トップページ >> 龍時風化 さんの一覧
龍時風化 さんの投稿された作品が16件見つかりました。
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なんとかさん
あの人、昔僕にいろいろ教えてくれた人だ。でも、誰だったか解らない。教えてもらったのに・・・。婆ちゃんにきいてみた。「婆ちゃん、あの人って誰だったかな?」婆ちゃん、すっげー戸惑ってたけど、「あの人は『なんとかさん』と、言うんだよ?」って、見事に、僕の言葉をかわした。そういうことがあって10年。婆ちゃんのお葬式があった。僕は婆ちゃんのいった、『なんとかさん(富美子さんと判明。)』と、結婚シテイタ。で
龍時風化 さん作 [384] -
月の船に乗って
あの人に会いたい。わたしは、あの人に届くように祈って、笹船を流した。もしかしたら届いてないかもしれない。晩に、月に命を差し上げて、のして、天の川に沿って下っていった。すると、あの人は、天の川の下でまっている。わたしはやっと出会えてウレシカッタ。そのまま二人は、月の船に乗って天国で幸せに暮らした私だった。
龍時風化 さん作 [341] -
サイナラ
5時30分になってしもうた。もう帰らなアカンみんな、「サイナラ」こうやってサイナラゆうたらなんかもう永遠に会えん用になっとるようじゃけえ、俺は皆とちごて、サイナラやなくって、「また明日。」とか、「明日また遊ぼーな。」とかていうてる。俺はサイナラはゆわへん。やって、いつあえるかわからんし、一人ぽっちにされた気になるもん。
龍時風化 さん作 [331] -
お友達
「ママー!あのお人形かってー?」モカはだだをこねて言った。「駄目よ。家にはそんなお金はないのよ。我慢なさい。」ママは意地が悪い。あたしは、ママは最初からとても優しい人かと思っていた。だって幼稚園の参観日の時に友達の子のお母さんは、思っていたよりもすっごい優しかったもん。 パパはママより綺麗な女の人へと子犬の用に走って私とママを捨てて云ってしまった。あたしは、パパはお仕事に行ったのかと思ったの。で
龍時風化 さん作 [432] -
女神様と人間界の男
ある、温かな太陽いっぱいの日の事でした。500年も前に、女神になりたいと願う美しき乙女達が、オリンピアの泉に集まり、1000万人の中から、一人ジュピターが選んで、女神を決める競技がありました。1000人の中から二人決まりました。ですが、二人の中からジュピターは言いました。「私は、グィーナスとセ ティーヌのどちらかと言 われても、二人共どちら も美しい、二人の女神と して、グィーナスは、オ リン
龍時風化 さん作 [478] -
フィタの芽がでた
「おはようフィタ。」 クリオネの兄弟に初めて会ったのは、3月の始め頃だったかなぁ。僕が赤ちゃんの時、最初に抱っこしてくれたのはあの兄弟だったとおもう 。僕は馬鹿で弱虫のイジメラレッコだったから、いつも兄弟に助けてもらってたこと、今でも覚えている。僕は兄弟の初めて入って聞いてみた。 「ネェ、お兄ちゃん達は なぜそんなにつよいの ?」僕はそう質問してみた。お兄ちゃん達は眼を丸くして聞いてた。お兄
龍時 風化 さん作 [396]
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