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ミッシェル さんの投稿された作品が107件見つかりました。

 
  • ポジティブ・アクション7

    「宜しくスティーブ。じゃあ、話すわ」メアリーは一呼吸置き、ゆっくりとスティーブに語り始める。彼女は5年前、17歳の頃、大きな事件に巻き込まれる。それは、真夏の夜の出来事だった。一人っ子のメアリーは、父と母の三人で暮らしており、その日何時も通りにメアリーは二階の寝室、父と母は一階の寝室で眠りについていた。だが、時計の針が12時を廻った頃、悲劇は幕を開けた。二階の寝室で深い眠りについていたメアリーだ
    ミッシェル さん作 [552]
  • ポジティブ・アクション6

    メアリーはうずくまる男にそう吐き捨て、迷わず目の前のタクシーに乗り込んだ。 「ありがとう運転手さん」「怪我はないかな?」心配そうにスティーブは彼女に尋ねる。 「大丈夫よ。でも‥凄く怖かったわ‥」それを聞き、スティーブはバックミラーから彼女の様子をうかがった。 メアリーは体を震わせ、とても不安げな表情を浮かべている。「帰りはいつも1人なのか?」スティーブが尋ねる。 「えぇ。そうよ」まるで当たり前の
    ミッシェル さん作 [615]
  • ポジティブ・アクション5

    そして日は暮れ、午後8時を廻った頃。高級レストランの前で停車しているタクシーに、メアリーが勢い良く乗り込んだ。「何時も悪いわね。運転手さん」彼女はそう言って、ハンドルを握るスティーブに優しく微笑んだ。だが、スティーブは昨日の彼女のあの悲しい表情を思い出すと、その笑顔が偽りのものと思えて仕方がなかった。そして彼は早速、昨日の事について彼女に尋ねようとしたが、どうやらその必要は無さそうである。「ねェ
    ミッシェル さん作 [536]
  • ポジティブ・アクション5

    そして日が暮れ、午後8時を廻った頃。 高級レストランの前に停車するタクシーに、メアリーが勢い良く乗り込んだ。 「何時も悪いわね。運転手さん」微笑みながら、メアリーはスティーブに言った。彼女は微笑んでいるが、スティーブは昨日の彼女の悲しげな表情を思い出すと、その笑顔が偽りのものと思えて仕方がなかった。スティーブは早速、昨日の夜の事について尋ねようとしたが、どうやらその必要は無さそうである。 「ねェ
    ミシェル さん作 [531]
  • ポジティブ・アクション4

    昼下がりの午後、何時ものように一台の黄色いタクシーが歓楽街を走っていた。昨日の天気とは打って変わり、空は蒼く輝いている。やがて歓楽街を走るタクシーは、一軒のバーの前で停車した。バーの入り口付近に立てかけられている看板には『HOLYLOVE』と書かれている。タクシーから下り、男は『HOLYLOVE』の扉を開け、迷わずカウンターテーブルへと歩を進める。「よぉスティーブ! やっぱり来たな!」カウンター
    ミッシェル さん作 [651]
  • ポジティブ・アクション3

    そんなメアリーを見つめながら、ゲイリーはゆっくりと彼女の近くまで歩み寄る。 そして、右手で彼女の頬を優しく撫でながら 「いいか‥これは俺にとってとても重要な事なんだ。お前の相手なんて、後でいくらでもしてやる。だから、今は我慢しろ」だが、ゲイリーのその言葉はメアリーにとってはなんの慰めにもならない‥。ただ、ゲイリーに対する憎しみの念が募るばかりである。 「もういや‥あなたに何て最初から会わなければ
    ミッシェル さん作 [657]
  • ポジティブ・アクション2

    「着いたぞ」男の運転するタクシーは、高級住宅街の中でも一際目立つ一軒の豪邸の前で停車した。その豪邸は全体を黒で統一されており、夜中に見るといつもよりも増して不気味に見える‥。 「ありがとう。はい、これ」彼女はそう言って、男に運賃を手渡す。 「どうも。じゃあな」「えぇ、また」しかし、彼女はそう言ったものの、中々車内から出ようとしなかった。 暗い表情を浮かべながら、まるで何かを訴えるかのようにひたす
    ミッシェル さん作 [662]
  • リレー小説「楽園」:ミッシェル

    【楽園】第四話それからというものの、名無しはおばあさんがくれた時計を片時も離しませんでした。まるで自分の体の一部のように、常に持ち歩きました。感情とは無縁な時を過ごしていた名無しでしたが、やがて名無しはおばあさんと一緒に過ごしていくうちに、おばあさんに対して特別な想いを抱くようになりました。 勿論それが何なのか、今の名無しには分かりません。ただ、おばあさんに対する“感謝”という気持ちは薄々気付い
    ミッシェル さん作 [859]
  • ポジティブ・アクション

    午後8時頃。激しく降る雨が、夜の歓楽街を叩きつける。しかし、それでも人々は縦横無尽に歓楽街を歩き回り、何時もと変わらず多くの人々で賑わっていた。眩しく光るネオン。沢山の人々を見下ろす無数の摩天楼。そこはまさに眠らない街である。 「今日は遅いな」一台の黄色いタクシーが、高級レストランの入り口の前に停まっていた。 そのタクシーの運転席にて、男が煙草を吹かしながらレストランの入り口を見つめている。フロ
    ミッシェル さん作 [784]
  • 新『作品紹介』〜ミッシェル

    こんにちは。ミッシェルです。 いやぁ〜暑いねェ。海行きてぇ〜?海といえば、ベリンダ・カーライルの『Circle In Thd Sand』を思い出しますね?私の大好きな曲の一つです? でもベリンダといえばやっぱり『Heaven Is A Place On Earth』あの歌は最高です?私の中で一番……なのかな?まあ、とにかくそれくらい大好きな曲です?ていうか、ベリンダの歌自体みんな大好きですね?是
    ミッシェル さん作 [1,135]
 
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