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まっかつ改 さんの投稿された作品が432件見つかりました。

 
  • 航宙機動部隊第四章・21

    パレオス星邦首都星ティヴィタヴェキア周回軌道上・最外縁征討軍旗艦・D=カーネギー『放してっ!放してよ!!』船内に広く取られている通称《大使館村》と呼ばれる居住区は外交上最も重要なエリアの一つであっただけに、そこの警備が厳重だったのは言うまでもない上に、更に最近の星間諸侯太子党のテロ行為がそれのより一層の針鼠化を促したとしても不思議では無かったであろう。だが人員にして数倍、融通のきかなさに至っては
    まっかつ改 さん作 [502]
  • 航宙機動部隊第四章・20

    グィッチャルディーニは再び件の画像に目を向けて、『科学原理主義団体・人類進化《神化》宗教・魂の浄化《情報化》協会―おやおやおまけに真の神《超AI》思想までお出ましと来ましたか』その言葉を聞いてジョゼッペ=ヴェリーニとパンネラ=ディアーナは一様に固唾を飲んで見せた。『首席政務官、文明に置ける革新勢力の由来はご存知ですかな?』問いながら議長は子供の様な笑みを見せて来たが、それは純真な愉楽からは程遠い
    まっかつ改 さん作 [470]
  • 航宙機動部隊第四章・20

    グィッチャルディーニは再び件の画像に目を向けて、『科学原理主義団体・人類進化《神化》宗教・魂の浄化《情報化》協会―おやおやおまけに真の神《超AI》思想までお出ましと来ましたか』その言葉を聞いてジョゼッペ=ヴェリーニとパンネラ=ディアーナは一様に固唾を飲んで見せた。『首席政務官、文明に置ける革新勢力の由来はご存知ですかな?』問いながら議長は子供の様な笑みを見せて来たが、それは純真な愉楽からは程遠い
    まっかつ改 さん作 [484]
  • 航宙機動部隊第四章・19

    『所で話は変わるのだが―』ペアリーノ=グィッチャルディーニは声と表情にやや影を差し込ませて、『ピエトロ=ガルバーナ君の件だが、何か分かった事は有りますかな?』それは今や星邦議長最大の政敵にまで急成長した革新派のリーダーの名前だった。司法省長官パンネラ=ディアーナは、自分のパネルカードを議長の黒執務卓の縁にある差し込み口に挿入しながら、『彼が複数の業界・団体・組織・要人をバックに持っているのは確実
    まっかつ改 さん作 [477]
  • 航宙機動部隊第四章・18

    同ティヴィタヴェキア・シテ・首相官邸―\rパレオス星邦議長兼首相代行ペアリーノ=グィッチャルディーニは執務室に複数の閣僚を呼び寄せていた。複数と言っても今回召じられたのはたった二人だったのだが。黒色の執務卓の前、議長から見て左側にに書類を抱えながら立っているのが、パレオス星邦首席政務官ジョゼッペ=ヴェリーニ。対して右側にはこの国の司法省長官・パンネラ=ディアーナが、がたいの良い体をスーツで包んで
    まっかつ改 さん作 [513]
  • 航宙機動部隊第四章・17

    ルクレツィアは肩のはだけた紺のドレスを着ていた。『で?次はどんな出し物を見せてくれるの?』彼女は向かいのベッドにやはり腰掛けるハミルトン=ゾラに軽く手を振ってから、『そうそう、あの生意気な共和国の夷狄(野蛮人)退治はいつやるの?私ずっと楽しみにしているんだけど』柳眉をしかめながらその小さな顔をフーバー=エンジェルミの頬に思い切り擦り寄せた。『ふん、あいつか』甘える様な打算を含む様な少女の仕草に触
    まっかつ改 さん作 [533]
  • 航宙機動部隊第四章・16

    天然羊毛純度一00%の紫絨毯は見る見る赤い体液によってどす黒く変色し―\r『料理人は色んなモノを味わってナンボってね、アッキャッキャッキャ!だからさあ、自分の肉を食べると言う素敵な体験をさせてやるよ』狂笑と共にフーバー=エンジェルミはスーツ姿達に命じ―目下シェフの体を細切れに解体中の彼等は一人ずつその肉片だの内臓だのを取り上げて、哀れな犠牲者の泡だらけの口に押し込んだ。そして最早生きているのか死
    まっかつ改 さん作 [448]
  • 航宙機動部隊第四章・15

    フーバー=エンジェルミが空になったワイングラスをやや高く尽きだしながら、すぐ近くのステンレス=カーゴに向けて顎をしゃくると、慣れた手つきでそこに立つボトルを取ってハミルトン=ゾラが給仕してやる。なみなみと注がれる人血。躊躇う事無く狂気の貴公子はかっ食らって見せた。『ふん、やっぱ不味いな。処女の生き血とは言え所詮辺境の雑種じゃあタカが知れているか』そして今度は自らカーゴに手を伸ばし―ナイフとフォー
    まっかつ改 さん作 [466]
  • 航宙機動部隊第四章・14

    フーバー=エンジェルミはその居所を惑星ティヴィタヴェキアの中枢・シテの最上級ホテルに定めていた。当然一番豪華なスウィートルームだ。『まだだ。まだこんな程度じゃ僕の目指す《美しい国》からは程遠い』名門キーンネ公爵家の御曹司は、この地でおよそ人の思い付く限りのあらゆる倒錯の境地を貪り尽くしながらも、今だ以て御不満の様子であった。身長一七五cm。この年二0になる彼は、ぱっと見だけで複数の女性を虜に出来
    まっかつ改 さん作 [448]
  • 航宙機動部隊第四章・13

    パレオス星邦首都星ティヴィタヴェキア―\r星間諸侯太子党の総帥・フーバー=エンジェルミは放蕩と悦楽と嗜虐の日々を送っていた。彼がこの異域の地で行った悪行は、とても数えられない程の多きに上った。例えば路地でカップルを拉致し、男は性器を切断し、その目の前で女を散々強姦したと言う話。ある時は豪勢な宴会を張り、やはり捕らえて来た少年少女達につがいを組ませ、めいめいセックスをさせて余興とした話。或いは貧困
    まっかつ改 さん作 [466]
 
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