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子波 さんの投稿された作品が6件見つかりました。
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大恋愛、そして闘病 10年後の未来 5
『泣いてもわからないでしょう?』『彼が原因なのね?』私も彼との事が原因だとは正直思っていなかった。でも、心に我慢してたまっていた気持ちは彼との事だけだった。『淋しいよ…』一言 こう言えた。そしたらどんどん色々な気持ちが溢れてきて、泣きながら母親にすがり付いていた…『彼の傍にいきたい…』『離れているのが淋しい…』『一緒にいたいよぉ…』『彼の傍にいたいの…』ただそれだけ何度も泣きながら言っていたあと
子波 さん作 [104] -
大恋愛、そして闘病 10年後の未来 5
自律神経失調症と診断されて以来、私は具合が悪くて寝ている時間の方が多くなった。むしろ病院に行って、軽い精神安定剤をもらい飲んでいたので症状はとても軽くなっていた。その時、母や父がどんな話し合いをしていたかわからないが、色々深い話をしていたんだろと思う。私が何らかのストレスでこうなってしまったこと…何が原因だか不明な事…どうしてあんなに明るくて強い元気な子がこんな病気になるのだろう…病院の診断が誤
子波 さん作 [91] -
大恋愛、そして闘病 10年後の未来 4
母親の言葉は私の心の真ん中を突き抜けていく槍の様だった。もちろん遠距離の彼と会えなくて淋しくて耐えられないのが本音だった…。とても好きだったし、彼との将来を私なりに本気で考えていた。傍にいてくれたら…と、いつも思っていた。でも… そんな気持ちがストレスになり体の調子をおかしくしてるなんて想像も出来なかった。帰りの車では母親が診断結果を信じられなかったのか喋り続けていた。『そんな子じゃないでしょう
小波 さん作 [97] -
大恋愛、そして闘病10年後の未来 3
病院では色々な検査をした。耳鳴りがひどいので耳鼻科に行き、どこも悪くないので内科へ、と言われるまま内科へ行って血液検査やらなんやら。最終的には結局どこにも以上はありません…というのが結果だった。私は疲れきって診察室の椅子に座り込み原因がわからないことにもイラついていた。そこに内科の先生がやってきて、しばらくカルテを眺めたあとふと、私にこう言った。『検査した上では体に異常なところは見つかりませんで
小波 さん作 [107] -
大恋愛、そして闘病 10年後の未来…
彼とはすぐに意気投合した。それからは片時も離れずに一緒に過ごした。スノーボードをするときも、お昼寝するときも…夜眠るときも…朝目を覚ますときも…初めてだった。こんなに人を好きになり、こんなにも人から愛される事がとても幸せな事だったと感じたのは。私の全てだった。彼も全身で私を愛してくれた。彼との将来を初めて考えた。きっとずっとこの人の隣にいるだろうって。そんな幸せな毎日が三年続いた。冬のシーズン以
小波 さん作 [138] -
大恋愛、そして闘病10年後の未来
これは実話です。私の10年間に渡った大恋愛とその人生を読んでほしいと思ったので書きました。ぜひ読んで下さい。彼との出会いは私が18歳の冬だった。大学に入った私は友達に誘われスノーボードサークルに入った。昔からスキーをやっていたのに簡単に滑れなかったので負けず嫌いな性格が高じてすぐにボードにのめり込んでいった。その年の冬、大学の冬休みを利用して新潟で住み込みで働き、スノーボード三昧の生活を送ろうと
コナミ さん作 [127]
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