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911 さんの投稿された作品が20件見つかりました。

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  • 教授のXファイル??

    しかたないので、俺は海岸に行き、打ち捨てられていた古いボートを使って海に出てみることにした。当たってくだけろ、だ。ところが、舟は随分重く一人で運ぶのは困難だったため、波止場の峰崎を呼びにいくことにした。すると、波止場にはなにやら人だかりができている。なんなんだ?いったい。「あ!教授!見てください!この人達全員お店に来てくれるそうですよ!」人だかりの殆どは峰崎目当てにやってきた野郎共だった。「そん
    911 さん作 [445]
  • 教授のXファイル??

    「ねぇ、教授。このハチマキなんですか?」「いいから、お前は黙ってそのハチマキ巻いて、こののぼりをひらひらさせとけばいいんだよ。」「えぇ〜、暑いじゃないですか…。」「お前が来たいって言ったんだろ?」「だって、バカンスにつれてってくれるって言ったから…。」「とにかく!俺は周辺聞き込み調査に行ってくる。じゃあ頼んだぞ!」「あ、ちょっと…!待ってくださいよ〜!」サイケデリックなデザインのハチマキとのぼり
    911 さん作 [476]
  • 教授のXファイル??

    「せ、先生…。ありがとうございます!!」「というわけで、今から調査に行ってくるから、ぐっばい♪」「逃がすと思うか、働きアリ!」海の家を出ようとした俺の襟首を野々宮がつかむ。「そういったって、引き受けちまったんだからしゃーねぇだろ!」「仕方ねぇな…。」「だろ?じゃあな!」「待て!条件がある。お前は宣伝マンとして現地でウチの店の新しい顧客層を開拓してこい。ほら、これがのぼりとはちまきだ!しっかり宣伝
    911 さん作 [488]
  • 教授のXファイル?

    照りつける夏の日差し、光る地平線。いやぁ〜、夏だねぇ!夏と言えばやっぱり海。という訳で俺は今海に来ている。七月の海はまるで俺を誘っているかのように…「こら、翼!サボるな!」「…。」「返事っ!」「はいっ!!」ここは俺の友人が経営する海の家。俺は海にバカンスに来ている訳じゃなく、タダ働きをしに来ているのである。ここの店長の野々宮には学生時代にいろいろと借りを作ってしまったため、毎年大盛況するこのシー
    911 さん作 [661]
  • 教授のXファイル?

    「実は…バケモノが出たというのは…間違いなんです。」「は、はい!?」「実はですね、今度村の仕事夏祭りで、仮装大会があるんですが、村の若者2人が林の中で肩車の練習をしていたところ、木につけてあったハンモックが2人の頭上に落ちてきたんですね。それで、前が見えなくなってふらふらしているうちに道に出てしまって、そこを見られたんです。ずいぶん古いハンモックでしたから、そこかしこからほつれた糸が出ていて、そ
    911 さん作 [540]
  • 教授のXファイル?

    「どうぞお入りください。村長がお待ちです。」案内されたのは村長の家だった。客間に通された俺たちは村長と対面した。「いや、これははるばる遠くからおいでくださってありがとうございます。お茶でもどうぞ。」「いえ村長、ゆっくりお茶なんて飲んでる場合ではありません!一刻も早くてバケモノの正体を突き止めないと!」「あ、いや、それがですね…。」「どうしたんですか?」「いや、非常に申し上げにくいんですが…。」な
    911 さん作 [478]
  • 教授のXファイル?

    「昔から雪国では、雪男やビッグフットとよばれる巨大な二足歩行の怪物がよく目撃されている。俺は、これらの正体は、マンモスのように、極寒の気温に適応した進化を遂げてきた新種の類人猿、もしくは、突然変異で巨大化した類人猿の個体ではないかと見ている。武良村は寒いし、森林も多いから、人知れず進化してきた種があっても不思議じゃない。」「でも、どうして最近になって人里に降りてくるようになったんですか?」「俺が
    911 さん作 [465]
  • 教授のXファイル?

    なまはげの存在意義を否定してしまった蒲田さん。どう考えても夜道で出会って怖いと思われるのはのは、そのバケモノよりも蒲田さんである。「そう言われても私には仕事もありますし…。」「謝礼はきちんとさせていただきます!どうか!お願いします!」謝礼と仕事、天秤に乗せたら一瞬で答えがでた。「おい、峰崎!旅費は経費で落とせるんだな?」「あ、私ちょっと数学苦手なんで…。」「関係ねぇだろ!」「でも、講義はどうする
    911 さん作 [471]
  • 教授のXファイル?

    「お待たせしました!面会人、蒲田さんです。」「はじめまして、蒲田木久蔵、こうみえても54歳です。」「どうも、高見沢です。」蒲田さんはかなり訛りがきつい、おそらく、東北の方からきたのだろう。初対面で年齢をいう人も珍しいが、それよりも気を引いたのは、彼の驚異的な髪型である。前髪は崖のように垂直に逆立っていてもみあげは顎髭と繋がっている。そしてえりあしは三つ編みで、へそのあたりまで長くのびていて、先端
    911 さん作 [531]
  • 教授のXファイル?

    「教授!大変です!」ここはO大学、生物実験室。そして今ドアを開けて飛び込んできたのは、助手の峰崎である。「なんなんだ?息切らして。」「教授に面会人です!」「わざわざ走って来ることないだろ。」「いや、面会人の方は実は一時間ほど前に来てらしたんですけど、みのもんたが腎臓にいい食材の正体をあんまりじらしたものですから…。」「なにしてんだよ!早やく連れてこい!!」「はいっ!」峰崎は慌てて部屋を出て行った
    911 さん作 [734]
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