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古代魚さんの投稿された作品が95件見つかりました。
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棚からぼた餅
しかし、夢の中でキャバレーの行き方、教えて貰うとは思わなかった。しかし、実行に移すとなると金がいる。必要な金なら払うが、芸事に使う金の無いことは確かだ。芸など辞めて酒を呑めよ。次に、つぎ込む酒だが、酒代だけで良いと言っている。つまみはタダにしておくと言っていた。夢の中の話なので、幾ら掛かったかなど知らない。調べれば寝れば良い。調べたいなら女と遊べという。夢とは忝ないが、しかし、実にいい女だ。夢の
古代魚 さん作 [510] -
成果主義
教員の世界ほど成果主義である。成績が悪いなら反省すれば良いし、学生が騒ぐなら辞めれば良い。権威ばかりで、蔑ろにされ、白亜の殿堂は医者不足だ。治す人間が居ないばかりに非行に走る。 非行とは社会の接点だ。社会とは非行を認めていない。寧ろ、非行は悪いことだ。親のエゴで育つと非行が生まれ、取り返しの付かない個性の摘み取りだ。ある意味、裕福に個性がない。 個性の無いのを良いことに、非行に走るのは親の傲慢
古代魚 さん作 [499] -
是か非か
ボルトが垢抜けている。駅員さんに知らせようかな。それより田舎を締めろよ。ジャッキ持って来い。ジャコウ猫だ。それに鉄の棒、これでひっ叩く。これに、ひっ叩かれると、流石の田舎者も純朴を忘れ、我知らずになる。 また、ボルトが抜けている。どうして締まらないのだ。ボルトの罪は駅員の罪、罰は脱線にしても乗客に罪はない。まただ。まだ、まだ手を出すな。抜けたジャコウ猫だ。ほら、来た!あっちから、こっちから、来
古代魚 さん作 [537] -
武器
最近の人間は、過去に類を見ない程、先端技術に振れている。武器を持ち、石斧で担いだ未来だ。木を切り倒す斧である。文明を開拓する武器である。武器の密輸は、人間に幸せを約束した。 人間の幸福に果たした役割は大きい。武器を武器としない精神は、どこか文明を舐めている。我々は武器で養われたのだ。武器そのものの脅威より、武器がもたらす恩恵の方が多いと言える。 武器は密輸で解決出来る人間の手法である。恋愛を例
古代魚 さん作 [501] -
人間の強さ
経済の優位性について、人間の修行とは何か。修行して経済が上向くか。上向かずとも自分の為だ。自分の為なら金の為だ。金の為なら人間は死ねる。みんな金の為に死んでいる。国の為に死んではいけないのだ。国は万民のものだ。人間の物は自分の物だ。天は人間に上下を着せなかった。 人間の経済が不幸に気付き、人間に上下を付けたのだ。人間の上下は、虐げる者と虐げられる者とをつくり、経済の循環の中で切磋琢磨する。人間
古代魚 さん作 [556] -
戦争
戦争は庶民の宝である。宝を犯すな。風紀が乱れる。風紀が乱れるもので、戦争とは人間の宝か。疑うことは罪ではない。罪を犯すとは戦争を通してだ。罪の認識に乏しい人間はさて置き、人間は戦争を通してしか働かない。 人間は戦争するよう出来ている。戦争しないのはナマクラだ。怠け者は戦争しないだろう。木によじ登り、地に落ちた時から戦争だ。戦争から逃げ出せよ。罪のない子供だからだ。罪のない子供は戦争を否定する。
古代魚 さん作 [494] -
ゴキブリ
バカだな。大阪は、…。ほんま、アホやで。しかし、ほんまかいな。ゴキブリ触れまっか。昆虫ならどや。羽根を広げてブーン。ええ、話やないか。聞いたらんかい。ええ、ほんで、何したん。 何したんって、あんたに言えまっか。冷蔵庫の中をやな。開けたらんかい。何で閉めてんねん。入れんやろ。しかし、悪いわあ。あっ、走るな。廊下汚しよった。今度は冷蔵庫に入ったぞ。 待ったらんかい。何正義面してんねん。ええやんけえ
古代魚 さん作 [509] -
死刑
人間を死刑にする必要があるのか。死刑の根本は、人間の資本価値だ。人間に価値が無ければ、死刑であり、国家の予算は死刑に向く。国家が保証した安楽は、人間が資本価値を身に付け、働いて納税する。 納税もしない人間を、国家の予算で囲うのは、ごく限られた人間だ。未来がある子ども達だ。未来の納税者であるからだ。国のしきたりとして、人間は生きるに値するかだ。人間が生きるに値しなければ、死を宣告するしかない。
古代魚 さん作 [545] -
美脚
シメジも咲かねーのかよ。シメジも咲かねーんじゃ。ここに谷あり、くらいのことを言えよ。はて、道端で迷った。スーパーまであと少しだ。スーパーにたどり着いたなら、アイスを買って、チョコ買って、有り金叩いて女を買うぞ。 また、スーパーの店員だ。スーパーの店員じゃ話にならねえ。あっ、違った。アイツは色気がある。それに美脚だ。どうしてスーパーで働いているのか。何か事情が在るのか。事情が在るなら相談に乗るが
古代魚 さん作 [487] -
自販機
この前、駅の自動販売機の前を通っていたら、知らないオジサンがソワソワしてた。何か落ちてるのかなと、下を見ると何も落ちていない。小銭を出すと自販機の前に立ち、午後の紅茶を買った。中から緑の液体の入ったお茶が出てきた。 何かと思い、飲み干したら普通のお茶だった。味が違うので可笑しいなと思い、中身を確認すると麦茶ではない1999年のお茶だ。こんなお茶はデマに違いないと気にしない振りをした。 中からオ
古代魚 さん作 [538]