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182 さんの投稿された作品が132件見つかりました。

 
  • ブルースカイ・スカイブルー 第19話

    「久しぶりだなダンテ、だがもうお別れだ」その言葉を最後に通信が途絶えた。バキン何かが壊れた音、妙な金属音が聞こえた。「何だ…今の音」「キャプテン!大変だ!燃料が漏れてる!」キャプテンは急いで外を見ると船の底から出ていると思われる一本の燃料の筋が見えた。「…イエロの野郎ノアに穴開けやがった!」キャプテンは急いで舵を取ると大声でどこかに掴まっているよう指示した。再び金属音が聞こえたがどうすることも出
    182 さん作 [437]
  • ブルースカイ・スカイブルー 第18話

    「俺らも一応苦労してんだぞ。でもなぁ『奇跡の子』に出会ってからお宝集めはだいぶ楽になった。まるで神に導かれているような、そう思えるほどに」奇跡の子、それは誰のことを示しているのか。ソラはよく知っている。いつの間にか自分がそう言われるようになったことにさほど違和感を感じていなかった。「今まで何度も偽物の宝だとか大賢者と名乗る胡散臭いじいさんに会ってきたが…あの死体ばかり転がる戦場でお前を見つけたと
    182 さん作 [431]
  • ブルースカイ・スカイブルー 第17話

    グランヴ島を経って一週間。ドラゴンの巣、世界のゴミ箱などが存在するエリア、パーゲタリまでたどり着いた。新メンバーの2人は相変わらずほとんどしゃべらないが船での生活には慣れてきたようだ。今まで男ばかりだった船に幼いながらも女の子が加入したことで幾分船の中にも華がでてきた。朝はいつもマミーに起こされていたが最近はキーが起こしにきてくれる。なんとも心地の良い目覚めだ。…………「ソラ、起きなさい。パーゲ
    182 さん作 [399]
  • ブルースカイ・スカイブルー 第16話

    「ロキ!何だよあれ!?」「そうよ!何なのあの黒いの!」2人に激しく言い寄られ普段無口なロキも困っている。あの黒い影は何だったのか?気になって仕方がないようだ。「あれは悪魔か天使か。それとも神なのか。いずれにしても俺は面白いと思うがな」キャプテンだけのん気に笑みを浮かべている。「俺にも分からない。だがこいつは村から追い出された俺をいつも助けてくれる。敵だとは思っていない。村人に殺されかけた時も、空
    182 さん作 [409]
  • ブルースカイ・スカイブルー 第15話 《死と再生》

    「起きなさいクロノス。13回目の目覚めですよ。」…またこの声だ。いつも名前も分からない誰かに起こされる。「あなたは12回の死と13回の再生を繰り返した。必要な記憶だけを残し死と再生を繰り返す。あなたは知っているはずです。自分が何をするべきか」あぁ…、知っている。俺は壊すために生まれてきた。必要な記憶だけ残されて…必要な記憶?何回目からだろうか…。なんとなく…なんとなくだが何か大事な記憶を忘れてい
    182 さん作 [423]
  • ブルースカイ・スカイブルー 第14話

    「よし!それじゃ出発だ!」「てめぇがキャプテン面すんな!」キャプテンに小突かれるソラ、それを見て笑うマミー。夜更かしさせられ眠さのあまり目をこするロキとキー。新メンバー加入での初出航の日だ。ソラはなんとなく特別な日だと勝手に思っていた。スカイウォーカーの後輩ができたのも『なんとなく』嬉しい。船着き場までの道のり、昨日ドタバタしていたせいで気づかなかったがグランヴィ国の街は石畳が敷き詰められた綺麗
    182 さん作 [410]
  • ブルースカイ・スカイブルー 第13話

    「ロキ、出発は明日だ。何か必要なものがあるんなら今日中に準備しといてくれ」特に急ぎの用事は無いのだがロキとキーの身を案じてかキャプテンは出発の予定を早めることにした。「あ…キャプテン?必要なものは無いんだが…」何か引っかかることがあるらしい、ロキは外のほうを見ている。「フレース!」無口なロキの突然の一声に驚いたのも束の間、その後にすぐ羽音が聞こえ宿の前に何かが舞い降りた。5人は宿の外に出た。「フ
    182 さん作 [421]
  • ブルースカイ・スカイブルー 第12話

    「…鍵が見つかったっていったいどういうこと?」「神に会うのに必要なものだ。詳しい事は後でな」そう言うと無理矢理フードを取ってしまったことを気にしていたキャプテンは少女の頭を撫でた。「あんたらに必要ってことはキーをつれていくのか?」その言葉にハッとしたキーは少年にしがみついた。キーは少年のことをかなり慕っているようだ。この2人の過去に何があったのかは知らないがどちらにしろ無理矢理キーを連れていくわ
    182 さん作 [396]
  • ブルースカイ・スカイブルー 第11話

    ソラと男達が衝突する寸前、銃声が鳴り響いた。どうやらキャプテンとマミーも追いついたようだ。「ソラ!勝手なことするなって言ってんだろ!」キャプテンの形相に少しびびっているソラの横で男達は更にびびっていた。「ダ、ダンテと鬼の将軍じゃねぇか!」1人がそう叫ぶと男達は我先にと狭い路地から逃げていった。「私があまりに美人だから照れちゃったのかしら?」「お前の顔見て恐くなったんだよ。可哀想に…夢に出るぞ」キ
    182 さん作 [480]
  • ブルースカイ・スカイブルー 第10話

    メアリーと出会った日から3日、最初の補給地点であるグランヴ島が見えてきた。島にあるグランヴィ国は小さいなりにも活気がありとても平和な国だと聞いていた。だが…「何だ?やけに騒がしいな。さっきからオルヴィアの船が島のまわりをぐるぐる回ってるけど」「さぁ、囚人でも逃げ出したんじゃないの?」マミーはのん気に爪の手入れをしながら応えた。いくら平和とは言え何も無いことは無いとは思っていたが上陸してグランヴィ
    182 さん作 [461]
 
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