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絹服誓愛 さんの投稿された作品が10件見つかりました。
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鎖国〜続、登場人物〜
佐藤まりん 31歳 既婚古本未来 37歳 既婚鈴村春音 60歳 既婚 《歩の父親》鈴村ななこ 62歳 既婚 《歩の母親》神崎さおり 42歳 既婚 《歩の姉 長女》鈴村総一朗 41歳 既婚 《歩の兄 長男》鈴村総至朗 36歳 既婚 《歩の兄 次男》鈴村貴一朗 36歳 既婚 《歩の兄 三男》若村 礼 34歳 既婚 《歩
絹服誓愛 さん作 [187] -
鎖国〜登場人物〜
鈴村歩 31歳 婚約中桐島龍悟 58歳 既婚桐島真咲 58歳 既婚桐島隼人 32歳 既婚桐島渓悟 30歳 独身桐島愛瑠 30歳 既婚桐島歌恋 24歳 独身桐島爽悟 23歳 独身佐藤康則 31歳 独身以下 次の時に続きます
絹服誓愛 さん作 [198] -
25、鎖国〜国の行方、人の想い〜
渓吾が携帯を閉じ、自分のデスクに戻った時、康則が戻ってきた。『ただ今帰りましたぁ!』声があまりにも明るいのとあまりに大きいので、何人かの社員が驚き、仕事の手を止めてしまう程だった。その時、ちょうど、歩の携帯が鳴った。着メロは歌手の愛沢 心美の「遠い愛」。表示は『古本未来』《フルモトミライ」歩は携帯を持ち、部屋のかた隅にある、談話室入った。その姿を渓吾は目で追ってしまった。「渓吾!」歩の姿が掻き消
絹服誓愛 さん作 [201] -
24、鎖国〜国の行方、人の想い〜
保波に呼ばれた二人は、歩が先につき、渓吾は開いていた携帯を閉じながら保波の前に来た。「今日、歩と渓吾で今日、京都に出張してもらおうと思ったんだけど、旅行部のなんだっけ?鈴木がちょうど、京都に取材に行くから渓吾と鈴木で行って来て。確かぁ、名前は鈴木しょうやだったかなぁ〜。歩は明日、あさって明々後日の3連休で。最近休んでないでしょ。以上〜。あっ会議。じゃあね〜。」保波は立ってその場から走って去った。
絹服誓愛 さん作 [199] -
23、鎖国〜国の行方、人の想い
歩がデスク上にある仕事にとりかかろうとした時、後ろから『ねぇ、康則班は?』と言ったのは、江藤保波 36歳。来年3月に結婚し、相手がフランス人の為、一緒の行くので、寿退社をする。保波とは歩も仲がいいし、お互い結婚が近い為、よく飲みに行ったりする。『閣僚会議からまだ戻ってきてませーん』と遠くにいた別の男の社員が行った。『はぁ〜。』保波は背もたれにもたれ上を向いて、ため息をついた。《重要なコメントが取
絹服誓愛 さん作 [215] -
22、鎖国〜国の行方、人の想い〜
その頃、歩と渓吾は会社に戻っていた。会社の名前は『ロジウラ新聞社』何故『ロジウラ』か。創設者の、佐藤英旗は路地裏にも毎日ニュースになる事がある。全てのニュースの裏の裏まで見ろと言う意味でこの名前の会社になったのだ。この事は、入社式の時必ず聞かされるのだが覚えているのは、半数にも満たないだろう。歩は、『ただいま帰りましたぁ』と行って自分のデスクの椅子に座った。渓吾は他の記者に話しながら入り、歩の隣
絹服誓愛 さん作 [196] -
21、鎖国〜国の行方、人の想い〜
龍吾はその書類を片手でめくりながら真咲との電話を続けた。『歌恋から電話があったの』「そっかぁ」一気に気が抜けた様な声をだした。真咲は歌恋が風邪をひいている事を伝えた。龍吾は少し慌てたが、歌恋が大丈夫だと言っていた事を伝えた。そしたら、龍吾は安心した様子で少し話し、電話を切った。そして、真咲は眠っている恋桜のそばへ戻った。龍吾は、書類の最後に書いてある《各国々の判断です。どんな決断をしても国民は分
絹服誓愛 さん作 [234] -
20、鎖国〜国の行方、人の想い〜
真咲が、官邸で電話をしている時はキャッチを使かわず、交換手は電話の相手に折り返す様に案内する。でも、龍吾はそれを分かっていて、真咲の電話の相手が誰かと問い質す。交換手は、例え相手が総理大臣であっても、夫であっても電話の相手はプライバシー保護と秘密厳守の為、教えられないのだ。真咲は、『あなたの妻なのだから安心して』と言うのだが、龍吾はそれでも真咲と離れてる時は電話をしてくる。「で、誰と電話してたん
絹服誓愛 さん作 [210] -
19、鎖国〜国の行方、人の想い〜
その時また真咲の家の電話が鳴った。電話は必ず電話交換手を経由してたらかかってくる。『はい。桐島です』「真咲、今何してるだ」夫の龍吾だ。龍吾は会議の休憩中に真咲に電話をかけたのだ。『え?恋桜と一緒にいるよ』恋桜の寝顔を見ながら言った。「誰と電話してたんだ」『また、交換手さんとケンカしたの?』「佐伯のヤツ、毎回教えてくれねーんだよ」『佐伯さん、しっかりしてるわね。エライ』真咲は少し笑いながら言った。
絹服誓愛 さん作 [209] -
18.鎖国、〜国の行方、人の想い〜
『心配だわ』咳込む娘の声を聞いていられなかった。一刻でも早く歌恋のそばに行き看病をしたかった。『大丈夫だよ。私だって医者の卵だし、あとは咳だけだから』そう、歌恋は医大生なのだ。夫の龍吾と長男の隼人は国会議員で、次男の渓吾は新聞記者、長女の愛留は医者で次女の歌恋と三男の爽吾は医大生だ。『そう。何かあったらすぐ電話するのよ』一刻でも早く行きたい気持ちを込めて言った。『ありがとう。ママ』そして二人共、
絹服誓愛 さん作 [261]
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