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佐倉 カオル さんの投稿された作品が33件見つかりました。
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輝?
出会いは、席替えの時でした。一番古く、ボロくなった机に椅子。新しい自分の席。いつものことだとわかっていても、ボロくなった机がまるで私みたいで、なんだか虚しくなって目をそらした。顔を伏せたまま動けなかった。まるで、金縛りにあったように。動こうとしても力が入らない。汗ばかりがダラダラと流れ堕ちるばかり。何も見えない何も聞こえない。何も見たくない何も聞きたくない。もう自分はどうしようもならないんだ。そ
佐倉 カオル さん作 [306] -
[短編]輝
ベットにごろりと横になった時、ふと目に入ったのは中学生の時のアルバムだった。何気なく開いてみると、ある写真を見つけた。全員で撮った集合写真。その中に彼を見つけた。黒ぶちメガネをかけているのに、どこかやんちゃな男の子をイメージさせる姿。どうしてだろうか、その写真からほこりくさいにおいと同時に、彼の、男の子の匂いがしたみたい。その匂いに少しドキドキしてるのは、きのなんかじゃないよね…。今でも覚えてい
佐倉 カオル さん作 [336] -
命
人間でも、動物でも、植物でも、虫だって。息をしてる。空気を吸ってる。遊びたいなぁと思う。みんなみんな、この大地の水を飲んで、この真っさらな空を眺めて、この地球で産まれたんだ。みんな同じ。人間だって、動物だって、植物だって、虫だって…命が宿ってる。たったひとつしかない、この宝物が。
カオル さん作 [337] -
邪魔者
私を邪魔する者腹の痛み容赦ない母親の怒鳴り声睡眠不足私を邪魔する者梅雨の湿気の多さこの夏の暑さ真冬の冷たさ秋のもの悲しさ私を邪魔する者思春期の胸のモヤモヤなんとなくの心の落ち込み名作劇場での修羅場肩からかけるバッグの重み私を邪魔する者私のこの甘い考え。もやしのようにへなへなな心。だから、がんばるんだ。邪魔者に負けないように。邪魔者を倒せるように。【お久しぶりです!これは私があるサイトで投稿した詩
カオル さん作 [442] -
優梨です!
みなさまお久しぶりです!しばらくこの掲示板に投稿していなかったのですが、また小説書き始めました!!少し本格的に書こうかなと、携帯小説サイト、『野いちご』で優梨。とゆう名前を使って小説を書いております!もしも少しでも興味のあるかたがいらっしゃったら、是非除いてみてください!心配してくださったかたがいたら、本当にすいませんでした!優梨は今も元気に活動中です!※管理人様、このような投稿はご迷惑かと思い
優梨 さん作 [392] -
恋しちゃったんだ
削除依頼
優梨 さん作 [351] -
オレンジ色の光
きらきらと優しい色オレンジ色の光なぜかこの光に包まれているとあったかくて、心地いい眠気にさそわれるだけど少しもの悲しさがあった過去の思いが胸の底からあふれだしてくるんだキラキラとオレンジ色に輝きながら
優梨 さん作 [333] -
心〜8〜
聞こえた真奈美の声は、いつもの自信にみちあふれた声とはうらはらに弱々しく震えていた。「…優梨ぃ…っうぅ…」「…真奈美?泣いてるの??」驚いた。あの真奈美が、泣いてるなんて。「…っうぅ…あたし…あたし…あたしっ…!」「真奈美!!と、とりあえず家行くから!!待ってて!!」私は、とにかく真奈美を抱きしめてあげたかった。クラスメートに無視される悲しさは私が一番よくわかっていたから。たとえ、私を苦しめたち
優梨 さん作 [280] -
心〜7〜
「あ〜本当真奈美マジウザいっ死ねっ!!優梨もそう思うっしょ??」「…あっ…うん…そうだね…」ホラ、やっぱり言えなかった。確かに嫌いだったけど、死ねなんて思ってないよって。言えない私は一番最低だ。今日、家に帰ったら、真奈美に電話してみよう。ちゃんと話聞いてもらおう。私には、そのくらいでしか自分の心に素直になれないから。「…ただいまぁ…」今日はお母さんが仕事で晩くなるから、電話するには絶交のチャンス
優梨 さん作 [261] -
◆若葉◆
ちょっと気取ったエナメルバックをもって町をあるくよ若葉まだまだ小さな緑の葉っぱを一生懸命はりながらあのおおきな空を憧れて少し背伸びをしてみるよだけどなんだかぎこちない君は君のままでいいんだよ強い風にふかれながらも変な顔して頑張ってる君が一番素敵で一番可愛いんだ今日も小さな葉っぱをゆらしながら 僕に手をふる君がなんだか照れ臭くて思わず顔をそらしちゃったよだけど君が変だからじゃない可愛い若葉だから
優梨 さん作 [271]