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ギルドギア さんの投稿された作品が76件見つかりました。

 
  • Dragon's eye [2ー7]

    何故レンが驚いたのか。それは、何と、店のドアの真横にあるちっちゃなテーブル席で、一人のオッサンがジョッキを片手に机にもたれかけ、爆睡していたのである。真っ昼間に。「あらら、リストラでもされたのかしら」少し、むかつく口調でレンが言う。しかし、このオッサン。オッサンと言っても、無精ひげは生えているが、髪もちゃんとある。そして何より、イケメンであった。そこらへんで、カウボーイでもやっていそうな感じであ
    ギルドギア さん作 [260]
  • Dragon's eye [2ー6]

    グランの急な反応に、レンは驚いて、尻餅をついてしまった。「ふん、この程度で尻餅なんかついてる奴が師匠を助けるとか気取ってんじゃねえよ!」「……」レンは、言葉が返せなかった。「何の反応もなしか……もういい、俺1人で行く」そういうと、グランは飛竜の背中に飛び乗り、砂漠に向けて飛んで行った。「俺は…俺は……!」取り残されたレンは、歯を食いしばり、拳を握りしめ、うつむいていた。しばらく、時間がたった。「
    ギルドギア さん作 [262]
  • Dragon's eye [2ー5]

    「…いって〜な、何すんだこの………」放り投げられたレンは、目の前の光景を見て、言葉を止めてしまった。「うそ…だろ…」レンが見た光景、それは、地面に降り立つ、真っ白い飛竜の姿だった。そう、昨日、グランが呼び、乗って飛んで行った飛竜である。「…何を驚いている?」「何って、なんで…コイツがここに?」「今俺が呼んだ」グランが早口で言った。「…今呼んだって…着くの早くね?」「寝床があそこだからな」そう言っ
    ギルドギア さん作 [263]
  • Dragon's eye [2ー4]

    「もう一度言う、仲間が必要だ」「…そうだな…」「よし…今すぐ探して来い、5人ぐらいな」「…あんたは鬼か!」「冗談だ……ふむ…俺の知り合いに、1人だけ可能性のある奴がいる……どうする?」「よし、そいつだ!」「まっ、了解無くてもこいつだけどな」レンがこけた。「…じゃあ聞くなよ…」「さて…手紙は面倒くさいな…」「無視かよ!……おわっ!」レンの突っ込みをグランが避け、レンは勢いよく倒れた。「!…いって〜
    ギルドギア さん作 [282]
  • Dragon's eye [2ー3]

    「…仲間がいるな」「…は?」ノール村に到着したレンとグランは、とりあえず食堂で作戦会議…のための食事をしていた。「だから、仲間がほしいと言っているんだ」レンは、食べながら答えを返す。「…うぉみぇめ、しょんなほとうぃっとるぶぁわうぃ……うげっ、詰まった…」レンは胸を叩きながら苦しそうに咳き込む。「どれ…」グランは、レンの背中を叩いてやろうと、立ち上がって、構えた。「…我慢…しろよ?」その時、初めて
    ギルドギア さん作 [352]
  • Dragon's eye [2ー2]

    レンには、まだ状況がよく理解できなかった。「……奴らって…?」「詳しいことは俺にも分からない…」「…何言ってんだ……お前が師匠を…!」「言っとくが俺はお前の師匠とやらに手を出してはいない」グランがレンの言葉を遮った。「何…だと…?」「お前の師匠…シズナを襲ったのはな、俺ではない」「じゃあ一体誰が…!」「…奴らだ……」「…………」「…………」「なぁ…」「…何だ…」「せめて…そいつら…奴らの居場所ぐ
    ギルドギア さん作 [312]
  • Dragon's eye [2ー1]

    昨日の騒ぎが嘘だったかのように清々しい朝。目覚めたレンは、再び下山を始めた。レンの目に迷いはなかった。下山を続け、ようやくノール村が見えてきた、その時だった。目の前に見覚えのある影が現れた。「………グラン…!」一度会っただけだが、レンの脳にはしっかりとグランの姿のが刻まれていた。「………貴様か…」レンは真っ直ぐにグランに向かって行った。「何だ、やけに攻撃的だな」「師匠を…師匠を殺したな!」レンの
    ギルドギア さん作 [296]
  • Dragon's eye 第一部 あとがき

    Dragon's eyeをここまで読んで頂き、まことにありがとうございます。文章力もありませんし、話しのセンスもありません。この小説をここまで読んでこられた方は、かなり我慢強い方だと思います。だって、何だか読んでてムラムラしてきませんか?さて、話しは変わりますが、第一部は八話で終わりましたが、第二部はかなり長くなります。読んでて飽きないという方だけ読んだ方が、身のためだと思います。読んでてイラつ
    ギルドギア さん作 [409]
  • Dragon's eye [1ー終]

    シズナは、手紙を読み終わると、部屋の壁に飾ってあった短剣を握った。握り潰すような勢いで、とても強く。「師匠?…どうしたんですか?」「村長は……気付いていたんだ!……レン!そこの戸棚に布袋がある……それを持って……今すぐここから逃げろ!」シズナは焦っていた。これから起こる出来事を想像すると、焦らずにはいられなかった。「え……でも……」「いいから早く!」「あっ…はい!」 レンは言われた通りに棚から布
    ギルドギア さん作 [357]
  • Dragon's eye [1ー7]

    レンの話しを聞いた後、シズナは何かを考えるように、黙りこくってしまった。「……巨大な……狼………、レン!狼が消えたあと、他に何かなかったかい!?」急なシズナの言葉に、レンは一瞬驚いたが、すぐに答えた。「…そういえば、その後、普通の狼に襲われたんですけど、グランって奴に…」「えっ!?今…何て…」レンの言葉が終わる前に、シズナが口を挟んだ。心底、驚いている様子だ。「いえ、ですからグランという奴に…」
    ギルドギア さん作 [308]
 
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