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さんの投稿された作品が72件見つかりました。

 
  • 翼 3

    私が夜にしてた仕事は、自分自身以外に内緒でやってた。風俗系のバイトだからってワケじゃないけど、学校で噂されるのが嫌だった。バイト辞めさせられたくなかったから。学校退学になる方がマシだった。でも、先生が来るまでの話だけど。それなのに、先生が来た途端、バレたのは何でだろう。「神谷さん、風俗やってんだって?」クラスの裏のボスって私は勝手に思っている、里見 エリナ(サトミ エリナ)さんにベタに体育館裏に
    さん作 [204]
  • 翼 2

    掃除が終わって、あたりはもう真っ暗だった。先生は責任もって送っていくってきかなくて。でも一人で帰るより全然違った。楽しかった。「先生ここの卒業生なんだ」「とは言っても留年したことあるけどな」「ぇ、先生ダブったの!?」「笑うなよ。ちょっとヘコんだんだよなぁ、あのときは」お互い成績悪い者同士、初対面とは思えないくらい気が合って。家まであっという間で。でも。先生には話してなかったんだ。両親の酒癖。ちょ
    さん作 [317]
  • 翼 1

    私は先生のことが大好きでした。今すぐ先生にとびついて、そのままだきしめられたいです。でも、それは先生にとって迷惑な事だから、私はバカな頭で考えた、今できることをします。さようなら。大好き。「今日から卒業まで一年間、お前らの面倒見ることになった。春居 雄二(ハルイ ユウジ)だ」私はその日、夜のバイトが長引いて、学校に遅刻して。進級初日に先生に怒られた。「高校生なら寝坊以外にいいわけ作っとけ」「ご
    さん作 [404]
  • squall 9

    そんな沢田と小林課長のやりとりなど全く知らなかった俺は、一週間後に控えた社員旅行の日程調整に追われていた。当日の夜までの自由時間をなるべく多くしろという声に応えるため、細かい日程を切り詰めていた。「はぁ〜、もう無理だろう」「すごいですね〜!さすが相沢さん!」同僚の松下が感心して話しかけてきた。「女子社員がとにかく自由に動きたいっていうから…ったく、あんな山奥くんだりで何がしたいんだか」「あそこ湖
    さん作 [206]
  • squall 8

    結局、相沢さんの風邪は事件が起きる一カ月前まで治らなかった。「相沢〜。大丈夫かぁ?一週間も休むなんて尋常じゃなかったろ」「はい、正直死にそうでした」私は清掃しながらも見逃さなかった。相沢さんと談笑していた小林課長の目が笑っていなかったことを。「課長」「沢田君。良かったね、相沢、元気になって」まったく感情の無い声。「課長…もう変な勘違いやめてください!」「勘違い?」「私と相沢さんは課長が思ってるほ
    さん作 [163]
  • squall 5

    私が目覚めたのは朝だった。おじさんは、あー。相沢さんは病院から家まで本当におんぶしてくれてたらしい。「今日は会社休んだから。事情話してみるもんだな。信じてくれたよ」「本当に、ごめんなさい。相沢さん…私、ヒドいこととか言いまくっちゃって」「言ってないよ。キミは俺には一言も。おじさんてのは言われてみればキツかったかも」私は思わず笑ってしまった。幸せを噛みしめたと同時に倍の不安が襲ってきた。「あ。学校
    さん作 [408]
  • squall 4

    パチン!携帯電話を勢いよく閉める音。ぼやっと視界が開ける。どこ?「……」「よう小娘」「おじさん、!!痛…」「手すりに腰打ったらしいぞ。俺なんかほら、腹にアザできちゃって」そう言って彼は私にためらいなくお腹を見せてきた。鍛えてんのかな。腹筋がすごい。そこに確かに結構濃いアザができてた。「ごめんなさい。もうしません。だから誰にも言わないでください」「はぁ?お前の知り合いにわざわざ連絡してやる義理ねぇ
    さん作 [289]
  • squall 3

    「!?…どっか怪我して」「レイプされたの!!!初めてが…私、レイプなの!!最低でしょ!!汚いでしょ!!」彼女は涙をこぼして必死に俺に訴えかけた。「ぜ…全身に、全身にね…あの男たちが染み付いたの…洗っても、洗っても落ちない…」シャンプーの香りが漂っていたのは分かっていたが、俺には気にもならなかった。俺はこの娘を見捨てたら一生後悔する。単純にそう思った。「…そこからじゃよく聞こえない!降りてきて、話
    さん作 [431]
  • squall 2

    その日もなんら変わりもなく、いつもと同じ夜の七時過ぎに帰り道の広い橋を渡っていた。あの日に沢田と俺は出会った。橋の上はデートスポットには程遠く、街灯もまばらにしかなく、人気は少なかった。そんな橋でも高さはあり、下には水位のない川が流れていた。そんな場所に飛び降りようと橋の手すりに危なっかしく片足をかけている人間がいた。沢田美樹その人だった。「ぉ……おい!おい!なにやってんだよ!!」「こ、こっち来
    さん作 [389]
  • squall 1

    「…く………あ…いざわ……さん!……相沢さん!」手を握られていると認識したと同時に脳天から背中に重く鈍い痛みがあるのも分かった。手を握っている人物を認識するまでに時間がかかったのは痛みのためだろう。「沢田………?」彼女が泣いている姿など初めて見た。職場ではどこのオフィスにも一人はいるお茶くみ係が、今は目を伏せ、俺が病院に担ぎ込まれた現実に恐れおののいている。「なんでこんな……自分で命投げ出すのは
    さん作 [452]
 

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