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ふく さんの投稿された作品が433件見つかりました。

 
  • 汚染 157

    貴方が私の腕を触りながら『この肌が好き』だと言った『白くてスベスベで好き』だと言って撫でる何年か先この私の肌も変わって行く悲しくもシミなんか出来てシワも増えるのだろうもしもまだその時に貴方が隣にいてその肌を触った時今と同じ様に私を愛していてくれるのだろうかそれでも『この肌が好き』だと言って触れてくれるのだろうかきっと何年か先には私の隣には貴方はいないそう思うとそんな事なんて考えても無駄だと感じる
    ふく さん作 [106]
  • 汚染 156

    私は浅はかだそして貴方も職場で着替えを済ませて鏡の前で気付いた制服でも隠せない首元の二つのキスマーク赤面した恥ずかしさと貴方への僅かな怒り髪でも隠せないこの歳にもなってこんな所にキスマークを付けられるなんて地下に貴方を呼び出して聞いてみた怒りはしないでもせめて見えない所に付けてくれたら『これ、恥ずかしいんだけど。何でこんな所に付けたの』私も気付かなかったのだから貴方を咎めたりはしない『彼氏だから
    ふく さん作 [126]
  • 汚染 155

    貴方の腕枕を外して手を握ったいつまでもこうしていたい貴方の寝息を聴きながら思った一つの体になってしまえたらそうすれば貴方と離れる事もないこうして体を重ねていつしか貴方と私は一つになる貴方の目で私を見て私の耳で貴方の声を聴くそんな事を考えながら眠りに就いたそう言えば『おやすみ』を言っていなかったそれだけが悔いだった次の日の朝『おはよう』とキスをして貴方を起こした眠たそうに私の体を抱き寄せて『おはよ
    ふく さん作 [122]
  • 汚染 154

    幸せの形は人それぞれだけど今の私はこうして貴方の肌に触れている瞬間が一番幸せこの時だけは私だけの貴方だと感じる事が出来るからねぇ知ってた?貴方とキスをする時貴方に抱き締められる時貴方と体を重ねる時私は一度も目を閉じた事はないんだよ貴方は目を閉じているからそんな事に気付いていないのだろう何故だか分かる?私は貴方に出会ってからずっと怖かった一度は未来を忘れたでも日を増す毎に貴方の想いを知る毎に現実を
    ふく さん作 [100]
  • 汚染 153

    久々に貴方から聞いた『朝まで一緒にいて』という台詞映画を観てご飯を食べて遅い時間になっただけど貴方の奥さんから電話があった日を境に一緒に食事に行っても貴方は早く帰る様になったし貴方は気付かれない様にしているつもりでも時計を気にしている仕草が目についただから諦めていたもう二度と二人で朝を迎える事などないのだろうとこの日食事中に私は何度も時計を見た終電の時間が近付くでも貴方は気にする風でもなかっただ
    ふく さん作 [104]
  • 汚染 152

    週末の休み貴方がいつも付けている香水を見付けた香水を付けるのは嫌いだけど貴方を感じたい一心で少量を左手首に付けてみた鼻に押し当てる手首から貴方の香りがする不思議な感じがした同時にたまらなく貴方に会いたくなった寂しさをどうにか紛らわせる為にこうしたのに結局はもっと貴方に会いたくて寂しさは増すばかり何度も嗅いだまるで中毒にでもなったかの様にだけど気付いた何処か違うのは貴方からの香りではないから貴方か
    ふく さん作 [134]
  • 汚染 151

    いくら求めても満ち足りる事はないだからこうして貴方といる職場から車で帰るから送るよと言ってくれた日貴方と一緒に行った家の近くの公園に行った少し前一人で泣いていたこの場所また貴方と来れる日が来るとは思わなかったやっぱり貴方とがいい見える景色もこんなに綺麗に映る少しは消えたはずだった傷が甦る『あの電話があった日に此処に一人で来た』そう貴方に告げた貴方はただ黙って頷いて私の頭に手を乗せた『一人で泣いて
    ふく さん作 [253]
  • 汚染 150

    何もない週末何度携帯を見ても一緒なのにただ早くこの週末が終わってくれる事を祈るだけ貴方を待つ間私の心は貴方で埋め尽くされる日曜の夕方携帯が鳴った貴方の名前がディスプレイに映るすぐに出たかったけど一瞬恐怖が過ぎった一週間前この電話を取った時の事を思い出した貴方ではなく奥さんからの電話またそうであったらと思い躊躇した結局着信が止まったトラウマになっている違う事を願いかけ直した息を飲んで貴方が出てくれ
    ふく さん作 [142]
  • 汚染 149

    あれからはちゃんと笑える様になった貴方の前でもちゃんと二人でご飯に行く事は辞められなかっただけど帰る時間は早くなった帰りのメールも控えた明らかに減ったお互いのやり取りそれはもう仕方がない寂しがったってこうするしかないのだから週末ももう連絡は辞めようと決めたそれは私が言い出した事貴方からは言いづらいだろうと思ったし本当はそう言いたいのを堪えている様な気がしたからだって私がそう言った時の貴方の安心し
    ふく さん作 [126]
  • 汚染 148

    帰り際貴方を引き止めた『少しだけ話して帰ろう』と缶コーヒーを一つだけ買っていつもとは違う公園に座った『雨降りそうだね』そう言って見上げる空は厚い雲で覆われていた呼び止めたのは何か話があったからじゃないこうして貴方といられるのも隣に座れるのも片手で数え切れる程度しか残されていない様な気がして本当の終わりが近付いている様な気がしたから何となく元気がない貴方が悲しかった『付き合ってもらってごめんね、十
    ふく さん作 [106]
 
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