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もこ さんの投稿された作品が9件見つかりました。

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  • 堕ちる 10

    「だから?それで会えなくなるのはやだ!それで俺達の関係は終わることはない。終わらせない。」あたしたちに体の関係はなかった。ただただ毎日会って話してお互い何かを埋め合っていた。すでに簡単に離れられないものになっていたのはあたし自身も気づいてた。あたしはあなたの言葉に従った。間もなく関係は深まる。悲しくも何より薄っぺらい関係に。
    もこ さん作 [85]
  • 堕ちる 8

    一度好きになれば全ては変わる。毎日の連絡も、毎日会うことも、全てがかけがえのない瞬間となる。溢れた想いは抑えられなくなる。その時にだけ過ぎるのは彼女の存在。毎日会う度苦しくなってあたしはついにねをあげた。「もう、会いたくない。遊べない。」「あんたを好きになったから。」
    もこ さん作 [374]
  • 堕ちる 7

    今まで気にしないようにしてたあなたのさりげない一つひとつの言動すべてが押し寄せた。うたた寝して起きた時に涙ぐんでたあたしの涙を拭って「怖い夢みたんか?」と聞いたこと。他の人との軽はずみなキスの話を頭を撫でながら「ばかなことするな」って言ってくれたこと。全てを思い返す。何より、その当時あたしは冴えない女だった。間違っても男の人が手を出さないタイプ。そんなあたしにとってあなたは新鮮で魅力的だった。地
    もこ さん作 [140]
  • 堕ちる 6

    ある日の夜中にいつものように電話が鳴った。「もしもし?」あたしが電話にでると、あなたは「彼女とケンカした。おまえが悪いんやからな。」と、拗ねた口調で言った。毎日会ってはいたが、もちろん彼女はそのことを知らない。言う必要もない、あたしたちにはやましいことなど全くなかった。ただ、それだけ詰めて会っていたこともあって、お互い何でも話せる親友に近い存在になっていた。毎日会って、電話することは生活の一部だ
    もこ さん作 [142]
  • 堕ちる 5

    会うのはいつも夜中だった。目的地のないドライブ。近場をうろうろ、たまに海を見に行ったり、ゲームのソフトを捜してお店をまわったり、時には皆でラーメン巡り、バイトの夜勤の友達と話に行ったり、知り合ってからの3年ほどは会わなかった日が、3年間で1ヶ月もなかった。あなたの始めの彼女とは一度だけ、電話で話したね。「いつも、お世話になってます。」ありきたりな受け答え、その時はそんな二人を微笑ましく思ってた。
    もこ さん作 [273]
  • 堕ちる 4

    あたしの時間はついていけないほど早く動き出した。好きだった先輩がいなくなったその日から、悲しむ間もなくあなたは隙間に入ってきたね。夜中の1時、聞き慣れた着信音が鳴る。「ドライブいこ!」その当時、免許をとって3ヶ月、あたしは運転するのが楽しかった。あなたは周りに車を持っている友達はおらず、隣に乗ってドライブに出かけるのが楽しかった。今ではその席はあなたの好みの角度、位置で定着し、他の人が座れば、そ
    もこ さん作 [161]
  • 堕ちる 3

    あたしには新鮮だった。あたしにはすきなひと、あなたには可愛い彼女がいた。今時めずらしく、真っ直ぐに感情をだして突き進むあなたは羨ましかった。そして、人の心にすっと入ってくる。寂しいから独りにしたらやだ。一緒にいて。そんな台詞はあの時から、変わりなく上手かったね。気付けばあたしたちにすんなり溶け込んでた。3月、悲しい別れの時。好きだったバイトの先輩は、地元での就職が決まり他県へと帰ることになった。
    もこ さん作 [208]
  • 堕ちる 2

    その時、あたしには好きな人がいた。その人の夜勤に遊びに行くのが楽しみで仕方なかった。いつしかあなたはその中に混ざってた。あたしからしたらお邪魔虫で「帰らないの?」ってよく言ってた。それでもあなたは無邪気に寄ってきて、甘えて離れることはなかった。3つ下で可愛い弟、そんな存在だった。
    もこ さん作 [122]
  • 堕ちる

    堕ちるこの言葉の意味を初めて感じた気がする。出会いから、もうすぐ8年が経とうとしてる。今、その人は側にいるわけではないけれど、つい二日前に交換したプレゼントの時計があたしの左腕を締め付けて離さない。これが最後って決めたプレゼント。あなたにあげた時計はただ、時を刻むだけの物。あなたがあたしにくれた時計は永遠にあたしの時を繋いで離すことのない鎖になった。20歳も残すところ後、一ヶ月、いつものバイト先
    もこ さん作 [164]
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