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182 さんの投稿された作品が132件見つかりました。

 
  • ハイブリッドワールド 第7話 《フリッツ編》

    別の世界。パイロットの感なのか本能がそう言っているのか。今飛んでいる空に異様な違和感を感じたフリッツはホバリングのできるF25で超低空、超低速でこの異様な世界を這い回った。「あれは…街か?」フリッツの視線の先には岩肌の目立つ山脈地帯には似つかわしく一つだけ飛び抜けて高い高層ビルが立っていた。その下にもポツポツと大小様々な建物が立っている。米国最新鋭の戦闘機F25はいわば機密情報の塊、うかつに見知
    182 さん作 [520]
  • ハイブリッドワールド 第6話

    「いや、もういいです。もう十分です」ウラはなぜかうんざりとしている。この街に来てからもう何種類目だろうか。狼顔の種族に思ってたより大きくない巨人に小人、魔法に長けたエルフ。小人やエルフは本や映画でお馴染みのって感じでメルヘンな気持ちになったがウルフ族を見たときは正直ショックだった。「次はユニコーン族です。特徴は角ですかね。あと無駄に足速いんですよ」次々と種族の説明をしているこのおじさんはこの街の
    182 さん作 [511]
  • ハイブリッドワールド 第5話

    「ドラゴン?」じいさんにおんぶされ無邪気な笑顔で言ったローの一言にウラはため息をついた。「じいさん、この様子だとローはサンタも信じてるんだろうな。まぁ可愛いもんだけど」ローは首を傾げた。「じーじ、サンタクルスおじさんの事?」じいさんも首を傾げた。どうやらこの世界にはサンタはいないようだ。そんなたわいもない話をしていると街の近くに来たのか所々で人を見かけるようになった。とくに変わった所は無い普通の
    182 さん作 [593]
  • ハイブリッドワールド 第4話 《フリッツ編》

    視界良好、雲1つ無い快晴。飛行条件には問題ない。だが…「こちらフリッツ・ハールマン応答を願う」連絡が途絶えてもうすぐ1時間がたとうとしていた。だが一向に返答の気配はない。「どういうことだ…この空域、いつもと違う」いつも同じ空で訓練しているフリッツからすればそう思うのも当然だろう。眼下に見える海の色、遠くに見える大陸の形、そのどれもがいつもと違った。2時間前フリッツ・ハールマン。アメリカ空軍に所属
    182 さん作 [563]
  • ハイブリッドワールド 第3話

    ウラは女の子をおんぶして指差したほうへ歩き出した。その道中でウラはあの夢の続きを思い出した。『サポート役として付き人をつける。』断片的だが確実に覚えてる。声の主が若干なれなれしくなり始めてるときだ。だから覚えてる。まさか、この子供がサポート役?サポート役をサポートしているような気がするが…まぁいいか…これで何か分かるかもしれないし。ウラは意外とポジティブ思考だ。最悪の状況も想定し的確に任務を遂行
    182 さん作 [580]
  • ハイブリッドワールド 第2話

    重要な事?だがウラにとってそれは夢を見ていたようでさほど重要な事とは思ってなかった。だがその内容はものすごく大事な内容だった。『世界を救ってくれ』そんなシンプル且つスケールのでかい内容だった。「世界って言われてもなぁ…うちの部隊は東京のCブロック担当だし…管轄外っていうか…」独り言も交えながらそんなことを少し興奮気味に考えていた。他に考えなければいけない事が山ほどあるのだが…ウラの独り言が数分続
    182 さん作 [662]
  • ハイブリッドワールド 第1話

    昨日までは普通の世界だった。地球という星の日本という国に住む普通の17歳だった。いや、「普通の17歳」ではないかもしれない。17歳の少年ウラは2020年に導入された飛び級制度で17歳にして大学を卒業、今はエリート中のエリートで構成される特殊部隊に配属され日々日本を守っている。でもそれは2030年5月3日までの話「とりあえず落ち着こうか俺」ウラはそう自分に言い聞かせさっきまで自分はどこにいて何をし
    182 さん作 [743]
  • 人類は二度シヌ ?

    6人が最初にやること、それは世界各地で行われた同プロジェクトの参加者の安否の確認。しかし6人の表情から読み取れるもの、それは絶望にちかいものだった。どこの施設からも生命反応がない。細胞から完全に死滅していた。プロジェクトの参加者600人中594人の少年と少女は目覚めることなく永遠の眠りについたのだ。ただ1つの救いはこの地球の大気や地中、地表の成分が二千年前とほとんど変わっていなかったことであり、
    182 さん作 [647]
  • 人類は二度シヌ ?

    ※前回本文が切れたので切れたところから本文を始めます。酷だが人類最後の日を共に過ごす、そういう仲間でもあるのだ。6人はお互いをファーストネームで呼び合うことにした。モンゴロイド(男)日本人のユウモンゴロイド(女)中国人のフェイコーカソイド(男)イギリス人のノエルコーカソイド(女)ドイツ人のローグネグロイド(女)アメリカ人のティーズ「最後はあんただ。名前は?」 このときも話を進めるのはノエルだ。
    182 さん作 [591]
  • 人類は二度シヌ ? 【6人のアダムとイブ】

    機械的な音声の後プシュっと音をたててカプセルが開いた。人1人入れる程度の大きさだ。ひんやりとした冷気が室内に流れ出た。カプセルから出てきた少年は冷え切った床に足をつきその冷たさに少し戸惑いながらも立ち上がり辺りを見渡した。褐色の肌に肩まで伸びる編み込まれた髪、長身で細身だがそれ以上に隆起した筋肉が目立っている。「他のやつは…まだ寝ているようだな」少年は1つだけ光モニターの前に立つとイスにも座らず
    182 さん作 [587]
 
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