携帯小説!(PC版)

トップページ >> 月の狼さんの一覧

月の狼さんの投稿された作品が118件見つかりました。

 
  • (仮)永遠の絆…最後の愛…17-2

    香「えっ!?もうサインしたの?…これから、どうするの?」丈「このマンションは売って、どこかアパートでも借りるよ。本当は今日から仕事だったんだけど…すっぽかしちゃった。」香「仕事は仕方ないよ…具合が悪かったんだから…病院の先生も言ってたよ。ストレスで内臓器官が悪いって…」丈「昨日は本当にゴメンね…でも香さんが居てくれて本当に助かったよ。」香「うん…仕事はさ、私が働いてる会社に来る?私が社長に話して
    月の狼 さん作 [341]
  • (仮)永遠の絆…最後の愛…17

    16.医者は「このまま入院を」と言ったが 丈 は、それを拒んだ。強引に入院させる事は出来ないし… 丈 には、末期癌の事は内緒にしてあった。 香 は「 丈、 本人の言う通りにして欲しい」と頼んだ。医者は痛み止めの薬を処方し渡してくれた。 香 はタクシーで 丈 を送り、そのまま自分も帰宅した。 香 はショックを受けていた。本当は 丈 の傍に付き添っていたかった。 丈 の事が本当に心配だった。翌日の
    月の狼 さん作 [323]
  • (仮)永遠の絆…最後の愛…16-2

    本当は食べてきたばかりだったが少し話を紛らわせて、この暗い雰囲気を変えたかった。 丈 に元気を出して欲しかった。長年、連れ添った相手と別れる事は物凄く辛い事だ。ただ 今は少しでも 丈 を支えてあげたかった。 丈 の事が好きだから、出来るだけ早く立ち直って欲しかった。 香 は「オススメ」を2つ注文した。アンブレラ、オススメのオムライスが運ばれて来た。 香 はすぐに食べ始めた。しかし 丈 の様子がお
    月の狼 さん作 [309]
  • (仮)永遠の絆…最後の愛…16

    15.真理は嬉しそうに 丈 が3ヶ月前に会社をリストラされていた事を徹に電話していた。すぐにでも離婚ができて、今週中には徹が借りたマンションへ引っ越せそうだと話した。その話を徹は楽しそうに聞いていた。徹「引っ越し業者を向かわせるのは、いつがイイ?」真理「いつでもイイわよ。でも早い方がイイわ。」徹「いつでも大丈夫か?だってリストラされてるんだろ?部屋に旦那が居る時に引っ越し業者が来るのは、さすがに
    月の狼 さん作 [310]
  • (仮)永遠の絆…最後の愛…15-2

    真理は 丈 の腕を掴むと公園を出てタクシーを停めた。真理は運転手に行き先だけ告げた。タクシーの中は重苦しい空気が漂っていた。無言のまま家の近くのバス停に着いた。部屋に入った途端、真理の怒りが爆発した。真理「一体どう言う事!?何で今まで黙ってんの!会社を辞めてから三ヶ月だってね!給料は?生活は?このマンションのローンは?どうするの?私は一体なんなの?こんな大事な事を黙っていて本当にイイ加減にしてよ
    月の狼 さん作 [317]
  • (仮)永遠の絆…最後の愛…15

    14.−三ヶ月後−真理は焦っていた。徹と結婚の約束を交わし、二ヶ月前には徹が借りたマンションで早く 丈 と離婚して暮らすように再三、言われていたのだ。しかし 丈 と離婚するのに理由がなかった。非があるとするなら真理の方だから離婚するなら慰謝料を払わなくてはならない。徹に言えば慰謝料ぐらいは出してくれるだろうが、それは真理のプライドが許さなかった。そんなある日、真理は買い物に出掛けた最中、偶然に
    月の狼 さん作 [304]
  • (仮)永遠の絆…最後の愛…14-2

    今まで、ろくに恋愛もせず家事をこなし会社でも真面目に仕事をして来た。化粧もオシャレも趣味もしないで頑張って来たのだ。嘉源は仕事中の事故で右手と右足を悪くしていた。そんな嘉源の面倒も、よく看てくれた。香 には母親を亡くしてから本当に苦労を掛けた。色んな事も我慢させた、せめて、この恋だけは実らせてやりたいと思った。徹「なに!?帰るだと、せっかく来た旅行なんだぞ!」真理「こんな旅館に泊まりたくないの!
    月の狼 さん作 [334]
  • (仮)永遠の絆…最後の愛…14

    13.真理は怒っていた。徹にも阿歩屋旅館にも怒っていた。旅行の楽しみの料理まで酷かったのだ。とても老舗旅館とは思えない。におい、味、見た目さえ悪い。レトルト食品や冷凍食品の方が遥かに美味しい。しかし、中には凄く美味しい料理もあったから、それが余計に頭に来る。真理は徹に「文句を言って来て!」と言ったのに徹は「ここは料理がメインじゃない、温泉がメインだから」と言い返してきた事に更に頭に来ていた。だが
    月の狼 さん作 [311]
  • (仮)永遠の絆…最後の愛…13-2

    しかし女性は 丈 を待っていた。この様子だと夜まででも立っているだろう。女性の想いが強かったからなのか運がイイのか 丈 が女性の横を通り過ぎた。女性は 丈 の顔や特徴などは殆ど分かっていなかったが通り過ぎた 丈 の腕を掴んだ。丈 はビックリして振り返った。女性「こんにちは。昨日は有り難うございました。」丈「こ、こんにちは…昨日?」女性「はい。この傘の事です。」女性は 丈 に傘を見せた。丈「ああっ
    月の狼 さん作 [376]
  • (仮)永遠の絆…最後の愛…13

    12.二人は無言だった。車中は険悪ムード。ここに着くまで何もかもがついていなかった。昼過ぎ、馬鹿温泉街に着き昼食を軽く済ませ14時を少し回った頃に阿歩屋旅館にチェックインして部屋に通されたのだが…とても高級な部屋とは思えない。確かに置いてある家具や壺や掛け軸などは高価な物ばかりのようだ。しかし入口も壁も床も物置としか思えない(実際、この部屋は昨日まで物置だった。大賀根 望代が片付けさせ部屋のよう
    月の狼 さん作 [371]
 
サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス