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雛乃 洸騎 さんの投稿された作品が12件見つかりました。
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Melt
外は寒いのに僕は溶けてしまいそう。ほんのすこし。ほんの少し貴女を想っただけなのに。僕の身体が熱くなる。貴女のせいで壊れた僕は雪のように消えそうでとても儚い粒になった。ワインのように僕の喉を熱くしてチョコレートのように僕を溶かす。お酒のように苦くて飴のように甘い。貴女は僕をこんなにした。だから僕は貴女をとろけるような甘さで包み込みたい。だってそれが僕の役目だろう?だから僕を…もっと熱くして?貴女の
雛乃 洸騎 さん作 [337] -
私×貴方
私は空。なら貴方は?海。穏やかな貴方の笑顔。海みたいに静か。怖い…。静かな貴方が、私に矢を射る。私は空だから流すことはできるけど。私は、それが下手だからこうして貴方を包み込むことしかできないの。
雛乃 洸騎 さん作 [304] -
恋…かな?
苦しい。何かに挟まれたかのように。私は…狭い、暗い部屋にいる。貴方が救い出してくれるのを待っている。助けて…。苦しい…。手を差し延べて…。。。私を、助けて。。。貴方の一言が…私を救う鍵となる…。
雛乃 洸騎 さん作 [285] -
五月蠅い
五月蠅い。。。頭が痛い。てめぇらにはわかんねぇだろうな。この騒音に耐えてるオレの身にもなってみろ。この世が、いかに歪んでいるかわかるだろう。こっちへ来な。そして中を見ろ。こんなにも黒くて汚いんだ。
雛乃 洸騎 さん作 [318] -
生
私達は、日常を誇りに思う。例えどんなに過激だとしても例えどんなに退屈だとしても私達は誇りに思う。そして、歩く。果てなどない―\rいつか見えない地を求めて誇りを胸に。
雛乃 洸騎 さん作 [316] -
私と春と木漏れ日と
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ。 中学2年の私は引籠もりながら、万年筆でこんなことを綴っていた。愚痴と想いをただひたすらに。 私はどうやってここから抜け出せるかすらも考えなかった。ただ、大切な人を目の前で…。。。 だめ。思い出すと、寒気と吐き気がする。喉が苦しくなる。頭痛がする。 だから私は、思い出さないためにも、新しい日常を送ろうと、中学を転校、そして高校に進学した。
雛乃 洸騎 さん作 [328] -
血飛沫
貴女は手を真っ赤に染めた。笑いながら宙を見てた。貴女は顔にそれを塗った。貴女はとても満足そうだった。何故そんなことを?あまりの恐怖に問えなかった。貴女は笑いながらこう言った。「見テ、綺麗デショ?」
雛乃 洸騎 さん作 [671] -
貴方へ
大好きな貴方のために私は詩を書いた。貴方は私のために笑ってくれた。例え悲しい詩でも。私は貴方のためなら何でもするわ。だって貴方が笑ってくれるんだもの。貴方のためなら力ずくでも。貴方のためなら手を引いてでも。私の側にいさせるから。私のために笑って貰うから。だから、私を側に置いて。貴方がいなければ…私は壊れちゃうから。だからお願い…。
雛乃 洸騎 さん作 [343] -
いつの日のメモ
人の死は――見てはいけないものなのだろうか?わからない。けど、何かが変わると思ったから問い掛けてみた。僕は…何も変わらないだろう。それだけは言える。目を隠さなくても―\r僕は「それ」を観ることができるだろう。
雛乃 洸騎 さん作 [503] -
恋詩
貴方がそこにいたから私がここにいる。貴方が側にいたから私が側にいる。私は貴方の為に側にいる。だから貴方は私を見失わないで。私が手を握ってるから。
雛乃 洸騎 さん作 [340]
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