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M T さんの投稿された作品が4件見つかりました。
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後輩 ?
その時にあのバイクのことを聞いてみた。「外に止めてあるバイクって?」「あれは凉人がバイトして買ったんや。それに乗って憧れの人に会いに行ってくるって言って出て行って事故したんや。」余計なことを聞いてしまった。連れに一番に見せたくて納車されたその日に行こうとしたみたいだった。その日いろいろ聞いて、夏休みはずっとバイトして金ためてたこと、入学の時、気合い入れていたのは昔の自分にもどりたくないから。そん
M T さん作 [523] -
後輩 ?
俺らはなんとかして線香だけでもあげたくて、毎日家に行った。行くたびに母親に怒鳴られ追い返された。そんな日が続いたある日、家に行けば父親が出てきた。何も言わず真っ直ぐこっちに向かってきた。俺と連れは間違いなく殴られると思い、歯を食いしばり目を閉じた。すると、ドサッ!…。何の音か分からずゆっくり目を開けてみると父親は泣き崩れながら「ありがとうな…。今日は、わし1人やから。」と言った。そのまま家の中に
M T さん作 [453] -
後輩 ?
明日学校で会えるだろーと思いその日は寝た。夜中携帯が鳴った。連れからだった。「凉人がやばい。」状況はすぐ分かった。後ろで泣いてる人の声が響いていた。病院に行ったけどその日は会えなかった。その後もずっと…。何があったのか何にも分からず何にも理解できなかった。帰ってもまったく寝れなかった。そんな気持ちのまま次の日通夜が行われたので出席した。でも…。家の前に着いたとき後輩の母親が飛び出してきて泣きすぎ
M T さん作 [423] -
後輩 ?
ざわついた店内の一室で今年も俺らは集まっていた。誰かが声をかけたわけじゃなく、毎年同じ日に県外に住んでる奴もみんな集まってくる。しばらくして年上の人が「行くぞ」って言った。その言葉を聞いてみんなで店を出た。向かった所はどこにでもある住宅街の1本の電柱の前。今日は凉人(りょうと)が死んでちょうど8年目だった。俺の入学した高校は落ちこぼれしかあつまらないようなとこだった。一年生の間は先輩達のパシリば
M T さん作 [532]
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