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ふく さんの投稿された作品が433件見つかりました。
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汚染 89
貴方を可愛いと思った初めてドライブをした日車の中で私の頭をずっと撫でてくれた一人車の中で手に着いた私の香りに気付いたその香りをずっと嗅ぎながら帰ったのだと言う多分私が着けているヘアコロンの香り『好きな香り』と言うから決めた貴方と過ごす時はいつもこの香りにしようそしたら私の香りを覚えてくれる貴方の香水の香り私も覚えた香水は好きではないだけど貴方だから許せる私の服に着いた貴方の香り一人でも貴方を感じ
ふく さん作 [361] -
汚染 88
『その人とはもう終わったよ』疑いはあるだけどもう聞かない貴方のその言葉を信じたい今は私だと不安そうに俯く私の頭をそっと撫でたこれでいいじゃないこれだけでせめて貴方の言葉を私にくれる優しさを信じよう隣の席にいた時はずっと気持ちを隠していたと貴方は言ったいつから私に対する想いが生まれたのだろう見上げる私の目を眺めて『今した目が好き』と言った照れ笑いをした私の『そうゆうとこも好き』と言った今日は沢山『
ふく さん作 [129] -
汚染 87
聞いてみたかったちゃんと聞いておきたかった臆病な私は捨てて耳に残したかった『一つだけ聞いてもいいですか?』そう言った後躊躇った『気になるから言えよ』と貴方が笑った溜め息を一つ着いて聞いた『私の事、好きですか?』今更何を言っているんだと言いた気な貴方の表情\r優しく微笑んで『大好きだよ』と言った欲張りになってまた聞いた貴方が前自分にない物を持っている人に惹かれると言っていたから『俺には無い寛容な心
ふく さん作 [109] -
汚染 87
取り憑かれてしまう危険な遊び昨日のドライブもそう今日は貴方が朝から出張でその間も人目を盗んで貴方とメールをした昼休みには貴方と電話もした『なるべく早く帰ってくるから』変な感じ早く会いたいいつかはバレるかもしれない掟破りだらけの恋止められない感情貴方の帰りを待ち侘びる時間廊下に出た時にたまたま貴方が帰って来たやっと会えた『おかえりなさい』『ただいま』いつもより照れ臭いやり取り誰もいなければ貴方の体
ふく さん作 [200] -
汚染 86
『家に着いたよ』と貴方からの電話遅くまで引き止めてしまったそれを詫びると貴方が『俺はもっと一緒にいたかった』と言ってくれたまたいつでも出来る同じ事務所の特権貴方はいつも仕事の愚痴を言うけど仕事に楽しみがないと前に言っていたけど今はどうだろうだから聞いた『少しは楽しみを見付けられましたか?』すぐに答えてくれた『今は事務所に来るのが楽しみだよ、毎日顔を見れるし会えるから』私も同じ『私も会えるだけで十
ふく さん作 [200] -
汚染 85
貴方としたで待ち合わせをして車に乗った誰にも見られない様に帰りはご飯を食べ家まで送ってもらった初めてのドライブ家までの時間が短く感じる何処まででも着いて行くからどうかこのまま走り続けて願いも虚しく見慣れた町並みが映る『もうすぐ着きますよ』と静かに言った私の手を貴方が握る家の近くで車を止め名残惜しそうに貴方が溜め息を着く私の為に着いた溜め息私の頭を撫でながら『またね』と寂しそうに言うから頭を貴方の
ふく さん作 [220] -
汚染 84
お昼は一緒に食べた明日は貴方が職場から公用車で帰るから家まで送るよと言ってくれたそして金曜日の夜にはまた貴方とご飯に行く次々に交わされる約束貴方と過ごす時間は増える嬉しいしそれだけで心は踊るけどもしもこの楽しい時間が消えてしまった時貴方の想いが遠くへ行ってしまった時どれだけの傷が襲いかかるのだろう出来れば毎日貴方といたい何もなく一人で帰る時は心に隙間風が吹く出来る訳ないのに例えば週に一度貴方との
ふく さん作 [146] -
汚染 83
二年前この職場に入った一番に目に着いたのは同じ部署で隣の課にいる貴方だった決してハンサムという訳でもない貴方の発しているオーラスーツの着こなし髪型何となく惹かれた飲み会でもそんなに話した事はなかった気にはなったけど接点がないその一年後貴方が別の所へ異動になったいつも目に着く所に座っていた貴方の存在が無くなった時の寂しさ結局仲良くなれる事もなく終わった時々思い出しては憧れを抱いたどうせ実らない憧れ
ふく さん作 [121] -
汚染 82
『君の目が好きだよ』そう言われたから嬉しかった貴方を見つめている私の目貴方が好きだと言う目はいつでも貴方を見ている『好きなのは目だけですか』少し意地悪を言いたくなった『そうじゃないよ』とムキになる感じが何だか可愛い分かってるそうじゃないって事また明日会えるのに電話を切るのが寂しい声を聞くと会いたくなる貴方に触れると抱きしめて欲しくなる貴方に会うと離れたくなくなるこうして私は我が儘になるどの位好き
ふく さん作 [147] -
汚染 81
貴方に貸していたDVD返してくれた袋の中にお菓子が一つ入っていた気付いたのは貴方が飲み会に行ってしまった後お礼のメールをしたそれから何度かやり取りをして次のご飯の日を決めた貴方が『早く会いたい』と言った『気になって仕方がない』と言った『声が聞きたい』と言った『抱きしめたい』と言った初めて打ち明けられたきっと私を好きになってくれている『迷惑だよね?』と聞くから『好きです』と言いたくなった『好き』と
ふく さん作 [139]