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ふく さんの投稿された作品が433件見つかりました。
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貴方への想い〜決意〜
貴方からの電話そう来ると思った出るか出ないか迷う事はない『はい』自分の弱った声に動揺した思った以上に気持ちがやられている昨日は罪悪感で眠れなかった『ごめん』謝る貴方の声も弱々しくて虚しい謝らないで欲しかったどうせなら終わりを告げられたかった諦めたいのにそんなに簡単には退けない想いがあるから突き放された方が良かったなのに私の想いを裏切るように貴方がまた『好き』だと言う嬉しかったはずの言葉が今の私に
ふく さん作 [146] -
君への想い〜未練〜
朝目覚めて君からの謝罪のメールを見て胸がざわついた鈍い痛み君への想いが君の重荷になっている隣で寝ている奥さんに気付かれないように体を起こし君に何を返そうか迷った今何を言っても何も伝わらないような気がした君に深い傷を負わせたような気がして君の悲しそうな表情を想像して頭が上手く働かない言い訳がましい言葉は望んでいないだけどどう言えばいいのか分からないまま外へ出て手帳に残していた君の電話番号へ着信した
ふく さん作 [150] -
貴方への想い〜涙腺〜
『迷惑も考えずこちらの一方的な感情で誤解を招くような言動を取ってしまい、大変申し訳なく思っています。』夜中12時過ぎに貴方が見るか奥さんが見るか分からない携帯へ送信した貴方をかばうように自分を犠牲にした私の一方的な感情貴方の迷惑嘘を二つ並べたそれが悲しくて辛かっただけどこうするしかなかった私なりに懸命に考え出した結論返信するかも迷っただけど無視をすれば貴方の誤解は解けない少しでも貴方も奥さんも楽
ふく さん作 [153] -
貴方への想い〜重荷〜
休日の朝貴方からのメールが届いた気付いたのは昼過ぎいつものように返信しようとしたとき手が止まった一瞬嫌な予感がした脳裏を過ぎるもう一人の存在そのとき引けば良かった『大丈夫』当たり障りのない内容貴方しか見ない少しの余裕でボタンを押した20分後携帯が鳴ったディスプレイに出る貴方の名前開いた途端頭が真っ白になった『旦那に連絡しないで』奥さんからのメール画面を閉じる事を忘れ瞬きを忘れ何度も頭の中で読んだ
ふく さん作 [148] -
君への想い〜最低〜
『もうやめてね』携帯を突き返された悲しみというよりも怒りに満ちた表情で僕を見ている君に何か送信していたすぐに消去されていて内容は分からない君のメモリーが携帯から消えていた君にどんなメッセージが届いたのだろう分かる事は良い内容ではないという事だけ君は今どんな想いで携帯を見ているのだろう何を思いながら読んでいるのだろう君は今どんな顔をしているのだろう君は…こんな状況になっても君が気になる番号もアドレ
ふく さん作 [168] -
君への想い〜偽り〜
こうなる事は分かっていた家に帰っても君の事が気になり奥さんの目を盗んでメールをした側に存在している人よりも手の届かない場所にいる君の事ばかりが頭を占める君のメールを待ち出来る限り君と繋がっていたかったさすがに無理があった携帯はロックをかけ自分からのメールも君からのメールも読んだらすぐに削除したそれでも甘かった休みの日朝起きて一番に君にメールをする返事があったのは昼近くたまたま携帯から離れ近くには
ふく さん作 [167] -
貴方への想い〜約束〜
二人きりで会うつもりはなかったやってはいけないことだとそうすれば我慢の限界が来て私の中で守ろうとしていた冷静さが消えてしまうとそう思った考えてみればもう冷静さなどないのかもしれない貴方に想いを告げた時からそんなものは捨てていたのかもしれない貴方に言われて嬉しかった『会おう』と言ってくれたから私からは言ってはいけない言葉だと思っていたから貴方との約束それだけで生きて行ける縮まる距離に抑え切れない想
ふく さん作 [165] -
君への想い〜再会〜
君に出会って君を好きになって生きることの楽しさを知ったただもう一度君に会いたい会いたくて仕方がない電話で話してもメールをしていても十分過ぎる程幸せだけど好きになればなる程欲張りになる電波を通してではなくこの耳で生の君の声が聞きたい表情までは伝わらないからこの目で君の顔が見たいこの指で君に触れたい気持ちを抑え切れず君と二人で会う約束をした二人だけで会うことに少し戸惑いながらも承諾をしてくれた君に会
ふく さん作 [154] -
寝息
いつもの世間話笑い合ったり時に真剣な話をしたり受話器から聞こえるあなたの声で安心する目を閉じて声を聞けばあなたが隣に居る気がして嬉しくなる長い沈黙も好き次に何を話そうか考えてる自分も好きたまに聞こえてくる欠伸も耳を澄ませば聞こえるあなたを包む周りの音も全部好き眠たそうな声に『もう切ろうか』と言うとあなたはいつも『大丈夫』と言って一生懸命話を聞いてくれるもう話すこともなくなってきたのにただあなたの
ふく さん作 [215] -
貴方への想い〜臆病〜
恋愛に自信は無いなのにこんなに大胆になれたのは何故だろうもしかしたらこの先に明るい光になんて見えないからかもしれないだから今を懸命に生きたい今の恋に懸命に走りたい『好き』を簡単に言えてしまう『会いたい』を簡単に言えてしまういつ切られても構わない誰に反対されても構わない貴方に向けられたこの私の努力を誰が認めてくれるだろう報われる日がいつか来るのだろうか当たっても砕けることは目に見えているだからこそ
ふく さん作 [133]