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まっかつ改 さんの投稿された作品が432件見つかりました。

 
  • 航宙機動部隊前史・5

    水星は再び不毛と灼熱の大地に戻り、この大惨事を受けて人類は、惑星可住化による移民自体を大きく後退せざるをえなかった。その分、力を入れられた巨大宇宙船での太陽系外進出は、対称的に至って順調だった。彼等は単体で、あるいは船団を組み、やがて宙際政治勢力にまで成長する。これがのちの航宙遊牧民族の原型であった。航宙遊牧民達は、原則として惑星や固定した植民体には定住せず、移動型の植民体で外宇宙を彷徨い、主に
    まっかつ さん作 [430]
  • 処刑生徒会長第三話・4

    一条フサエ殺害後、世間がこの事件をどう見るか、梅城ケンヤは大筋の予測はしていた。彼や彼のZ区立第三中学校・生徒会関係者の実名は報道されない。実際に一条フサエを殺した遺族達は、生徒会関係者の肩書があるから逮捕されない―\r全ては【学校内司法自治全権委任法】の分厚い壁によって守られる。しかし―\r蓋を開けて見れば、予想以上な予想通りの展開振りに、ケンヤはむしろ呆れた。普通は形だけでも正論を吐く記者や
    まっかつ さん作 [779]
  • 処刑生徒会長第三話・3

    【以上現場からお送りした通りこの大惨事によって、私鉄T駅は厳重に封鎖され、周囲の安全が確認されるまで、電車は運休をよぎなくされています。警視庁はT駅始め私鉄沿線に450人を配備して、次なるテロに備えるとともに、事件の経緯について調査を始めました】【それにしても、現代の日本の世相を代表するような事件ですねえ】【いまだ解決出来てない暴力団問題―何とかしなければなりませんね】【警察の怠慢・周囲の無関心
    まっかつ さん作 [802]
  • 航宙機動部隊前史・4

    人類の大半は、主に各惑星公転軌道に次々と建造された浮遊型コロニー・あるいは推進装置を取り付けた自航型コロニー・そして、アステロイドベルトの小惑星に手を加えた人工・半人工宇宙都市を植民先にしていた。外宇宙へと人類が漕ぎ出したのは、西暦26世紀も末になる頃だった。飛躍的進歩を遂げた自航型・人工植民体、つまり巨大な宇宙船が、引き続きその主役だった。代表的なのが、西暦二五八八年中に第一〜五番艦まで進宙し
    まっかつ さん作 [537]
  • 処刑生徒会長第三話・2

    日本A新聞 20хх年七月二二日・第一面―\r【元高級官僚・過去の汚職露見し逮捕】かつての教育省次官で、現在でも教育界の重鎮として様々な機関や団体の顧問や理事を歴任している一条トシアキ氏(68)が、昨二一日深夜より現職時代の違法行為の発覚により逮捕され、家宅捜索を受けている事が、警視庁の発表により明らかになった。一条トシアキ氏の容疑は、公金横領・脱税・贈収賄と多岐に渡り、違法に取得した資金は合
    まっかつ さん作 [874]
  • 処刑生徒会長第三話

    西暦20хх年・日本―\r【学校内司法自治全権委任法】によって全国の生徒会長は絶対権力を与えられていた。小学生の時に従姉妹・ナツをイジメによって失い、復讐の鬼と化した梅城ケンヤは彼女と同じ東京都Z区立第三中学校に入学。卓越した指導力と行動力で、一年生にして生徒会長の座を手に入れる。そして、改革を断行し絶大な支持を得たかれは、学園祭を口実にナツを自殺させたイジメグループをおびき寄せ、抹殺する計画を
    まっかつ さん作 [1,257]
  • 処刑生徒会長・第二話ラスト

    ―いや梅城ケンヤは強く拳を握った。―これで良いんだ―何も間違っちゃいない―毎年1万人がイジメで死んでるんだ―だから俺が裁くんだ、止めるんだ!―外科手術はしたくても血を流したくないなんて、虫が良すぎるじゃないか。―この位で何を怯む梅城ケンヤ!―俺は、これから1000人を生贄にしなければいけない身なんだイジメの無い未来のために―\r胸の内の葛藤を強引に封じ込めた彼は、部下達に撤収を命じ、死体と証拠を
    まっかつ さん作 [1,051]
  • 処刑生徒会長第二話・37

    『そうだ、こいつの腹ってどうなってんのかな?さぞかしどす黒いはらわたで満たされてんだろうなあ』そう言って誰かがチェーンソーを持ち―\rその先をはだけられた一条フサエの臍に押し付け、起動させた!ガガッ ガガガッチュイィィィィィィンブババババババババッ ブババッ ブババッ ゴバァァァァァッ ゴボゴボゴボボッ!ミキサーが果物を砕く粘っこい音が辺りに響き―\rチェーンソ
    まっかつ さん作 [856]
  • 処刑生徒会長第二話・36

    遺族達は思う存分復讐を欲しいままにした。一条フサエは左右の腕を失い―\rシャアアアアア ギィィィィィ バリバリバリバリ更に右脚が―\rチュゥゥゥゥゥンガリッ ガリガリガリガリガリ最後に左脚が、チェーンソーによって失われた。一条フサエは血の池に浮かびながら、ただ上半身だけをうごめかす無惨なイモムシになってしまった。だが―\r『へへっ、良い気味だぜえ』『ざまーみろ』『だが、
    まっかつ さん作 [815]
  • 処刑生徒会長第二話・35

    『やめて、やめてえぇぇぇっ!イヤァァッ、助けて、九重さん!!!』大勢に揉みくちゃにされながら猛然と首をふる一条フサエの泣き声は―\r皮肉な事に演技ではなかった。だが、その九重モエも特別調査取締班に厳しくマークされ、霧島ユウタも立ち上がれないままだ。今度は中年の女性が、チェーンソーを手に取った!『アツコの仇いぃぃぃぃぃぃ!!!』キュィィィィィィィンシャァァァ ガリガリガリツ!!『ひぎゃあぁぁぁぁ
    まっかつ さん作 [823]
 
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