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182 さんの投稿された作品が132件見つかりました。

 
  • お題は?

    とある高校の三階の一番端の教室。今日も暇人達のどうでもいいようなおしゃべりが始まった。『放課後会』そう称される暇人集団は帰宅部と部活が終了した者達で構成されている。部活は愚か同好会でもない非公式な集まりだ。毎回決められた『お題』にそって熱い議論を繰り広げる。いや、議論というには少し高等過ぎる…。まぁただの雑談だ。…では最初のお題、『懐かしい遊び』
    182 さん作 [621]
  • ハイブリッドワールド 第15話 《エネミーサイド編》

    ヤハウェの地、要塞と化した白亜の城。この世界で1、2を争うほど広大な城だ。「以上が、今回の任務内容だ。すみやかに捕縛しこの国まで連れてくること。」上司らしき男がそう告げるとがたいの良い髭面の男、スタークウェザー(スターク)は1つ頷き立ち上がった。「任務にはトラヴィス、ポッドマン、ジェフを同行させる。」それを聞いたスタークは片眉だけ上げ明らかに不満そうな顔つきになった。「揃いも揃って無口野郎ばかり
    182 さん作 [429]
  • ハイブリッドワールド 《解説》

    作品の中で表現すべきだったんですが…まず始めに、文章力がなくてすみません…。この作品は《〜編》などサブタイトルがつけられていますが同じ世界で起こっていることなのですべて話はつながっています。ウラの場合一番の主役なのでサブタイトルはありません。このあとウラとフリッツは合流するのでフリッツ編のサブタイトルは消えていくと思います。たぶん。今後まだ出てきていない敵側(エネミーサイド編)を描いた作品なども
    182 さん作 [436]
  • ハイブリッドワールド 第14話 《フリッツ編》

    間一髪のところで急上昇した機体はドラゴンを見下ろすように旋回した。わずか数十メートル下に光る赤い眼光。その直後、バサリバサリと不気味な羽音を響かせドラゴンが飛び立った。もちろんそれは初めて見る得体のしれない『獲物』を食らうための飛翔だ。「ベル!とばすぞ!」ハッとしたベルは体勢を整え衝撃に備えた。一気にスピードを上げたF25は見る見るうちにドラゴンを突き放す。いくらドラゴンとは言え動物には違いない
    182 さん作 [443]
  • ハイブリッドワールド 第13話 《フリッツ編》

    この街の夜はよく冷える。太陽も無いうえに山の中だ。だが今は違う。慌てて家を出た2人の背中にオレンジ色の光が映え、その部分だけが熱をおびる。家を焼く炎、人々の叫び声、そのどれもが異常だった。2人は街の外まで逃げるとはじめて後ろを振り返る。「街が…消える…」肩を震わせ、声を出さずにベルは燃える街を見ながら涙を流していた。どこまでもきれいで優しい少女の心、自分を罵り虐めた人間にも涙を流し、良い思い出も
    182 さん作 [477]
  • ハイブリッドワールド 第12話 《フリッツ編》

    ベルはフリッツを部屋に招くと急いで部屋を片付け始めた。と言っても部屋の中は殺風景で片付ける物などほとんど無い。1つのベッドに小さな流し、後はテーブルがあるくらいでその上には小さな白い花が挿された花瓶が添えられている。彼女によく似た白い花、殺風景な部屋に寂しくも美しく咲く白い翼。フリッツはベッドのシーツを取り替えるベルを優しい眼差しで見つめていた。なんとなく温かい気持ち…そんな気持ちになったのは久
    182 さん作 [495]
  • ハイブリッドワールド 第11話

    3人が街を出るとき何人か見送りに来てくれた。サンタクルスにその側近、じいさんの姿もあった。ニコの両親らしきユニコーン族がいたが母親はともかく父親のほうはやたら強そうだった。どうせなら父親のほうを護衛に回してくれよ…と言いたいところだがあのサンタのおっさんが聞く耳を持つはずがない。ウラは今だに特技逃げ足のニコのことを信用していなかった。敵に会った瞬間真っ先に逃げるのではないかという心配があった。格
    182 さん作 [526]
  • ハイブリッドワールド 第10話

    ローの話を聞いたがあまり詳しい話までは聞けなかった。とにかくローは『重要人物』らしい。サンタクルスに言いくるめられた感じもしたがこの街より大きな街と聞いて行ってみる価値はあると思ったウラはしぶしぶとOKした。「道案内も必要だから他にも護衛の者をつけます」そう言ってサンタクルスは側近となにやら相談をし始めた。(…やはり戦闘に長けたウルフ族が…)(…しかしこの街も危ないですよ…)そのとき初めて知った
    182 さん作 [537]
  • ハイブリッドワールド 第9話 《フリッツ編》

    「君の名前は?」フリッツは突拍子もない質問だと思いつつもこの嫌な雰囲気に耐えられなかった。「メアリー・ベルです。あなたは?」少女はフリッツの突然の問いにも笑顔で応えてくれた。「良い名前だ。俺はフリッツ・ハールマン。」自分から振っておいて次の言葉が見つからない。「良い名前ですね」と言ってまた少女は街案内を続けた。30分くらい歩いただろうか。一通り街を案内したベルは久しぶりに質問してきた。どうやらフ
    182 さん作 [515]
  • ハイブリッドワールド 第8話 《フリッツ編》

    フリッツの母親の家系は代々熱心なキリスト教信者、そういうこともあり子供のころからよく神や天使の話を聞かされていた。目の前にいるのはまさしく天使のイメージにぴったりの少女、一瞬フリッツは自分は死んだのではないかと思った。見たこともない世界に翼の生えた天使…、ここは天国なのか?そう思ったからだ。フリッツは躊躇することなく、というより無意識に銃を下ろしていた。「…この街の人じゃないですよね?」少女の優
    182 さん作 [535]
 
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