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182 さんの投稿された作品が132件見つかりました。

 
  • 神様の住む島?

    村から少し離れた場所にフェニックスの家がある。(コンコン)ドアをたたいたが返事がない。(コンコンコン)返事がない。(コンコンコン)何度かたたいたあとドアがゆっくりと開いた。「…誰だ?」やつれた顔の男が出てきた。「フェニックスさんですよね?」男は不信そうな顔をした。「確かに僕はフェニックスだが、何か用かい?」「族長がフェニックスさんなら神について知ってるかもしれないと聞いて来たんですが…」「君はい
    182 さん作 [581]
  • 神の住む島?

    村につくとリオンはすぐに傷の手当てを受けた。ネロは族長の所へ向かった。「すみません…族長…俺…リオンを…」ネロの声は震えていた。「気にするな、ネロ。リオンも覚悟の上で交渉に向かったんじゃ…責任はわしにある…」族長は目を伏せたまま、やはり孫であるリオンを危険な場所に向かわせたことを後悔しているようだった。「族長!!」ネロは急に立ち上がった。「何じゃ…?」「俺は、もう我慢できません!!俺は神を殺す…
    182 さん作 [591]
  • 神様の住む島?

    ネロの顔はまだ怒りに満ちていた。マルーンの人間がこんな仕打ちや差別を受けるのは全部あの神のせいだった。なのにフェーンの人間に対して慈悲深さを見せつけ良い『神』を演じやりたい放題している神が気にくわなかった。「…う…うぅ…」リオンのうめき声が聞こえネロは急いで駆け寄った。「リオン…!!お前…目…」「…う、うん…何も見えない…けど、大丈夫……まだ右目があるから…」リオンは笑顔を見せたが明らかに無理や
    182 さん作 [703]
  • 神様の住む島?

    「早くその男を殺せ!殺せ!」「早くやっちまえ!」村人からの罵声はやむことはなかった。門番はリオンの目からナイフを引き抜きネロの方へ向かってくる。「殺してやる!!!フェーンの人間全員殺してやる!!女も子供も全員殺す!!」ネロはいつもの冷静さを完全に失い叫び続けた。「殺されるのはお前の方だ。死ねば楽になる。苦しみから解放される。」門番はナイフを持つ手を振り上げた。………………………………………………
    182 さん作 [663]
  • クジでオッサンを当てた高校生のお話し?

    「千明、最初に言っとくけどくじ引きだから何が当たるかは分かんねぇよ。それにくじ引き屋自体もいつ開いてるか分からないってよ」既に千明の頭の中は女子高生でいっぱいだ。勇太の声が聞こえるはずもなかった。「着いた。この辺らしいけど…」そこは杉の木がうっそうと生えている神社の近くだった。放課後ということもあり薄暗く少し不気味だ。「あぁ〜無いな!残念!帰るか千明!」勇太は振り返りもと来た方へ歩きだした。「い
    182 さん作 [1,193]
  • クジでオッサンを当てた高校生のお話し?

    (どちらかと言うと感動系です)ある高校の昼休み「だから本当なんだって!」いかにもチャラチャラしてそうな茶髪の男子生徒、小森勇太がもう1人の長身の男子生徒、高村千明にしつこく言い寄った。「そんな話信じれるわけねぇだろ…てかその話信じてるやつがいるってことが信じられねぇよ」言い寄られた千明は焼きそばパン片手にうざそうにしている。「隣のクラスの山田が『女子中学生』当てたの知らねぇの!?噂じゃ本当らしい
    182 さん作 [1,285]
  • 神様の住む島?

    2人は必死で走った。後ろから門番の声が聞こえてきたが2人はそんなことは気にせず走り続けた。村の端まできたが島でもっとも人口の多い村だ。最後は大勢の村人に取り押さえられてしまった。「逃げ切れるとでも思ったのかマルーン」門番は不適な笑みを浮かべて2人を見下ろした。「マルーンだと!?フェーンがけがれるぞ!早く殺せ!」「そうだ早く殺せ!」「殺せ!殺せ!」村人からの罵声が飛び交う。「殺すんなら俺だけにしろ
    182 さん作 [609]
  • 神様の住む島?

    族長はどっかりと大きなイスに座った。「それで、話というのは?」「はい、今マルーンは食料不足で…このままでは村人は飢え死にしてしまいます…」「それで?」「それで…食料の提供をしてほしいのですが」「そうか…食料不足ねぇ…残念ながらこの村も食料不足でのぉ」フェーンは神の住む村、村で作物を作らずともまわりの村から食料が届く、最も豊かな村だ。食料不足なわけがない。現に村には食料が溢れ活気づいていた。だがそ
    182 さん作 [628]
  • 神様の住む島?

    フェーンにつくと2人は真っ先に族長の住む家に向かった。家の前には門番らしき男が立っていた。「あの…マルーンから来ました。リオンと申します。族長とお話しをしたいのですが…」門番の男はじろりとリオンを見下ろした。「立ち去れ、けがらわしいマルーンの人間が族長と話をしたいだと?何様のつもりだ?」門番はリオンを睨みつけた。「村人の命がかかってるんです!どうか族長と話をさせてください…」リオンは震える声で懇
    182 さん作 [618]
  • 神様の住む島?

    フェーンまでは歩いて5時間以上かかる。この島には車などの乗り物がない。そもそもそういう乗り物の存在すら知らない人々の移動手段はもっぱら足だけだ。「リオン、フェーンには何しに行くんだ?」「フェーンから食料の提供をしてもらうの、このままじゃマルーンの人達は飢え死にしちゃう。そのための交渉よ」「そんな要求ちゃんと受け入れてくれるのか?フェーンからどんな仕打ちを受けてきたか分かってるだろ?」「受け入れて
    182 さん作 [595]
 
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