の手が冷たくなると、そっと握って温めてくれた。一つ一つはさりげなく、さして気に留めることもないような優しさだった。けれど、彼の優しさが私はすごく心地よく、嬉しかった。今まで片思いしてきた彼と付き合えて、何も不満
    夢月 さん作 [628]
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