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さんの投稿された作品が52件見つかりました。

 
  • motel??

    ふと、自分のジャケットがない事に気づいた。まだ向こうの部屋にあるんだ…。「私ちょっと――。」振り向くと、ジョージにジャケットを手渡された。確かに、私のジャケットだった。「…ありがとう。」「行くか。」ジョージは立ち上がり、テレビを消した。そして、そのままドアに向かった。私も渡されたジャケットを素早くはおり、ジョージの後に続いた。MOTELから離れ、道路沿いを数分歩くとバスの停留所があった。昨日、適
    さん作 [255]
  • motel??

    「30日」私はソファの横に備え付けられた冷蔵庫に近づき、あけてみた。小さめの冷蔵庫の中をのぞきみると、無造作にビールが何缶か入っているだけだった。それ以外は何もない。ジョージがこちらを見ていた。「腹減った?」「…ぅうん…。でも…買い物行かない?どこか大きなショッピングモールみたいなとこに。」ジョージがこちらに歩いてきた。そして、横から冷蔵庫の中をなぞきいた。「そうだな。何もないし。」そう言うと、
    さん作 [238]
  • motel?

    ドアがきしんで開いた。柔らかい日を背にうけながらジョージが入ってきた。「よく寝れた。」ジョージは静かにそう聞いてきた。「うん…。」彼はドアを閉めるため、軽く足で蹴った。そして、ソファの上に両わきにかかえたものを少し乱暴に置く。「カーテン開けるよ。」ジョージはドアの横にひいてあるカーテンをあけた。部屋に太陽の光がそそいだ。「荷物移動しておいた。」ジョージが指差した方を見てみると、私のスポーツバック
    さん作 [305]
  • motel?

    わい談が聞きたくて仕方ないらしい。俺はため息をついた。「何もなかった。」ジェフは眉間に皺をよせた。「何ッッ??」両手をひろげ、「信じられない!!」とでも言いたいようだった。「サラとはヤってない。」そういって、5カートのタバコを両わきにかかえながら部屋の方に歩いた。すると、後ろからジェフが馬鹿にしたような口調で言った。「いつからタマなしになったんだぁ!!」「くたばれッッ!!」俺はそういって、部屋に
    さん作 [324]
  • motel?

    「タバコか?」「あぁ。」そう聞くと、奥の部屋に戻った。俺は、そばにあるオンボロの柱にもたれて待った。今日はすごく天気がよかった。雲ひとつない青空。ぼぉっと空を眺めた。…………ッッ!?―――ファンファンファンファン遠くからパトカーのサイレンが近づいてくる。じっとサイレンの音に耳を傾けた。ファンファンファンファン―――――――\r音が遠ざかっていった。体がこわばっている。弱く息をはいた。「サツはまだ
    さん作 [273]
  • motel?

    目が覚めた。隣でサラは静かに寝息をたてている。サラが起きないようにそっとベットから出た。洗濯物の中からジーンズを引っ張りだし、着替えた。そして、まだアイロンがけをしていないワイシャツをはおった。部屋はカーテンがひかれているため薄暗い。ところどころ開いた穴からわずかに光りがもれてくるだけだ。足元に気を付けながら、昨日床に置いた灰皿とタバコをさぐった。どちらもすぐに見つける事ができた。俺はタバコだけ
    さん作 [314]
  • motel?

    「一人の方が寂しくないと思って…。」痛々しい笑顔だった。俺は、おもわず手をのばし彼女の髪を撫でた。「ありがとう。」そういって、俺の手に触れた。彼女の手は温かかった。「冷たい…。」今度はサラがこちらに手を伸ばした。そして俺の体に触れた。また、彼女の手から温かさが伝わった。すると、サラは俺の方に体を寄せ、そのまま胸におさまった。体が密着した部分からより強く体温を感じる。自分の体がかなり冷えきっていた
    さん作 [237]
  • motel?

    「ジョージ。」「ん?」サラは小さく咳をした。「さっき紙に書いた事、覚えてる?」「あぁ。」また寝返りをうった。「守れる…?」「あぁ、もちろん。」少し伸びをして、声がこもった。「ジョージ。一緒にベット使おう。」少し考えた。ここのベットはダブルだから二人は悠に寝ることができる。体にかかったバスタオルをはずして立ち上がった。サラは右端の方に寄って体を起こしていた。俺は左端のベットにもぐりこんだ。サラの温
    さん作 [248]
  • motel?

    「ジョージ?」「ん?」俺は腕で目の上を覆い、寝ようとしていた。「なんで20ドルで泊まれるって言ったの?」背中が痛くて、寝返りをうつ。「サラが“ここいくらで泊まれるの?”って聞いたから、俺はここに20ドルで泊まってるからそう答えた。」「…意地悪な答え方。なんでジョージは20ドルで泊まれるの?」サラは少しあきれているようだ。「管理人に貸しがあった。だから20ドル。」「そう。」今度は、俺から質問した。
    さん作 [262]
  • motel?

    「私の言った通り書いて。」めんどくさかった。でも、やらないともっとめんどうな事になる。それが‘女’だ。書かされた文章を簡単に言うと、“セックスはしない。彼女には手を出さない”と言う誓約書みたいなものだ。きっちり、サインもいれさせられた。何の意味があるのか、俺には理解できない。でも、サラの気がすむならと思い、一字一句間違わずに書いた。書き終えた紙をサラに渡した。「これで気がすんだか。」「そうね。こ
    さん作 [262]
 

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