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さんの投稿された作品が67件見つかりました。

 
  • 輪 <1>

    私は昨日、彼氏を殺しました。嫌いだからではありません…仕方なかったからです。結局彼からは「好き」と言う言葉は聞けませんでした。残ったのは二つの遺体と生きている、部外者の私。それと、「好き」という感情。もう…後には戻れない。今度は私があなたを助ける番ね…。何ヶ月…いえ、何年かかっても絶対に…
    さん作 [777]
  • 愛しい人

    俺、野崎健は付き合って二ヶ月の彼女、櫻田陽菜が居る。彼女は綺麗でスタイルも良く、俺はその全てを知りたいと思った。もう…我慢出来ない。二ヶ月経った。そろそろやってもいいかな…?あるデートの時、ついに俺は我慢の限界を迎えた。「ん…?健ちゃ…?キャッ!?」俺は無意識の内に陽菜の両手を押さえ付け、上に被さっていた。「…お願い!やめて!!私そんなつもりないから…。」「俺…お前の内見たい。全てを見せてくれな
    さん作 [961]
  • 借 5

    光は、ボロボロの紙をテーブルにたたきつけ、こちらを睨んだ。「…今日中が期限です。返して下さい。」幼い顔からは想像も出来ないような口調に俺はドキリとした。「な、何を…。」「本当に何も覚えてらっしゃらないのですか?」え…。テレビ音だけが、部屋に響いた…。『ごめんなさ-い。今日のビリはしし座です!借りた物はきちんと返しましょう!』
    さん作 [634]
  • 借 4

    ドガシャ-ン!「…光-!また壊したのか!」「ふェ-!掃除しようかと思っただけでしィ-!」「…ったく、光が怪我してないなら、いいよ。」こんな会話が日常茶飯事となった。光と出会ってからもう一週間が過ぎた。すっかりここにも馴染んで来たようで安心した。俺も光が来てから変わった。光の為にと仕事にも熱が入るし、料理だって上手くなってきた。…不意に光が尋ねてきた。「…今日は何の日か分かりましかァ?」「ん?分か
    さん作 [550]
  • 借 3

    「えっと、よく分からないんだ。君は何でここに?」「…松下淳一様が連れてきたでしよ?よろしくでしィ。」「…やっぱりか。あ、ところで名前は?」「え?名前はないでしィ、必要ないでしもんね?」うわ…悪い事聞いちゃったな…。この子は小さい頃に捨てられたのか…。辛い事ばかりだったんじゃないか?なのにこんな小さな体でたった一人で生きて来た。胸が痛くなる…。「光…光ちゃんは!?君の名前。明るい君にピッタリだと…
    さん作 [608]
  • 借 2

    …うわ!?ドアは倒れており、目の前にはずぶ濡れの女の子が立っていた。「松下淳一様ァ-、ただいまでしィ!ちょっと出かけてましたァ!」「あ…、お帰り。早く入りな。」「…って、ちょっと待て!君、誰!?」ずぶ濡れの女の子は布団で顔を拭きながらこちらを見た。「ふェ!?昨日から一緒にいるじゃないですかァ!」…昨日…?酒飲んで、店出た後の記憶がない。どこの貧乏子ちゃん(借り名)連れて来たんだ…。それよりも気に
    さん作 [581]
  • 借 1

    一昨日から降り続いてる雨はボロ屋根の小さな穴へと流れ込み、内部へ侵入する。そしてバケツの中へとポチョン…ピチャン…と落下するのだ。俺はその様子をベットからじぃっと見つめていた。…参ったね、このボロアパートには。ドアは歪んでるし、壁紙は所々剥がれてる…。ま、生活には支障がないから…いいや。…さ-てと、そろそろ起きようかな。テレビの電源を入れるとともに、破壊音が耳を貫いた。!?…玄関から…だよな
    さん作 [610]
  • 宝石 *1*

    涙…。それは、感情が高ぶると流れてくるものである。嬉しくて流れ、悔しくて流れ、悲しくて流れ…様々あるものだ。今、君の流している涙はどんなものだい…?『恐怖』この涙が1番美しい。恐怖で歪んだ顔にとめどなく溢れてくる、透明でキラキラと輝く液体…。今日もまた、一滴、一滴と俺のものになるんだ。さてと、今夜の獲物は誰にしようか…。
    さん作 [470]
  • ?彼女=彼氏? [3]

    「あ、裕実チャン!夢で先輩が出てきたんだよ♪」ニヘラッと笑うと、今度は平手が飛んできた。「い、痛いよぉ!何で叩くのさぁ。」「ごめん、つい。ところでさ、夢に見るまで好きなら女装してみなって!好きな女のタイプとか聞いてさ!」…!?ぼ、僕が…?「そうすりゃ、付き合えるかもよ!?葵可愛い顔だし、華奢な体付きだからイケるって!」…。互いを見合わせてニヤリと笑った。
    さん作 [477]
  • ?彼女=彼氏? [2]

    …ポンッ。背中を叩かれ、急いで後ろを振り向いた。「葵…!今日は早く部活来たんだな。えらいじゃないか。」「い、石渡先輩!?」うわぁっ、ラッキー♪早く来て良かったよぅ♪♪「えッと…今日のメニューは何ですか?」「そうだなぁ、今日は筋トレだから、まず30分走って来い。」「…は、ハイ!行ってきます…。」手を振る僕に、笑顔で振り返してくれた先輩…何て優しいのだろう。あぁ…もう僕は先輩なしでは生きて行けません
    さん作 [547]
 
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