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月の狼さんの投稿された作品が118件見つかりました。

 
  • (仮)永遠の絆…最後の愛…12-2

    徹「なんで、こんなデカイ鞄にしたんだ!」そう言いならが乱暴に鞄をトランクへ押し込んだ。真理「ちょっと〜、そんなに乱暴に扱わないでよ。」真理は不機嫌な口調で言った。徹「なに言ってんだ。早くしなきゃ二人共ずぶ濡れになるだろ。」徹は怒った口調で答えたが既に二人共ずぶ濡れだった。丈 は光駅まで戻って来た。いつもなら夕方には閉まっている小さな宝くじ売り場が今日は開いていた。その小さな宝くじ売り場の明かりが
    月の狼 さん作 [308]
  • (仮)永遠の絆…最後の愛…12

    11.丈 は真理の居る家に帰りたくなかった。今は真理と顔を合わせたくなかった。真理の浮気?会社からの解雇…これからの人生に絶望していた。今朝の天気予報では「暫く良い天気が続くでしょう」と言っていたが、今の空は 丈 の気持ちのように鈍より曇って今にも雨が降り出しそうだった。丈 は会社から引き上げた荷物は傘だけ残して全て公園のゴミ箱に捨てた。それから、あてもなく歩き出した。その頃、大賀根 望代は仲居
    月の狼 さん作 [298]
  • (仮)永遠の絆…最後の愛…11-2

    徹「天気がいいらしいから星でも見ながら、ゆっくりドライブなんて、どうかと思って。」真理「素敵!分かった。なんとか今晩に出れるようにするわ。で、何時にする?」徹「そうだなぁ、20時にしよう。それで、どこかで食事しながら行こう。」真理「分かったわ。」徹「じゃあ、いつものバス停で。」電話を切った真理は 丈 に何て言おうかと迷っていた。そこに、また携帯電話が鳴った。丈 からだった。ビックリしながら電話に
    月の狼 さん作 [382]
  • (仮)永遠の絆…最後の愛…11

    10.温泉旅行前日丈の会社は月末の締日と連休前が重なり大変な忙しさだった。そんな中で俺は部長に呼ばれた。一緒に9階の会議室へと向かった。会議室に入ると専務と常務が座っていた。ただならぬ雰囲気に一気に緊張した。専務「ご苦労様。座りたまえ。」常務は怖い顔で腕組みをしている。専務「部長から色々と話は聞いている。安野君、君は優秀な社員だと思っていた。しかし、ここ最近の君の勤務態度は全くなっていない。元の
    月の狼 さん作 [404]
  • (仮)永遠の絆…最後の愛…10-2

    丈「おい、おい、ハッキリ言うなよ。これでも、かなり落ち込んでいるんだから…」望代「あっ、ゴメンゴメン!それで、どうするの?」丈「力を貸してくれないか?」望代「面白そうだから、いいわよ。でも…高いわよ!」丈「お金をとるのか?」望代「バカねぇ〜。お金なんていらないわ。私を誰だと思っているの?とりあえず、どこの温泉?」丈「なんでも有名な温泉で馬鹿(うましか)温泉らしいんだけど知ってるか?」望代「知って
    月の狼 さん作 [380]
  • (仮)永遠の絆…最後の愛…10

    9.真理は、まさか 丈 と大賀根 望代が幼なじみだとは予想もしていなかった。丈 と望代は同じ町内の同級生で幼い頃は、よく遊んでいた。望代の家は日本でも指折りの大財閥だが、自由奔放な両親のおかげで平凡なサラリーマン家庭で育った 丈とも親しかった。望代の両親は望代が 丈 と結婚してもいいとさえ思っていたほど寛大だった。しかし 丈 は身分の違いを気にして高校を卒業してからは望代と距離を置くようにした。
    月の狼 さん作 [340]
  • (仮)永遠の絆…最後の愛…9-2

    丈「たまには息抜きしておいで。」真理「本当?嬉しい。有り難う!私が家を留守にして一人で大丈夫?」丈「大丈夫だよ。」真理「良かった。それじゃあ、ちょっと欲しい物もあるから買い物に行って来るね。」そう言って真理は出掛けて行った。真理は外に出ると嬉しそうに携帯電話を取り出して徹に電話を掛けた。真理「もしもし?私。今、大丈夫?」徹「少しなら大丈夫だよ。」真理「温泉の事なんだけど…」その頃、 丈 も電話を
    月の狼 さん作 [365]
  • (仮)永遠の絆…最後の愛…9

    8.俺は新しい機械の開発会議に参加していた、が全く上の空だった。話し合われている内容が興味のないBGMのように右から左へ流れて行く。自分でも呆れ返るほど何もかもどうでも良くなっていた。部長は暫くは心配してくれていたが、やがては俺の存在は無いかのように気にもとめなくなっていった。仕事にヤル気が出ない。活力も湧かない。ただ淡々と毎日が過ぎて行き、一ヶ月あまりが経とうとしていた。そんなある日真理「ねぇ
    月の狼 さん作 [352]
  • (仮)永遠の絆…最後の愛…8-2

    9階は会議室で10階の最上階が社長室だ。俺はエレベーターに乗り5階のボタンを押した。俺の他にも数人がエレベーターに乗り、それぞれの階のボタンを押した。部所は違っても、それなりに顔見知りなので軽く挨拶を交わし、それぞれの階で下りて行く。俺も5階で下り自分のデスクの椅子に腰を下ろした。しかし、すぐに部長に呼ばれた。俺は部長と無言のまま9階の会議室へと向かった。9階の会議室へは各階から直通のエレベータ
    月の狼 さん作 [352]
  • (仮)永遠の絆…最後の愛…8

    7.翌朝俺は何も無かったかのように真理に接した。真理は何となく、ぎこちないような感じもしたが気のせいのようにも感じるぐらいだった。会話は、あまり無かったが、いつもと変わりなく、どちらからともなく玄関で口づけを交わし俺は出勤した。昨日の出来事が夢だったような気さえしてきていた。いつものようにバスに乗り、いつも通りの景色を眺め「何も変わってないんだよな」などと思いながら終点の光駅で降りた。いつもと同
    月の狼 さん作 [341]
 
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