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ギルドギア さんの投稿された作品が76件見つかりました。

 
  • Dragon's eye [2ー17]

    ひたすら出口へと逃げるレン。だが、飛竜との距離はみるみる縮まっていく。焦りのためか、レンはつまづいてしまった。まさに、絶体絶命という奴である。レンの頭に、死という文字がよぎった。飛竜はもうすぐそこまで来ている。走馬灯を流す時間すら、与えなかった。レンは死を覚悟して、目をつむった。ガキーン!鈍い音がした。レンは目を開けた。「…え?……お前は…」レンの目の前に、銀色の巨大な狼が立ち、飛竜の攻撃を防い
    ギルドギア さん作 [254]
  • Dragon's eye [2ー16]

    「あぁ…分かるさ…なぜだか知んないけどさ…」「グググガ…ガオググ…グルルルル…」『なら話しは早い…檻に付いている…スイッチを押してくれ…』「OK」レンは、檻に付いているボタンを押した。すると、檻に何か液体がかけられ、シュワシュワと音をたてて高温を放ち、溶けていく。レンは、何故こんなことをしたのか、自分でも分からなかった。ただ夢中で飛竜を助けたかった。「…グルルガガ」『…どいていろ』レンは、飛竜の
    ギルドギア さん作 [226]
  • Dragon's eye [2ー15]

    洞窟に入ったレンは、たまに飛び出ている磁石をよけながら、奥へ奥へと進んで行った。洞窟は、確かに一本道で、何の変わりもないように思えたが、レンは、一つ奇妙なことに気付いた。「…段々…広くなっている!?」そう、ほんの少しずつだが、道の幅が奥に進むにつれ広くなっている。天井の高さも同じだ。おかしいと思いながらも、レンは奥へと進む。そして、急激に洞窟が広くなっている場所にでた。辺りを見回したレンは、信じ
    ギルドギア さん作 [236]
  • Dragon's eye [2ー14]

    「………無理」高所恐怖症のレンにとって、崖から飛び降りるのにはかなり勇気が必要だった。しかし、そんなこと考えてたって何も始まらないと、思い、飛び降りることを決意した。「…パラシュートがあるんだし…大丈夫だ!」自分の心にそう言い聞かせた。「…行くぞ!…とう!」レンは飛び降りると同時にパラシュートのスイッチを押した。すると、たちまちパラシュートが広がり、ゆっくりと地面に落下して行った。「……ひ〜〜!
    ギルドギア さん作 [243]
  • Dragon's eye [2ー13]

    レンは辺りを探索した。そして、急激な斜面を発見した。斜面と言っても、地面に直角な、である。そう、ここは崖であった。レンは降りてみようと考えたが、それは叶わなかった。崖の高度が200mほどあったのである。「…こりゃ無理だな」諦めたレンは、ふと、自分の落ちた木を見てみた。すると…。「…あっ!」なんと、自分が落ちた木に、パラシュートが引っかかっている。これも、偶然なのだろうか。レンは、木によじ登り、パ
    ギルドギア さん作 [240]
  • Dragon's eye [2ー12]

    「…いって〜!……あれ?…生きてる…生きてる!」レンは生きていた。大きな木がクッションとなり、地面への激突の衝撃をやわらげたのだ。レンの、「うがががが」という奇妙な声は、レンが木の中を落下している時の声だ。「……よし!なんかよく分かんないけど……雪山に行くか!」レンは、雪山に向かうため、とりあえずノール村で支度をすることにした。「……ていうか…ここどこぉ〜?」ノール村と砂漠の中間地点。たまに、樹
    ギルドギア さん作 [242]
  • Dragon's eye [2ー11]

    ロンドは、レンを持ち上げると、そのまま気球の外へ腕を伸ばし、レンを宙ぶらりん状態にした。「わっ!わっ!わっ!…何すんだよオッサン!」レンは必死に気球に戻ろうとするが、高さからの恐怖で、その場で硬直してしまった。「…すまん……あの世で俺を呪ってくれ…」ロンドも、悲しげな様子だ。「……ちっくしょ〜〜〜!!」レンは泣いていた。「……最後に…一つ、良いことを教えてやろう…」「…?」「……もし…この後お前
    ギルドギア さん作 [250]
  • Dragon's eye [2ー10]

    「うえっぷ…」気球の中、レンは今にも吐きそうな様子だ。「…何だ?酔ったのか?」「それもあるけど……ていうか何で気球何だよオッサン…」「だからオッサンじゃねぇって!……まぁ気球はな、まず何より障害物が無いから早く行けるし、危険な獣にも遭わないからな」「…じゃあ飛竜でも使え……あ…飛竜もダメだ…」もう気付いている人も多いと思うが、実は、レンは高所恐怖症なのである。「は?飛竜なんているわけないだろうが
    ギルドギア さん作 [270]
  • Dragon's eye [2ー9]

    「…だって、オッサンじゃん」男のノリを無視して冷静に答えるレン。「そうじゃな〜〜〜い!!百歩譲って俺がオッサンに見えるのは仕方ないとしよう!百歩譲ってな!だが、俺にはちゃんとロンド・ハイニリアって名前があんだよ!」ロンドの魂の叫びであった。その証拠に、ロンドは息切れしている。「はいはい…じゃあロンド、聞きたいんだけど、ここからイーナ砂漠までのルートで、一番早くて簡単な方法って何かな?」「…何?イ
    ギルドギア さん作 [254]
  • Dragon's eye [2ー8]

    衝撃的な事実であった。このオッサ…お兄……男は、どこからどう見ても酒に酔いつぶれたオッサンにしか見えない。「マジすか? 」レンは、まだ信じられない様子だ。「おう、マジよマジ」「………そうですか、じゃあ俺はこれで」レンは色々突っ込もうと思ったが、関わらない方がいいと悟ったので、棒読みでそう言った。そして、気付いているかもしれないが、レンは敬語を使うのが下手である。レンが店のドアの取っ手に手をかけた
    ギルドギア さん作 [266]
 
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