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詩諳 さんの投稿された作品が9件見つかりました。
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癖
僕はよく爪を噛む。無意識のうちに爪を噛む。それを君は怒る。母親のように怒りだす。「そんなにお腹が空いてるの?」呆れる君の質問。「別に・・・」・・・僕の返事。「早く直さないと、癖になるよ」「もう手遅れだよ」(心の叫び)こんなやり取りも、今週はこれで7回目。きっとこれも、僕等の癖なんだね。
詩諳 さん作 [256] -
僕の生まれた町
僕の生まれた町を、君はまだ知らない。少年時代を過ごしたこの町を、君はまだ知らない。ブランコしかない小さな公園、学校の木造校舎、神社の大きな桑の木、あの頃と同じ景色を、君はまだ知らない。幼なじみの友ちゃん、靴屋のカッチャン、本屋の邦ちゃん、タイル屋の恭ちゃん、初恋相手の千絵ちゃん、みんな元気にしてるかな?君に見せたい景色、君に会わせたい人、僕の想い出を君に伝えたい。だから、今度の休みに一緒に帰ろう
詩諳 さん作 [274] -
君を好きな理由
君を好きな理由を考えてみた一緒に居て楽しいから?食べ物や服の趣味が似てるから?笑うツボが同じだから?料理が上手いから?キレイ好きだから?優しいから?カワイイから?僕を好きでいてくれるから?たぶん・・・この先の人生・・・ずっと手を繋いで歩いて行けそうだから。
詩諳 さん作 [241] -
別れの予感
「さよなら」は言わないでくださいケイタイが鳴らなくなったりスケジュール帳がまっ白だったりドライブが退屈だったりお笑い番組で笑えなかったり恋愛映画で涙が止まらなかったり大好きなナポリタンが美味しくなかったりみょうに部屋が広く感じたり冷蔵庫のアイスがいつまでも無くならなかったりすれ違う恋人達に嫉妬したり失恋の詩を書いてみたりそんな事で、二人の恋の終わりはわかるから「さよなら」だけは言わないでください
詩諳 さん作 [258] -
最後の恋
この恋が最後の恋だと思ってた一週間前も・・・三ヶ月前も・・・五年前も・・・なのにこうしてまた恋をしてしまうこれが最後の恋だと思いながら、また恋をするいつになったら最後になるのか・・・・・結局、最後の恋って「幻」なのかも
詩諳 さん作 [263] -
百面相
君は百面相ホントの顔は誰も知らない時には、天使の顔と悪魔の顔時には、昼の顔と夜の顔時には、少女の顔と女の顔時には、恋人の顔と母親の顔いろいろ使い分けて僕を惑わす君は百面相ホントの顔は僕も知らない
詩諳 さん作 [198] -
タシカナモノ
君の瞳が怖い・・・心の中を見透かされそうで怖い。君の唇が怖い・・・いつ「サヨナラ」が飛び出すかわからないから怖い。君の心が怖い・・・ホントは誰を想ってるのかわからなくて怖い。何もかもが怖い・・・タシカナモノが無いから怖い。言葉も・・・気持ちも・・・この刻(とき)さえも・・・今はまだタシカナモノじゃないから
詩諳 さん作 [222] -
君
君・・・!ねぇ、君・・・!君だよ・・・!君だってば・・・!ほら、やっぱり君だ!
詩諳 さん作 [272] -
キ・ラ・イ
前髪がキライアナタの好みに合わせて切ったから。目がキライアナタをずっと追いかけてたから。耳がキライアナタの声が残ってるから。唇がキライアナタに触れたから。ワタシがキライこんなにもアナタを好きになったから。
詩諳 さん作 [252]
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