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まっかつ改 さんの投稿された作品が432件見つかりました。

 
  • 航宙機動部隊前史後編・37

    次に、義勇軍が挙げられる。元軍人や自己武装した民間人達が銀河各地で結成した反超大国勢力の雑多な集団であったのが、次第に最終平和達成の旗印の元にまとまり戦う様になり、実質的な主力軍となった。彼等は当初必要な物資や弾薬以外は一切報酬を受け取らず、正にボランティアとして二大超大国の正規軍と対峙したが、後にはかつての軍人失職・迫害の悲劇を避けるべく、率先して傭兵企業を立ち上げ、未来の防衛産業の担い手とな
    まっかつ さん作 [461]
  • 航宙機動部隊前史後編・37

    次に、義勇軍が挙げられる。元軍人や自己武装した民間人達が銀河各地で結成した反超大国勢力の雑多な集団であったのが、次第に最終平和達成の旗印の元にまとまり戦う様になり、実質的な主力軍となった。彼等は当初必要な物資や弾薬以外は一切報酬を受け取らず、正にボランティアとして二大超大国の正規軍と対峙したが、後にはかつての軍人失職・迫害の悲劇を避けるべく、率先して傭兵企業を立ち上げ、未来の防衛産業の担い手とな
    まっかつ さん作 [506]
  • 航宙機動部隊前史後編・36

    ここでようやく、一般星民の間からも声が挙がり始めた。後銀河連合も星間国家共同体も、そして何よりも宗教界はヒステリックにこれを叩いては踏み潰した。しかしここで、その宗教界の中からも異議を唱える勢力が出現した。その指導者・アブー師は、現今の悲惨な状況を痛烈に非難し、新たなるシステムが必要だと全人類に向けて提言した。【今の時代は地球時代末期に似ている我々が手にした強大な技術力は現在まで続いた文明と人類
    まっかつ さん作 [469]
  • 航宙機動部隊前史後編・35

    完成した最終兵器の内、超重爆縮型は《素粒子破壊弾》、AM反応型は《次元破壊弾》と命名され、それぞれ量産化が急がれた。宗教界保守派や王道派の指導者達は、これで胸を撫で下ろした。事実、マルドゥク計画成功の報が伝わった後銀河連合《GU?》陣営は、無条件降伏か軍用先端技術の放棄まで真剣に論じられるまでに、一挙に追い込まれたのだ。だが、ここで信じられない事態が起こった。最終兵器の余りの破壊力に恐れをなし、
    まっかつ さん作 [501]
  • 航宙機動部隊前史後編・34

    ドクター=キマリを中心とした科学者達は、まずは最終兵器の理論面を整備した。それ自体は決して難しい事ではなかった。地球時代末期に完成した核分裂の応用発展型だ―キマリは実に明解に、その原理を説明した。通常、核分裂を引き起こし、絶大な破壊力を手に入れるには、中心に置かれた核物質に向けてあらゆる方向から一斉に爆発を加える《爆縮》と呼ばれる技法を用いて核分裂を連鎖させる勢いを得るが、今回の場合は、その爆縮
    まっかつ さん作 [522]
  • 航宙機動部隊前史後編・33

    そして遂に―大国群は許されざる聖域にまで手を付け出した。まず生物化学兵器が現れ、遺伝子操作による戦闘獣が続き、同じくバトルロボットが量産され―やがてそれは、人間自体をいじくる挙にまで繋った。どれもこれも、最終戦争《ハルマゲドン》を完遂するためと言う大義名分によって正当化されて行った。当然これは、本来なら宇宙文明の倫理面を統制する宗教界が全て禁ずる所の筈だ。だが―その宗教界自体も混迷を深め、本来の
    まっかつ さん作 [533]
  • 航宙機動部隊前史後編・32

    より重用なのは、アンドレア=ネスティに代表される最終聖戦思想が、兵器のみならず、戦略にまで用いられた事であった。それまでは、僅かな例外を除けば有人惑星や非武装の人工植民体に直接攻撃を加える者は居なかった。だが、この第四次大戦では、ついに禁断の扉が開かれ、地獄の釜の蓋が開けられたのだ!闘い方も、敵に打撃を与えてその戦闘意思を奪い、退却させればそれで終りと言う、旧来の会戦形式は否定され、最後の一隻一
    まっかつ さん作 [511]
  • 航宙機動部隊前史後編・31

    銀河元号一五八二年に勃発した第四次恒星間大戦は、それまでの戦争とは比べ物にならない規模の災厄を人類と宇宙文明にもたらす事になった。それは、開発された一連の主要兵器群を見れば、一目瞭然と言えた。今まで禁じられていた大量破壊兵器の開発及び実戦配備に、どの大国も狂奔したからだ。まず反物質反応弾が出現した。その余りの破壊力ゆえ、本来の用途たる恒星間宇宙船の推進システムの候補から外された《じゃじゃ馬》が、
    まっかつ さん作 [510]
  • 航宙機動部隊前史後編・30

    五大国によるパワーバランスは、実に脆い物だった。いずれも超国家主義による監視統制システムで星民をがんじがらめに縛り付けた。産まれる前から、その人の住地・職業・配偶者と出産数・課すべき学業や訓練・国家奉仕の内容や、それに付随するリスクが、事細かに定められ、それぞれの政府によって綿密に運営されたのだ。自由は否定され、言論も学問も文化も、全ては国家に役に立つ物以外は容赦無い検閲の対象とされた。全てはや
    まっかつ さん作 [681]
  • 【読みきり】もも評論家

    むかしむかし ある所に おじいさんとおばあさんが住んでいました。おじいさんは山にしばかれに おばあさんは川に詮索しに行きました。ヤンキー達『オラッ ジジイもっと金だせ!』ドカッ バキバキかわいそうに おじいさんはヤンキー達にしばかれてます。一方 川では他人の洗濯物を一々詮索していたおばあさんの前に 大きな桃がどんぶらこっこ どんぶらこっこと流れて来ました。おばあさん『グヘヘ こいつは
    まっかつ さん作 [856]
 
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